名俳優&完璧な脚本を誇る「スリーデイズ」SBS水木ドラマのヒットを続けられるのか?

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SBS新水木ドラマ「スリーデイズ~愛と正義~」(脚本:キム・ウニ、演出:シン・ギョンス)は、昨年からヒットを続けてきたSBS水木ドラマの神話を続けられるのだろうか。

SBSは2013年、「その冬、風が吹く」から「君の声が聞こえる」「主君の太陽」「王冠を被ろうとする者、その重さに耐えろ-相続者たち」「星から来たあなた」まで水木ドラマの高視聴率を記録してきた。特に最近放送中の「星から来たあなた」の場合、第18話で視聴率27.4%(ニールセン・コリア、全国基準)を記録し自己最高視聴率を更新し、2014年のヒット作となった。

「星から来たあなた」の後番組である「スリーデイズ~愛と正義~」は、3発の銃声と共に失踪した大統領を守ろうとする警護員の活躍を描いたミステリーサスペンスドラマである。SBSドラマ「サイン」と「ファントム」をヒットさせたキム・ウニ脚本家と、「根の深い木~世宗(セジョン)大王の誓い~」を手がけたシン・ギョンス監督などがタッグを組んだ。前作が甘いラブストーリーを描いたドラマだったなら、「スリーデイズ~愛と正義~」はアメリカのドラマ「24 -TWENTY FOUR」に劣らないミステリーサスペンスというジャンルに近いドラマである。そのため、「スリーデイズ~愛と正義~」がこのようなジャンルでヒットを続けられるのか、注目が集まっている。

26日午後2時、ソウル江南(カンナム)区論硯洞(ノンヒョンドン)インペリアルパレスホテルで開かれた「スリーデイズ~愛と正義~」の制作発表会で、俳優たちが考える「スリーデイズ~愛と正義~」の強みを聞いてみた。

ソン・ヒョンジュをはじめとする俳優らは、キム・ウニ脚本家の安定した台本を強みとして選んだ。まずJYJのユチョンは、「去年の夏に台本を頂いたんですが、台本を読んですぐこのドラマには出演したいと思った。一度も台本に疑問を抱いたことがない。理解できないところがあっても、それにはきっと訳があるはずなので、理解できるまで読むようになる。そんな信頼がある」と強い信頼を示した。

ソン・ヒョンジュも「キム・ウニ先生の作品は初めてですが、台本自体が緻密で線が太い。そこまで考えたのかと思うほどである。過去と現在を行き来する場合もあるので、僕も迷っていた。そういった点でとても繊細でデリケートな方だと思う」と明かした。

抜群の演技力を持つ俳優たちが出演するという点も「スリーデイズ~愛と正義~」に期待を寄せるポイントだと言える。特に「2012 SBS演技大賞」で大賞を受賞したソン・ヒョンジュに対して後輩俳優たちは絶大な信頼を寄せている。

ユン・ジェムンは「この作品への出演を決めたきっかけはソン・ヒョンジュ先輩だ。ソン・ヒョンジュ先輩と映画やドラマで共演したことがない。僕が本当に尊敬している方で、実際と勘違いするほど演技が上手な方だ。それで、お会いしたいという気持ちで出演を決めた」と明かした。

チャン・ヒョンソンも「ソン・ヒョンジュ先輩とぜひ共演したいと思っていた。本当に見習いたい俳優であり先輩だが、一度も共演したことがなかった。そのため僕は出演しなければならなかった。良いチャンスだと思い出演を決めた」と語った。

これに対してソン・ヒョンジュは、「僕もユチョンさんをはじめユン・ジェムン、アン・ギルガン、チャン・ヒョンソン、パク・ハソン、ソ・イヒョンさんまで、共演してみたかった。特にユン・ジェムンさんはテレビドラマで見たことがあるが、一度会ってみたいと思っていた」と語った。

特に彼は、肩の負傷にもかかわらず撮影を強行しているユチョンを絶賛した。ソン・ヒョンジュは「痛いはずなのに痛がる気配を見せなかった。それで、長く活動していける俳優だなと思った。ユチョンと同年代の俳優は沢山いるが、ユチョンの元気な姿をよく見た。元気ということには様々な意味があるが、その中には約束もある。彼は何よりも約束を守る。そんなユチョンは必ず長く活動できる俳優になれると思う」と語った。

「スリーデイズ~愛と正義~」は「星から来たあなた」の後番組として、3月5日夜10時に韓国で放送をスタートさせる。

記者 : チョン・ヒョンジン、写真 : ユ・ジニョン