ZE:Aのファイトプロジェクト、全国ツアーでファンの心を掴む

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写真=イ・オンヒョク

「ファイトプロジェクト」で15日釜山を訪れたZE:A

ZE:Aが「ファイトプロジェクト」のスタートを切った。全国を回りながら直接ファンに会って力を得るだけでなく、トラックに乗って韓国全国を回りながら公演した時の“初心”を思い返すためだった。悪天候による安全上の理由で、15日の釜山公演は諦めるしかなかったが、彼らは「ファイティング!」と叫びながら16日に大邱(テグ)に向かった。15日午後釜山でを叫ぶ ZE:Aに会った。


方向性を見失った時、僕を正しい方向へ導いてくれた先生に恩返しがしたかった

ZE:Aは、これに先立ち釜山の西女子高校と海雲台(ヘウンデ)女子中学校を訪ね、ファンと会った。西女子高校は、釜山で生まれ育ったドンジュンの恩師がいる学校だったという。ドンジュンは「釜山に行くことになって先生に『伺ってもいいですか』と尋ねた。その先生がいなかったら、今の僕もいないだろう。方向性を失った時期に僕を正しい方向へ導いてくれた先生だったので、少しでも恩返しがしたかった」と説明した。そこで、偶然に会った縁もあった。それは、シワンの担任の先生だ。シワンは「知らずに学校に行ったけど、先生がいらっしゃった。ビックリした」と話した。

「デビュー前にトラックコンサートをしたときは、僕たちを知る人があまりなかったですね。でも、今は多く知っていただき、愛されています。かなり呼応していただきました。もちろんプレッシャーもあります。良い姿をお見せするためにたくさん努力しました」(ヒチョル)

「釜山に早めに着いて西女子高校と海雲台女子中学校を訪れました。前は、ただイケメンの兄さんが来て、授業しなくて済むから喜んでいただけだったが、今はZE:Aだから好きなようでした。本気で好きになってくれる感じでした」(グァンヒ)


雨でコンサートはキャンセル・・・ファンミーティングで200人のファンと出会い


ZE:Aは、15日午後7時30分に釜山の広安里(クァンアルリ)海水浴場で「ファイトプロジェクト」を開始し、新曲4曲を披露する予定だった。しかし、午後から降り始めた雨で舞台装備を作動することさえできない状況だったため、残念ながらコンサートをキャンセルせざるを得なかった。しかし、ファンサービスは忘れなかった。ZE:Aは、自分たちを待っていた約200人のファンと、広安里近隣のある中華料理店で会い、挨拶をしてサイン会を行った。UCCで先行公開した“ファイティングダンス”も披露した。このファンミーティングには、日本のファンたちも参加した。

短いファンミーティングで見あたらない人物がいた。それは、リーダーのジュンヨンだった。彼は、最近ある番組の収録現場で負傷。ステージで一緒に歌は歌えるが、ダンスは不可能な状況だ。ミヌは「(ジュンヨンの)怪我は早いスピードで治っている。休息を取っているが、経過を見て活動をするか決める予定」と明らかにした。ファンミーティングを終えたヒチョルは「(ジュンヨンと)一緒にしたいのに一緒にできなくて残念だ」と打ち明けた。


2ndフルアルバム、バラードも、セクシーな楽曲もある

写真=イ・オンヒョク
2011年7月の「Watch Out」以後ちょうど1年ぶりだ。ZE:Aには、SBS「ジャングルの法則」で着実に顔を出した“バラエティアイドル”グァンヒ以外にも「太陽を抱く月」「赤道の男」に続き、「スタンバイ」に出演し“演技アイドル”に生まれ変わったシワン、「出発ドリームチーム」で“運動アイドル”として活躍するドンジュンなどがいる。三人のメンバー以外にも末っ子のヒョンシクは、ミュージカル「オオカミの誘惑」「愛の贈り物」などに出演し、ミヌは日本でユニットグループを結成するなど、個人的にも活発に活動した。

7月4日に発表する2ndフルアルバムに対してケビンは、「多様でユニークな姿をアピールしたかったが、『ZE:A』のイメージはそのまま持って行きたいと思った。バラードも、楽しい音楽も、男らしいながらセクシーな楽曲もある。『こんなに様々な曲があるんだ』と感じてほしい」と自信を示した。

空白期間中、後輩歌手も増えた。ヒョンシクは「Aileeは歌がとても上手だ。感心している」としながら「EXO-Kも素晴らしかった。好きだ」と言った。また、ZE:Aは「私たちももっと頑張らなきゃと思う。単独コンサート、1位などの目標はもちろん、今回の活動で全国民から愛されるヒット曲を作る」と抱負を語った。

ZE:Aは、16日に大邱(テグ)、17日に光州(クァンジュ)、22日に大田(テジョン)、23日に仁川(インチョン)を経て、7月3日にはソウルでミニコンサート開き、2ndアルバムのタイトル曲を公開する予定だ。

記者 : イ・オンヒョク