2NE1‐PSY‐GD、YG3兄弟で“音楽配信王者”を バトンタッチするのか

OSEN |

人気グループBIGBANGのリーダーG-DRAGONが3年ぶりのカムバックを控えているなか、彼が同じくYGエンターテインメント(以下、YG)所属の人気ガールズグループ2NE1とPSY(サイ)が達成した“音楽配信王者”のバトンを受け継げるのかに関心が集中している。

YGは28日午後4時、YG公式ブログを通じて、G-DRAGONの新しいシングルの予告写真を公開した。写真には、カリスマの貫禄あるオーラで椅子に座っている金髪のG-DRAGONの姿が写っており、ミニアルバム名「あのXX」と9月1日のカムバック日程が公開された。

G-DRAGONは25日、カムバックシングル先公開曲「ONE OF A KIND」を公開し、彼特有の洗練されたスタイルや、自身の影響力を見せ付ける自信を表現した率直な歌詞で新鮮な衝撃を与え、韓国のファンだけでなく、実力派アンダーグラウンドラッパーたちや海外のファンからも賞賛されている。

このように、まだ本格的カムバックをしてないにも関わらず、注目されているG-DRAGONだからこそ、アルバムリリース後、音楽配信チャートで成し遂げる成果に視線が集中している。特に2NE1が先月カムバックし、音楽配信ランキング1位を獲得した後、PSYがその勢いを受け継いだ状況でのG-DRAGONのカムバックは、YGの歌謡界掌握のための後発走者として大きな意味を持っている。

2NE1は先月5日に発表した新曲「I LOVE YOU」で、これといったPR活動がない状態でも音楽配信チャート1位を獲得し、2NE1ならではの価値を証明した。現在はグローバルツアー「NEW EVOLUTION」を行っており、韓国だけでなく、“ワールドスター”として、韓流の主役となった。

2NE1のバトンを受け継いだPSYは、先月15日に発表した新曲「江南(カンナム)スタイル」で2NE1の勢いを超えただけでなく、“韓国歌手初”というタイトルとともに、目覚しい新記録を更新している。「江南スタイル」のMVは、世界最大の動画投稿サイトYouTubeで、再生数6000万回を記録、韓国の歴代MVのうち最短期間での突破記録を立て、海外のマスコミや世界的スターからオファーを受けている状態だ。28日には米国iTunesトップ100音楽配信チャートで44位を記録し、韓国歌手史上最高の成績を上げる快挙を成し遂げた。

このように大物歌手のカムバックが相次いだ今年下半期の歌謡界を“YG家同士の競争”にした2NE1とPSY。歌謡界の王者となった彼らのバトンをG-DRAGONが受け継ぎ、“YG3兄弟”のアンカーとして王者を守れるのかに関心が集中している。

記者 : キム・ギョンミン