【映画初主演 Vol.1】「ファイ」ヨ・ジング“初めてのアクション、自分で見てもドキドキしてカッコイイ”

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これで自分の映画が出来た!

生まれて初めて「これは自分の映画だ」と言える作品に出会えた人たちがいる。子役の衣を脱ぎ成人俳優へのエリートコースを進んでいるヨ・ジング、音楽からスクリーンへと舞台を移したMBLAQのイ・ジュン、ソ・イングク、2PMのテギョンがその主人公だ。期待と懸念、関心と心配が集中している彼らに会った。今年の下半期、スクリーンで羽ばたく彼らの真価が気になる。

「ファイ 悪魔に育てられた少年」ヨ・ジング

監督
チャン・ジュンファン

ジャンル/韓国での公開日
アクションサスペンス/10月9日

Movie
5人の犯罪者の父親を持つ少年ファイと彼の人生を根こそぎ変えてしまった犯罪集団の残酷なリーダーソクテを中心に、一発の銃声で何もかもが変わってしまった人々の対立や復讐を描いた作品。

Character
犯罪者たちに誘拐され育てられた17歳の少年ファイ。自身の出生をめぐる真実を知ってから、極限まで感情を爆発させる人物だ。少年と大人の男の間にある俳優ヨ・ジングの魅力が際立つ。

―映画に初めて出演した感想は?

ヨ・ジング:本当に感謝している。監督はもうろん、普段から尊敬していた先輩方と共演できて、非常にドキドキして緊張した。でも現場の雰囲気など色々と気を使っていただいて、楽しく撮影することができ、ファイという役に集中できた。

―キャラクターのために準備したり、努力した部分を挙げるとすれば?

ヨ・ジング:監督さんとたくさん話をした。ファイという人物は、最初は単純で純粋な感情を持っている人物だと思っていたが、台本を何度も見て研究してみると、非常に複雑で難しい人物であることが分かった。そのため、1週間に3~4回ほど監督の元を訪れ、気になることを質問した。ファイというキャラクターを作る上で、監督からたくさん助けてもらった。

―今回の作品を通じて学んだことは?

ヨ・ジング:愛嬌もなく無愛想な性格なので、劇中のお父さんたちや監督に質問するのも難しく思えた(笑) 話もできないまま撮影を始めるのではないかと心配していたが、現場に来てお父さんたちや監督の方から先に声をかけてくれた。言わなくても互いの眼差しだけでも多くのことを学んだ。

―記憶に残る特別なエピソードは?

ヨ・ジング:最後の撮影だったが、非常に強烈で濃い雰囲気の撮影だった。そのため、撮影現場の雰囲気も少し上気して何かにのめり込んでいるような不思議なものになっていた。雰囲気に流され、ぼーっとしてだるくなるというか。撮影が終わって、キム・ユンソク先輩だけではなく現場にいたスタッフまで同じような感覚だったという。みんな映画に集中している感じだったので、妙な気分がして、それが良かった。

―最も期待しているシーンは?

ヨ・ジング:たくさんのシーンがあるが、特にアクションシーンが楽しみだ。たくさんの人にきちんとしたアクションを披露するのは初めてなのでドキドキしている。もちろん、心残りもあるが、アフレコの時に少し見せてもらったが、非常にカッコよく撮ってくださったと思う(笑)

―「ファイ 悪魔に育てられた少年」は自分にとってどのような映画?

ヨ・ジング:僕にとってダイヤモンドのように貴重な経験をさせてくれた映画だ。まだ磨かれていないダイヤモンドの原石を、監督と尊敬するお父さんたち、たくさんのスタッフによって輝くダイヤモンドに変えてもらった。

―【リレー】普段から自分が思う、俳優イ・ジュンは?

ヨ・ジング:普段テレビで見る姿はカッコよく、時には面白い様々な面を持っている歌手だと思っている。そのため、今回の映画「俳優は俳優だ」を通じて見せてくれる新しい姿にもとても期待している。

記者 : チョ・ヨンギョン