「モンスター」本日(2日)最終回…BEAST ヨン・ジュンヒョンのふんわりした魅力を再発見

OSEN |

ふんわりしたミュージックドラマ、tvN「モンスター~私だけのラブスター~」が終了する。「モンスター~私だけのラブスター~」では多くのスターたちが話題を集めたが、主演のBEAST ヨン・ジュンヒョンもやはり再発見されたスターの一人だ。

ヨン・ジュンヒョンは、ミュージックドラマというコンセプトに打ってつけの、“ぴったりな”主演俳優だった。表現することが苦手なスーパースターユン・ソルチャン役を熱演し、はまり役であったという評価が主である。

ヨン・ジュンヒョンはグループBEASTでラッパーとして活躍し、ステージの上ではカリスマ性溢れる姿を主に披露してきた。シンガソングライターとして、BEASTのアルバムの収録曲を自ら手がけ、音楽的な能力を示してきた彼だ。そのようなヨン・ジュンヒョンが「モンスター~私だけのラブスター~」で色んなジャンルの音楽性を見せ、ファンたちを始めとした大衆たちに強くアピールしたのだ。

彼は劇中ピアノ、ギター、DJプレイなどを披露し、多彩な姿を見せた。シンガソングライター、作曲家としての能力があるがままに示された形だ。

これに、ホダン(いつもしっかりしているが、たまに間の抜けていること)なユン・ソルチャンのキャラクターが加えられ、愛らしい魅力を倍増させた。“野獣ドル”BEASTのヨン・ジュンヒョンが、スイートな学校の先輩に変身する瞬間である。実はヨン・ジュンヒョンは、演技を専門的に習ったわけではない。高校時代演劇部で習ったのがすべてであるヨン・ジュンヒョンは、「モンスター~私だけのラブスター~」で表現するのは苦手だが言いたいことは言うユン・ソルチャン役を完璧に演じきった。専門課程を経ていない生の演技力とうまく噛み合っていたとも言える。

それだけでなく、ユン・ソルチャンがドラマにおいて有名アイドルグループに属する人物であるだけに、ヨン・ジュンヒョンと重なって見える部分も大きな役割を果たした。「モンスター~私だけのラブスター~」ならではのハイティーンロマンスが、ヨン・ジュンヒョンの10代のキャラクターにうまく溶けこんだ部分である。

ヨン・ジュンヒョンは「モンスター~私だけのラブスター~」で新しい魅力をアピールしただけに、伴って得たものもある。10代~20代がほとんどだったファン層が、30~40代に広まったのだ。

これにヨン・ジュンヒョンの所属事務所CUBEエンターテインメントの関係者はOSENに「コンサートで30~40代の女性ファンがだいぶ増えたことを確認した。学園ものへの思い出が、ヨン・ジュンヒョンのファン層の年代を広げたと思う。また、ラップしかできないと思っていたヨン・ジュンヒョンの様々な音楽性に接したファンたちも少なくない」と説明した。

傷ついた10代の若者たちが音楽を通じて癒しあい成長する内容を描く全12話のミュージックドラマ「モンスター~私だけのラブスター~」は、韓国で2日の午後9時50分より最終回が放送される。

記者 : ファン・ミヒョン