Vol.2 ― 「赤道の男」イ・ジュニョク“入隊しても残念に思うことはありません”

MYDAILY |

俳優にとって、活動の最も大きな負担となるのが入隊である。

KBS 2TV水木ドラマ「赤道の男」のイ・ジュニョクも入隊を控えている。これまで俳優として無難な演技を見せてきた彼だが、今回のように多くの人から大きな注目を集めたことはこれと言ってなかった。


俳優イ・ジュニョクにとって入隊とは?

「実は入隊のことをマスコミの前で話したくなかったんです。『赤道の男』の制作発表会でキム・ヨンチョル先輩がおっしゃって公開されてしまいましたが、予想外のことで、戸惑ってしましました(笑)」

彼がドラマ「赤道の男」を最後に入隊すると明かした時、多くの芸能関係者は口を揃えて「次回作に出演してから入隊してもいいのに」という反応を示した。彼の演技力と存在感が再評価されて注目を集めている状況で入隊するのを残念に思ったからである。

しかしイ・ジュニョクは案外平然としている。彼は「率直に言えば、残念に思うことが何なのかよく分かりません。焦る必要はないと思います。『赤道の男』が大ヒットしたから、“次回作にはリラックスして臨める”とか“俳優として成功したから大丈夫だ”と思っているようですが、僕は違います。次回作も前作のように最善を尽くすべきだと思います。次回作でうまくできなかったら、批判されるかも知れませんし。一生懸命に演技しなければならないと思います。今までそうやってきたので、これからも最善を尽くしたいと思います」


俳優イ・ジュニョクにとって演技とは?

イ・ジュニョクは2007年SBSドラマ「糟糠の妻クラブ」でデビューしてドラマ「スターの恋人」「シティーホール」「怪しい三兄弟」「シークレット・ガーデン」「シティーハンター in Seoul」などに出演し、俳優としてのキャリアを積んできた。空白期間もなく5年間活動を続けてきたが、入隊を通じて空白期間を送ることになる。入隊を控えている彼にとって演技とは何なのか聞いてみた。

「僕の人生で責任を負うことの一つだと思います。責任感を持って行動しなければならないことの一つです。僕の仕事ですし、楽しいです。僕にとって演技は良い友達でもありますが、毒にもなる存在です。僕は、見る人が楽しいと思うような演技をしたいです。僕が面白いと感じた話を誰かに聞かせて、出演料ももらいますから、責任感を持って臨むべきだと思います」

記者 : イ・ウンジ、写真 : クァク・ギョンフン