MYNAME「日本でK-POPを広めた先輩たちを超えたい」

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「Hwanhee boys」で注目を集めたMYNAME(コヌ、チェジン、セヨン、インス、ジュンQ)。韓国ではその名を知られ始めたばかりだが、日本では正式デビューもしていない状況でファンミーティングを行ったほどだ。7月の日本デビューを控えてミニアルバム「Hello&Goodbye」を発表したMYNAMEに会った。

彼らは、韓国ファン向けの新曲を準備しながら、日本デビューのための準備も怠らなかった。インスとセヨンがKBS 2TV「出発!ドリームグループ」でグループ名を世間に知らせている間、ジュンQとチェジンは、ブレイクダンスとラップの練習に励んだ。リーダーのコヌは、これまで磨きあげた演技力を「Hello&Goodbye」のMVで披露した。本人は、相手役のソン・ウンソと息を合わせることを一番心配したと言うが、メンバーは彼の活躍に喜んだ。


「MV撮影中、照明が4回も破裂しました…大当たりの兆しでしょう?」

どんな分野でも同じだろうが、音楽業界に第一歩を踏み出す人々も、やはり“大ヒット”を夢見る。グループと各メンバーの知名度を高め、汗を流しながら厳しく練習した時間に対する補償を受けたいのだ。2011年「Message」でデビューしたMYNAMEもそうだった。新曲「Hello&Goodbye」は、彼らが練習生の時から長い間聞いてきた楽曲。感性的な面を強調するためフィーリングを最大限に生かし、自分たちのカラーを反映させようとした。

「ダンスと歌の両方でもうちょっと感情を抑えようとしました。前は、走りっぱなしだったけど、今回は細かい部分を強調しました。そのおかげで、成長した面もあります。でも、その過程は容易ではありませんでした。一日8時間ダンスの練習をしながら、毎回違う編曲でレコーディングを何度もしました。ブレス音まで全部変えなければならなかったので、大変でした」

MYNAMEが新曲を準備する間にも多くの人々がデビューし、消え去った。仲間でありライバルでもある彼らを見ながら感じることも多かったはずだ。インスは「そんな姿を見てきたことがかなり勉強になった。多様なグループが出てきたのでさらに役立ったと思う。僕たちもただ休んでいたわけではないので自信がある。念入りに作ったし、前よりグレードアップした」と自信を示した。

「2泊3日でMVを撮ったが、キレのあるダンスシーンを撮影していたとき、照明が4回も破裂しました。ダンスをしているうちにあちこちで照明が4回も落ちて、2~3時間撮影が遅れてしまいました。ホン・フォンギ監督が『こんなことは今までなかった』と言っていました。頭の上だったので最初は怖かったけど、“大ヒットする”という俗説を信じてみることにしました」(セヨン)


7月に日本デビュー「K-POPを広めた先輩たちを越えたい!」

MYNAMEは、11日に日本、東京でイベントを開き、7月25日にデビューアルバムを発売する。日本でのアルバムのプロデュースは、倖田來未、安室奈美恵など日本の歌手とBoA、少女時代、SHINee、超新星、BEASTなどのアルバムに参加したHIROが担当した。「インタビューが終わってからも日本語の授業のために事務所へ行かなければならない」と明かしたMYNAMEは「日本語学習にたくさん時間をかけた。ファンミーティングの時にも通訳がいたけど、できるだけその方の力を借りずに自然な姿を見せようと最善を尽くした」と伝えた。

「デビューもしていないのにファンミーティングも開きました。K-POPの先輩歌手の方々のおかげだと思います。先輩たちがいなかったらK-POPが伝えられることもなかったはずだから。僕たちの目標は、もっと高く上り詰めることですね。国内の人でも、外国人でも、歌手は実力が重要ですから。それだけの姿を見せればいいのではないでしょうか」

これまで練習しながら意見の衝突があったからこそ、逆に友情が深まったと言うMYNAME。「完璧を追求する」という彼らに今後の活動計画を尋ねた。

「念入りに制作してきて、自分たちのカラーをたくさん反映しただけに、MYNAMEというグループを知っていただきたいと思います。そして、もっと欲を言えば、今からは新人ではなく、もっと高いところまで上り詰めたいです。“アイドルって皆同じだね”ではなくて“MYNAMEだけのカラーがあるね”という声が聞きたいですね。僕たちのカラーですか?“歌唱力があって、パフォーマンスが良くて、ステージでは実力のある素敵な歌手”という感じですね。ハハハ」

記者 : イ・ジョンミン、イ・オンヒョク、写真 : イ・ジョンミン