チャン・ドンゴン vs ソ・ジソブ vs リュ・スンボム、今秋の映画界が熱い

OSEN |

今秋の韓国の映画館では、とりわけ女性客が幸せな悲鳴をあげそうだ。韓国の有名イケメン俳優たちが出演する作品が、秋に公開を控えているからだ。

映画「危険な関係」で、当代最高のプレイボーイへと変身を試みた俳優チャン・ドンゴンをはじめ、映画「ある会社員」を通じて、派手で強烈なアクションを披露する予定の俳優ソ・ジソブ、そして映画「容疑者X 天才数学者のアリバイ」で、天才数学者への変身を図ったリュ・スンボムがその主人公だ。

まず、ホ・ジノ監督の新作「危険な関係」で、プレイボーイのシェイパンを演じたチャン・ドンゴンは、悪い男の魅力を思う存分見せる予定だ。「危険な関係」は上海の全ての女性を征服したプレイボーイシェイパンと、金と名誉、美貌までも兼ね揃えた、上海最高の女性モジエウィ(セシリア・チャン)が、静粛な未亡人のトゥパンイ(チャン・ツィイー)の愛をめぐり、危険な賭けをすることから展開される物語を描いた作品だ。

チャン・ドンゴンは映画で、女性を征服の対象としか思わないシェイパン役を演じ、今まで見せたことのないオムファタール(魔性の男)の魅力で女性客を虜にする予定だ。今月11日から韓国で公開される。

また、普通に見える会社が実は殺人請負会社だという独特な設定の「ある会社員」で、ソ・ジソブは営業2部の課長チ・ヒョンド役を演じ、強烈なアクションを披露する。

今回の映画のためにロシア特攻武術の稽古まで受けたというソ・ジソブは、平凡な人生を夢見始めてから人々の標的になるチ・ヒョンド役を通じて、彼ならではのスタイリッシュなアクションを見せてくれることと期待されている。同じく、韓国で11日に公開予定。

もう一人、演技的な変身が期待を集めている俳優は、「容疑者X 天才数学者のアリバイ」(原作:東野圭吾「容疑者Xの献身」)のリュ・スンボムだ。天才数学者が自身が密かに思いを寄せる女性のために、彼女が犯した殺人事件を隠そうと完璧なアリバイを設計し、繰り広げられる熾烈なミステリーを描いた「容疑者X 天才数学者のアリバイ」で、リュ・スンボムは天才数学者ソクゴを演じた。

特に雑に切った髪やメガネなど、今まで見せたことの無い外見と、天才数学者ソクゴの哀愁を漂わせる猫背や、口下手な話し方など、頭の天辺から足の爪先までソクゴに完璧になりきり、奥深い感情の演技を披露する予定だ。韓国で18日に公開予定。

記者 : キム・ギョンジュ