海外ではPSY、韓国ではBrown Eyed Soul ナオルが大ブレイク中!

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写真=マイデイリー DB、SANTA MUSIC
30代の力を見せてくれた二人の歌手がいる。それはPSY(サイ)とBrown Eyed Soulのナオルである。PSYは6thフルアルバムのタイトル曲「江南(カンナム)スタイル」を、ナオルは初ソロアルバムのタイトル曲「風の記憶」で韓国だけでなく、海外でもブームを巻き起こしている。

PSYは7月15日に6thフルアルバム「PSY6甲PART1」を発売して2ヶ月が経った今も大ブレイクしている。「江南スタイル」のミュージックビデオは動画共有サイトYouTubeに掲載され、52日で再生回数1億回を突破した。さらに18日には再生回数2億回を突破した。これは韓国歌手としては初めてであり、最短期間で突破した記録である。

特に19日には米国「ビルボードHot100」の63位でデビューした後、53段階も順位を上げて11位を記録した。これも韓国歌手としては初めてであり、韓国語曲としても初めてである。
さらに視線を引き付けるのはPSYの「江南スタイル」が依然としてヒットを続けているということである。「江南スタイル」は米国を越えて欧州でも人気を集めている。アジアはもちろんのこと、アフリカでも「江南スタイル」のミュージックビデオを再生したほど、世界各地で「江南スタイル」のブームが起こっている。

17日、これを証明するようにPSYは韓国歌手としては初めてMTV「2012 MTV Video Music Awards」のベスト・ビデオ部門の候補に選ばれた。彼はケイティ・ペリー、レディー・ガガ、リアーナ、M.I.Aのような世界的なポップスターと肩を並べた。

現在PSYは米国に滞在している。先立って米国NBCの昼のトーク番組「エレンの部屋」をはじめ、有名トークショー「Saturday Night Live」や「トゥデイ」などに出演して活発な活動をしているPSYは25日に帰国する予定である。

一方、韓国ではナオルが大ブレイクしている。20日午後12時、ナオルは初ソロアルバム「Principle Of My Soul」を発売した。発売初日に各種音楽配信サイトで1位を記録して“耳で楽しめる音楽”の力を見せた。

特に各種音源チャートの1位から10位までナオルの初ソロアルバムの収録曲だった。音楽配信サイトMelOnでは、ソ・イングクとApink チョン・ウンジのデュエット曲「All for You」が3位に、G-DRAGONの「CRAYON」が6位に、「Missing You」が10位にランクインしただけだった。後はすべてナオルの曲がランクインした。

初ソロアルバムを発売して2日目の21日にもナオルの曲が各種音楽配信チャートの上位にランクインしている。

これはデビューして13年ぶりに初ソロアルバムを発売したという希少価値と「最後のアルバムだと思っている」という彼の言葉通り、彼自身が全身全霊を傾けて作ったアルバムであることが相乗効果を生み出したと見られる。

またいわゆる“目で楽しめる音楽”とは異なり、“耳で楽しめる音楽”が音楽配信チャートを席巻したことから今後もヒットを続けると見られる。

タイトル曲「風の記憶」は彼自身の記憶を歌詞にした曲で、低音と高音を自由に行き来するナオルの切ない声とメロディが多くの人の心を掴んだ。今回のアルバムにはタイトル曲「風の記憶」をはじめ、ソウルというジャンルを基盤に多様なスタイルの計11曲が収録された。

中毒性のあるダンス曲で海外で大ブレイクしているPSY、音楽を通じて多くの人の心を癒すナオルのおかげで韓国の歌謡界の展望は明るい。

記者 : ナム・アヌ