女優キム・ハヌルがSBS週末ドラマ「紳士の品格」(脚本：キム・ウンスク、演出：シン・ウチョル、クォン・ヒョクチャン)の名シーン、名台詞はバッグミラーシーンであったと明かした。

同時間帯の視聴率1位を守り抜き、大人気の中で終了した「紳士の品格」で“愛らしいドジ女”ソ・イス役を務め、熱演したキム・ハヌルが、13日午後、TVレポートとのインタビューで率直なトークの才能を披露した。

この日、最も思いに残る名シーンや名台詞について聞くと、キム・ハヌルは「私が最も印象深かったのは、バッグミラーシーンだ。そのシーンが本当によかった。ドジンの台詞からよかった。『脚本家さんは、どうやってあんな台詞が書けるのだろう。(登場人物と)年齢が近いから、そんな台詞が書けるのかな？』と思ったほどだ。ドジンが私に思いっきり言ってやって背中を見せた時、すごく心に染みた。台詞一つ一つが、心に響いた」と答えた。

キム・ハヌルが選んだ名シーン、名台詞は、チャン・ドンゴンが自分の真心を利用したイスに裏切られたと思い「僕は、41歳だ。今ソ・イスさんの前にいるこの瞬間が、僕の一番若い日だ。今日より昨日が青春だったし、だから僕はいつも今日より昨日が情熱的で、昨日より一昨日がもっと大胆だった。そうやって僕はソ・イスさんに会うすべての瞬間に最善を尽くしてきた。だけど、先ほど大事なことに気付いた。この人、僕の心が届いていない。僕は、石を投げるように心を投げていたんだと。今まですまなかった。僕は一昨日よりは昨日が、昨日よりは今日が一番成熟しているから」と話してから背中を見せ、車のバッグミラーでイスの後姿を見つめるシーンだ。

「紳士の品格」は恋愛と別れ、成功と挫折を経験しながら40代となったイケメン中年4人組の人生を愉快に描き、視聴者から熱い反響を得た。

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