兵務庁「キム・ムヨル、現役入隊の可能性が高い」

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生計維持困難者に分類され、2010年第2国民役(軍免除)処分を受けたキム・ムヨルが、現役入隊する可能性が大きくなった。

兵務庁の関係者は21日、TVレポートとのインタビューで「監査院の監査結果を元にキム・ムヨルについては近く再調査が行われる予定。兵役減免処分当時の財産および収入額と調査過程で漏れていた出演料、母親の収入、財産などを考慮し、再び兵役を賦課する方針」だと伝えた。

この関係者は「現役は35歳まで入隊が可能だ。キム・ムヨルの場合は2001年3月の徴兵検査結果、現役入隊対象判定(2級)を受けているため、現役で服務する可能性が高い」と付け加えた。

「身体検査をもう一度受ける必要があるか」という質問に彼は「身体検査は関係ない。すでに受けた現役入隊対象判定(2級)になり、その後、身体的な欠陥や問題があればそれによって変わる可能性もあるが、現役で入隊する可能性が高い」と話した。

「兵務庁も職務怠慢とキム・ムヨルが主張したらどうなるか」という質問に彼は「間違った通告を正すだけだ。悔しいと思うかも知れないが、この部分が兵役賦課に影響を及ぼすことはない。当時、キム・ムヨルと関わった公務員も、監査院から注意をするようにと通知があった」と伝えた。

キム・ムヨル側は軍問題と関連し、公式の立場を表明する予定だ。

監査院の監査結果でキム・ムヨルは、2007年5月7日から2009年12月45日の間、5回にわたって、実際には受験もしくは志願していない公務員採用試験の受験や職業訓練院への在院などの理由で、入隊を延期したことが明らかになった。持続的に俳優として活動しながら、2007年5296万ウォン(約360万円)、2008年1億214万ウォン(約700万円)、2009年1億4607万ウォン(約1000万円)など、入隊延期期間中に、3億ウォン(約2070万円)もの高収入をあげていることが分かった。また、兵役を持続的に延期し、兵役法第68条で規定している「故意的な兵役義務延期」に当たると説明した。

記者 : カン・スンフン