SUPER JUNIOR キボム、14歳の中学生役「僕は果たして純粋かな?」

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tvN「I LOVE イ・テリ」14歳の少年から25歳の青年になる!

“急成長”とはこういうものだ。14歳のクム・ウンドンは水泳をしているうちに、いきなり25歳の青年になった。

tvNの新月火ドラマ「I LOVE イ・テリ」は、純粋な少年だった中学1年生のクム・ウンドンが、一夜にして25歳の完璧男、ファン・ミンス(SUPER JUNIOR キボム)になり、財閥のお嬢様のイ・テリ(パク・イェジン)と100日間の恋をするファンタジーラブコメディである。映画「シンソッキブルース」のキム・ドヒョク監督が演出を、ドラマ「スタイル」の脚本家ムン・ジヨンが脚本を担当した。

「I LOVE イ・テリ」の制作発表会が開かれた21日、ソウル永登浦(ヨンドゥンポ)TIMES SQUAREのM PUBには、パク・イェジン、キボム、ヤン・ジヌ、SunnyHill ジュビなどの俳優たちとキム・ドヒョク監督が参加した。キム・ドヒョク監督は「従来は“悪い男”や“チャドニョ(冷たい都市の女)”のキャラクターが人気だったが、このドラマによって“純粋男”や“ラブリーなチャドニョ”が好まれるはず」と自信を示した。


キボム、ビンタされるシーンで負傷もした

トム・ハンクスの主演映画「ビッグ~愛は奇跡~」で、13歳のジョッシュはゾルダーという機械に“大人になりたい”と願い、30歳の大人になる。「I LOVE イ・テリ」のクム・ウンドンは、他の男性を愛する6歳年上のハ・スンシム(ジュビ)への恋を守りたいという思いから、願った後に25歳になる奇跡を経験した。ところが、不思議なことに、スンシムでなく、他の年上の女性、イ・テリ(パク・イェジン)を抱きしめた後、ウンドンの体に変化が起こった。この複雑に絡み合った関係の中でラブストーリーが描かれる。

劇中でクム・ウンドンは特別な努力もせず、筋肉質のボディを持つようになったが、実際のキボムは6週間もの間、ダイエットをしなければならなかった。「根の深い木~世宗(セジョン)大王の誓い~」で集賢殿(チッピョンジョン)の学士だったパク・ペンニョンの韓服の中に隠れていたボディはすごかった。水泳場で自身の変わったボディを見て驚くシーンで露出した逞しい腹筋は、それまでの努力を十分に証明しているが、キボムは「運動する時間が足りなくて、個人的には残念に思う」と話した。

何より、キボムは「純粋な心を持つ中学生を表現するのが大変だった」と明かした。「果たして僕に、14歳の純粋さがあるか」という疑問が湧いたのだ。キボムは実際に恋愛するときは“純粋男”であるウンドンとは違って、無口なほうだという。“悪い男”ではないけど、気遣いが下手だと率直に話した。

14歳のときのキボムは、劇中のウンドンのように早く大人になりたいという思いより、早くデビューしたい思いでいっぱいだったという。そのときの願いが叶ったからか、演技に対して人並みならぬ意欲がある。ジュビからビンタされるシーンでは、顎が外れるほどに現実的な演技に耐えて、NGもなく一度でOKサインを受けた。当時、“口が閉じられなかった”というキボムは、すぐ病院に行くしかなかった。その外にも、喧嘩するシーンの撮影中にズボンが破れてしまい、しばらく壁にくっついて立っているなど、渾身(?)の演技を披露したという。

思春期の少年の心と大人の体を持つキャラクターの演技、ファンタジーな設定が期待される「I LOVE イ・テリ」は、韓国で28日の夜11時から放送がスタートする。

記者 : イ・ヒョンジン