Leessang キル“甲の横暴”議論を解明「公人という理由で欲張りに仕立てられ…」(全文)

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写真=TVレポート DB
グループLeessang(キル、ケリ)が建物の賃借人に契約解除を通告したことを巡り、「甲の横暴」の疑惑が起きた。これを受け、メンバーのキルが自ら解明の文章を掲載し、立場を明かした。

21日の午後、キルは「こんにちは。Leessangです。正直な話をしようとこのように文章を書きます」で始まる長文の書き込みをTwitterに掲載した。キルは2012年5月、ケリと共同名義で60坪の建物を購入したことから事件の過程を具体的に説明した。

賃借人の主張とは異なり、むしろLeessangが被害を被ったという立場だ。保証金を除いて3億ウォン(約2800万円)というお金を要求し、芸能人という身分を悪用しイメージを失墜させるという言及があったと言った。

Leessangは数回賃借人と協議を試みたが、対話が成立せず、結局昨年12月に訴状を提出することになった経緯を明かした。結局、賃借人が無償賃貸と保証金を除く1億3千万ウォン(約1300万円)をもらい、2013年3月付けで賃貸を修了することに合意したと伝えた。しかし、賃借人は再び立場を覆し、Leessangを困らせたと解明した。

キルは「15年間一生懸命に働いて建物を初めて購入したのに、このような状況が発生し、僕たちも心が痛いです。記事の内容のように、僕たちが建物の貸主として少しでも横暴があったとしたら、なぜ賃借人は裁判所でそのようなことを言わなかったのでしょうか」と聞き返した。現在、賃借人は裁判所の判決に従わず、和解勧告異議申立てで裁判中であると付け加えた。

また、「虚偽事実流布と名誉毀損で法廷対応することは、僕たちは考えてもいません。最初の記事の内容が、僕たちの話は聞きもせず、公人であることを理由に僕たちを欲張りに仕立てながら、いきなり起きるすべての状況…残念である限りです」とし、「僕たちがこのように書き込みを掲載するのは、是々非々を判断しようというのではなく、間違って知られた部分があるため、正確な事実を知らせるためにこの文章を書き込みます」と文章を終えた。

また、20日土地正義市民連帯の公式ホームページにはキルとケリの共同名義になっている、ソウル江南(カンナム)区新沙洞(シンサドン)カロスキルの裏面、セロスキルに位置する地下1階、地上3階建ての建物でホルモン店を運営していたソ氏が商家建物賃貸借保護法2条違憲法律審判提請申請書をソウル中央地方裁判所に提出した経緯が掲載された。

土地正義市民連帯側はキルとケリが昨年9月、該当建物を購入したが、2010年10月から建物の1階でホルモンの店を営んでいたソ氏に一方的に契約を解除したと伝えた。現行法律上問題はないが、甲(賃貸主)の立場から一方的に賃借人を追い出したと主張した。

以下はキルが掲載した解明文の全文である。

こんにちは。Leessangです。率直な話を伝えようと、このように文章を書きます。

始まりは今朝、ある媒体の記者が事務所に電話をかけ、建物の賃借人との裁判があるか事実を確認したいという内容であったため、担当者と弁護士に会ってもらうことにし、6時に会うことにしました。

しかし、昼間もう一度電話が来て、5分後に記事を書きたいと話し、僕たちの話は聞きもせず、記事を書きました。僕たちの話を聞いてから書いても遅くはなかっただろうに、とても悲しいです。

話はこうです。

昨年、2012年5月、Leessangは二人の共同名義で60坪の建物を購入することになりました。

36億ウォン(約3億円)という借金が出来ましたが、さらに大きな夢のために無謀に挑戦することになりました。

記事と事実が異なります。

昨年5月に僕たちの建物になり、8月に入居することになりました。その過程で6月ごろ、賃借人のうち一人がいきなり連絡もなく家に来ては、一人でいた母に建物から出ていくことは絶対に出来ないと話し、急な訪問に母は非常に驚き、僕たちもとても驚きました。そのため、直接前に出ることに戸惑いを感じました。

その後、代理人を通じて賃貸契約が満了すれば、これ以上延長契約をしないと話し、賃借人の方に道義的補償をするために合意点を見つけていたとき、賃借人は保証金を除いて3億ウォンという金額を要求し、僕たちの代理人はそれは無理があるのではないかと話しましたが、賃借人は僕たちのイメージを失墜させるようにプラカードでもかけないと…と話し、営業を続ける。絶対出て行かないと話しました。

このように感情的な状況で、僕たちがどうして会うことが出来るでしょうか…!

そして、賃貸人の同意もなく、建物を改造し、店の隣にあるテイクアウトコーヒー店をホルモン店に改造し、テーブルを増やしました。僕たちは営業の邪魔になると思い、1年間駐車すら気ままに出来ずに、車を動かしてと言われれば他のところに駐車し、駐車違反の切符まで切られても、一度も不満を表したことがありません。

そして、僕たちのオフィスが4階にあるので、そこによくいましたし、あの方が1年間僕たちに会おうとしたらいくらでも会うことが出来ました。

あまりにも胸が痛く、もどかしい気持ちから僕たちは心を開き、手紙を送ったりもしました。

最初から賃借人が円満な対話を望んでいたなら、プラカードを掛けるとは言わなかったでしょう。その後も弁護士と代理人は協議するために引き続き努力しましたが、賃借人は前の家主から5年間の賃貸を口頭で保証されたという主張だけ繰り返しています。

そして5年間営業させて欲しいと話しました。また、口頭契約に言及しました。

僕たちは契約書上の契約が終わる時点でこのような要求に応じることは出来ないと話しました。僕たちは前の家主との口頭契約に関する内容は理解できませんでした。しかし、賃借人の気持ちが分かったため、12月になって保証金を除いて1億ウォンに3ヶ月無償賃貸をすればとどうかと聞きました。しかし、賃借人はこれを受け入れませんでした。

結局、これ以上対話が出来ないと判断し、12月に訴状を提出することになりました。その後、賃借人から先に連絡があり、無償賃貸と保証金を除く1億5千万ウォンを要求し、結局、無償賃貸と保証金を除く1億3千万ウォンを受け取り、2013年3月に出ていくことで合意しました。

しかし、賃借人は何を考えたのか、再び話を変え、その後も協議事項が空回りし、結局は訴訟を行わなければならない状況になりました。

4月3日に弁論期日が開かれ、僕たちは判決よりは円満な解決を望んだため、裁判部に調停期日を申請し、4月25日に調停期日が開かれました。

その後、裁判部は6月末まで保証金を除き、6月に引越しをする条件で保証金を除く1億1千万ウォン(約1000万円)という金額を渡す和解勧告決定を下しました。しかし、それも賃借人は受け入れませんでした。僕たちは今の場所で賃借人がやっている同業種であるホルモン店をするつもりがなく、賃借人に何回もその事実を知らせました。

15年間一生懸命働き、建物を始めて購入したのに、このような状況が発生し、僕たちも心が痛いです。記事の内容のように、僕たちが建物の貸主として少しでも横暴があったとしたら、なぜ賃借人は裁判所でそのようなことを言わなかったのでしょうか…。

その後、賃借人は裁判官の裁判内容を再び受け入れず、和解勧告異議申立てをし、現在、裁判が行われています。しかし、このような状況でも弁護士と代理人を通じて引き続き円満に解決しようとしましたが、出来ませんでした。

賃貸借保護法に関して色々な話があります。あの方は賃貸借保護法が適用されない方ですが、では僕たちはどうしたらいいでしょうか?すでに契約が2012年10月に満了しましたが、引き続き営業をしています。

あの方が最初に話したように、僕たちは欲張りの変な人になってしまいました。しかし、虚偽事実流布と名誉毀損で法廷対応することは、僕たちは考えてもいません。

最初の記事の内容が、僕たちの話は聞きもせず、公人であることを理由に僕たちを欲張りに仕立てながら、いきなり起きるすべての状況…。残念である限りです。

僕たちがこのように書き込みを掲載するのは、是々非々を判断しようというのではなく、間違って知られた部分があるため、正確な事実を知らせるためにこの文章を書き込みます。

記者 : キム・イェナ