チェ・ジニョク&イ・ジョンソク、幅広い年齢層を惹きつけた“シンドローム”の理由は?

OSEN |

最近お茶の間に“シンドローム”を巻き起こした若手男性俳優としてチェ・ジニョクとイ・ジョンソクが挙げられる。彼らの共通点は10代からお姉さんファンまで、全年齢層の女心をくすぐっている点にある。

チェ・ジニョクはキャラクターが功を奏したケースだ。25日に放送を終了したファンタジーフュージョン時代劇「九家の書」は、チェ・ジニョクという若手俳優を輩出したが、彼は劇中で半人半獣のイ・スンギの父ウォルリョンという魅力的なキャラクターで、視聴者の脳裏に強い印象を残した。

ウォルリョンというキャラクターは、純粋で永遠に愛しながらもダークフォースを発散するセクシーな姿で正反対の魅力を醸しだした。ドラマの関係者は「ウォルリョンというキャラクターは女性が好きになりそうなキャラクターだ。映画『銀杏のベッド』のシン・ヒョンジュンを思い起こさせるが、当時シン・ヒョンジュンはその作品で一躍スターとなった。当時、若い観客から中年層まで女性たちの圧倒的な支持を受けた」と伝えた。

SBS「シークレット・ガーデン」KBS 2TV「ゆれながら咲く花」に続きSBS「君の声が聞こえる」でもう一度視聴率安打を飛ばしたイ・ジョンソクは、放送界と映画業界が注目している新人の一人だ。特に、このドラマでは相手の心を読み取る超能力を持つ少年パク・スハ役を演じ、大きな反響を得ている。

イ・ジョンソクもパク・スハのキャラクターを通じ、初恋のイメージと、男の中の男という正反対の姿を同時に表した。幼いイメージが強かった彼が、イ・ボヨンと共演しながら真剣なロマンスの雰囲気も十分に表せるということを証明した。これによって、イ・ジョンソクは30代以上の女性視聴者に自身をアピールした。

イ・ジョンソク側の関係者は、「ファンクラブの会員を見れば、若い学生からお姉さんファンまで年齢帯が様々だ。普通スターのファンは、ある一定の年齢層に集中されていることが多いが、イ・ジョンソクの場合は正確な割合は出せないが、様々な年齢に分布していることだけは分かる」と話した。

二人ともお茶の間では一つの実験劇とも言えるファンタジージャンルで魅力をアピールしたという共通点もある。それだけ、女性たちのファンタジーを満たしたという意味にもなる。

記者 : チェ・ナヨン