フィソン、営倉処分を経て本日除隊「騒ぎを起こして申し訳ない…家族とファンを思うと心が痛かった」

OSEN |

写真=チェ・ギュハン
歌手フィソンが除隊後にしたいことについて「思い切り昼寝をしたい」と答えながら笑ってみせた。

フィソンは9日午前9時20分頃、忠清南道(チュンチョンナムド)論山市(ノンサンシ)練武邑(ヨンムウプ)陸軍訓練所の前で行われた除隊式で「本日この場に来てくれた両親と共に食事をして、映画でも観ながら休みたい」とし、「思い切り昼寝もする」と語った。

彼は除隊直前に受けた営倉(罪を犯した軍人を収容する懲罰房)処分について「僕自身が悲しかったことよりも、悲しむ家族のことを考えるとさらに心が痛かった」とし、「今日は家族と楽しい時間を送りたい」と付け加えた。

また、フィソンは今後の活動計画について「暫く旅行をしながら新曲の作業に取り掛かる予定だ。早期にアルバムをリリースできるよう、たくさんアピールしていただきたい。番組活動よりは公演を頑張りたい」と笑った。

フィソンはまた、21ヶ月で満期除隊したことについて「静かにいい形で、綺麗に除隊したかったが、最後に騒ぎを起こしてしまい申し訳ない」としながら、「僕の心の痛みよりも、悲しんだであろう家族とファンを思うと更に心が痛い。再び歌えることになるのは幸いだ。除隊日にこれだけたくさんの方々にお越し頂き感謝する」と伝えた。

フィソンはその場にいたファンに「言葉で伝えるよりも良い歌でお応えする。お待ち頂いて本当にありがたい」とし、「暫くは新曲の作業をする予定だ。いつアルバムが出るか分からないが、たくさん応援して頂きたい」と語った。

調教として服務してきたフィソンは、この日逞しい軍人の姿で現場に登場し、ファンの歓声を浴びながら明るい笑顔で応えた。

現場に集まったファンたちは、フィソンの登場に大きな歓声をあげ、お花と「待っています」と書かれたプラカードなどを手に、フィソンの軍除隊を祝福した。

これに先立ちフィソンは2011年11月7日に現役入隊し、論山陸軍訓練所で21ヶ月間調教として服務した。本来フィソンの除隊日は6日だったが、携帯電話の無断持ち込みを理由に3日間の営倉処分を受け、除隊日が遅れることになった。

フィソンはプロポフォール違法投薬疑惑を受け、4月と5月に軍検察により2回にわたって召喚調査を受けており、10日に軍検察から嫌疑なしの処分を受けた。

記者 : ファン・ミヒョン