実話に基づいた様々な作品が韓国の劇場街を沸かせている。

SBS「スターキング」に出演した“高校生パバロッティ”キム・ホジュン君と金泉(キムチョン)芸術高校のソ・スヨン先生の実際のストーリーをモチーフにした映画「パパロッティ」(監督：ユン・ジョンチャン、制作：KMカルチャー)は、それぞれの世代を代表する俳優ハン・ソッキュ、イ・ジェフンの共演で人気を博している。特に映画公開後、金泉芸術高校のソ・スヨン先生とキム・ホジュン君の感動的なストーリーが「スターキング」を通じて改めて紹介され、観客に深い余韻を届けた。

2003年、娘に性的暴力を振るった犯人を40日間かけて捕まえた母の実話をモチーフにした映画「公正社会」(監督：イ・ジスン、制作：シネマファクトリー)は、実際の事件に対するインターネット上の一行の記事から始まった。正義の前で無気力になってしまう従来の映画とは違い、これらと真っ向勝負する母の姿を通じて観客に痛烈な快感を届けると期待されている。

最愛の妻の最後の願いを叶えるために合唱オーディションに挑戦する夫と、合唱団の愉快なミッションを描いたヒューマンコメディ映画「アンコール！！」(監督：ポール・アンドリュー・ウィリアムズ)は、実際の合唱団員で構成された「年金ズ」のハーモニーで観客の心を掴む。歌を通じて人生を楽しむ合唱団員たちの姿が、映画が届けるリアルな感動を倍増させる予定だ。

このように実話を題材にした多彩なストーリーで感動を届け、引き続きヒットが続いている「パパロッティ」を始め、「公正社会」「アンコール！！」まで、それぞれ異なる題材や魅力を届ける作品の公開ラッシュが春の劇場街を沸かせると予想されている。