2013年の韓国映画界、ソル・ギョング&ソン・ガンホ&キム・ユンソクが華麗に帰還

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写真提供=NEW CJエンターテインメント、ロッテーエンターテインメント
韓国映画界にソル&ソン&キムが帰還する。

ソル・ギョング、ソン・ガンホ、そしてキム・ユンソクは、若い映画俳優たちの憧れの対象であり、映画界をさらに豊かにした名俳優たちだ。彼らは昨年活気に溢れていた韓国映画界に、各自の作品を持って帰還している。

最も早くカムバックしたのは昨年の年末に公開された「ザ・タワー 超高層ビル大火災」のソル・ギョングだ。韓国内のパニック映画の歴史を新たに描いたこの作品は、CGの技術力で好評を受けた。同時にパニック映画のセオリーに則った予測可能なストーリ展開は多少ありきたりだったという評価も受けた。しかし、明らかな娯楽映画の中でも、ソル・ギョングの存在は輝いていた。彼の存在だけで、映画の重みが増した。

実際、ソル・ギョングが演じた消防官カン・ヨンギも、パニック映画のセオリーに忠実な人物だ。組織の中で目立ち、信任を得るキャラクターは、他人のために自分を犠牲する自己犠牲精神で、英雄の要素を完璧に備えている。彼をめぐる家族と関連したドラマは、涙腺を刺激するのに十分だ。ありきたりなキャラクターでも哀愁が漂っているのは、ソル・ギョングだけの経歴があるから可能だったことかもしれない。結局「ザ・タワー 超高層ビル大火災」の中ソル・ギョングは、どのような舞台の上でも生き残る、俳優としての生命力を再び認識させた。

ソル・ギョングの活躍はここで終わりではない。彼は「ザ・スパイ シークレット・ライズ」と「監視」で新年にはより活発にスクリーンで活躍する。

二番目にカムバックするのはキム・ユンソクだ。昨年「10人の泥棒たち」を通じて大活躍したキム・ユンソクは、2月に公開される「サウスバウンド/南へ走れ」で戻ってくる。無鉄砲なチェ・ヘガプという人物演じるキム・ユンソク。シリアスなキャラクターもその反対のキャラクターも、キム・ユンソクというオーラの中で説明される彼の演技のように、新しく誕生するキャラクターへの期待も高い状態だ。キム・ユンソク流のコミカルなドラマを待ってきた観客には、何よりも大きいプレゼントになるだろう。

キム・ユンソクもまた、新年の計画はある。チャン・ジュンファン監督の復帰作で韓国の映画ファンをときめかせる「ファイ」も、彼のフィルモグラフィに追加されている。

また、ソン・ガンホの新年も比較できないほど華やかだ。昨年「凍える牙」の一作品だけに出演した彼は、ポン・ジュノ監督の初の海外進出作「スノーピアサー」で活動範囲を広げ、その後、時代劇挑戦作「観相師」で、顔を見ればその人の栄枯盛衰を予言する能力で、朝鮮時代最大の権力の争いに巻き込まれる観相学者役を演じる。さらに最近「弁護人」のキャスティング話まで伝えられている。

「スノーピアサー」が彼に及ぼした影響も、「観相師」でのソン・ガンホの様子にも期待が高まる。

ソル&ソン&キム、3人の俳優はどのようなキャラクターも各々の方式で見事に演じきる。彼らの華麗な帰還は、新年をより豊かにしてくれるだろう。

記者 : ペ・ソニョン