T-ARA ソヨン、騒動の中ドラマ「海雲台の恋人たち」でソロ活動スタート

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写真提供=KBS、マイデイリー DB
ガールズグループT-ARAのソヨンが、“いじめ騒動”が収束しないままソロ活動をスタートさせる。

ソヨンは、韓国で6日からスタートするKBS 2TV「海雲台(ヘウンデ)の恋人たち」を通じてT-ARAのウンジョン、ジヨン、ヒョミンらに続き、本格的に女優としての活動に入る。

ソヨンの女優デビューは、困難な道のりになりそうだ。ソヨンは、7月にメンバーのファヨンろの関係にまつわる不仲説、いじめの噂が飛び交う中、30日に所属事務所の代表がファヨンとの専属契約を解約し、一層強いバッシングを浴びている。これは、単純なガールズグループのメンバー同士の問題ではなく、いじめの社会問題として挙げられ、非難の直撃を受けている。

ドラマ出演を控えているウンジョン、ヒョミンはともに現在までドラマの降板を求められ、ボイコットの圧力まで受けている。だが、こうしたファンとインターネットユーザーの強い反発にも関わらずソヨンは、メンバーの中で一番初めにソロ活動に入る。

これに先立って「海雲台の恋人たち」のソン・ヒョヌク監督は1日、「ソヨンは、現場で明るく礼儀正しい。現場では一番下なので先輩から良く学びながら撮影している」と伝え、いじめ騒動の渦中のいるT-ARAのメンバーであるソヨンだが、降板はないことを示唆した。

ソヨンは、劇中チョ・ヨジョンの妹でフリーター世代を代表するキャラクターのイ・グァンスン役を演じる。イ・グァンスンは、前向きで粘り強い性格でありとあらゆる豊富なアルバイト経験を持つ。2ヶ月だけ我慢して働けば念願のワニ皮のバッグを買えるという思いで様々なバイトをしてきたが、姉に見つかって故郷の釜山(プサン)海雲台に連れ戻される。

劇中のキャラクターは、ソヨンの明るく元気な雰囲気を上手く活かせるような魅力的なキャラだが、ガールズグループ出身ということで懸念されるのは演技力についてだ。多くのアイドルが演技に挑戦しているが、人気とはうらはらに演技力不足のバッシングに直面している。

本格的な演技への挑戦とT-ARAのいじめ騒動というプレッシャーの中、T-ARAから一番先に始めるソロ活動でソヨンが成功を収められるのか、注目される。

ドラマ「海雲台の恋人たち」は、父の代で手放すことになったホテルを取り戻すために孤軍奮闘するヒロインと記憶を失くして新しい人生を生きる男性の物語を描いたドラマで、オール釜山(プサン)ロケで撮影される。ソヨンのほかにチョ・ヨジョン、キム・ガンウ、チョン・ソグォン、ナム・ギュリ、Davichi カン・ミンギョンらが出演する。韓国で6日から放送開始となる。

記者 : コ・ギョンミン