時代劇に挑戦するスターたち“ポストキム・スヒョン”になるのは誰?

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男性スターたちが主演を務める時代劇が次々と制作が確定され、誰が“ポストキム・スヒョン”となるのかに注目が集まっている。

イ・ミンホの所属事務所スタウスエンターテインメントは3日、イ・ミンホが今年の8月に放送が予定されているSBSドラマ「シンイ-信義-」の出演に確定したことを伝えた。「シンイ-信義-」は高麗時代の武士と現在の女性医師が出会い、民を癒す王を作り出す過程を描くドラマで、イ・ミンホはドラマで王の護衛部隊長チェ・ヨン将軍役を演じる。

イ・ミンホは今回の「シンイ-信義-」を通して初めて時代劇に挑戦し、彼を一躍スターに押し上げた「花より男子」以後、もっとも大きな演技的変身を試みることになった。特に彼は、6年ぶりにカムバックするキム・ヒソンと共演し、「シンイ-信義-」に対する期待を高めた。

今年の2月に除隊したイ・ジュンギはカムバック作品として時代劇「アラン使道伝」を選んだ。「アラン使道伝」はMBCで7月に放送されることが確定したドラマで、濡れ衣を着せられ殺された女の魂が村の使道(その地方を管理する、昔の朝鮮時代の職業)のもとに現れ、恨みを晴らしてくれるようにお願いしたという韓国のアラン伝説をモチーフにしたファンタジー時代劇だ。

2008年SBSドラマ「イルジメ【一枝梅】」で大きな成功を手に入れたイ・ジュンギが今回の「アラン使道伝」を通して、除隊からのカムバックに成功するかに関心が集まっている。イ・ジュンギは「アラン使道伝」で女優のシン・ミナと共演する。

KBS 2TV週末ドラマ「烏鵲橋(オジャッキョ)の兄弟たち」でさわやかなイメージで、老若男女問わず人気のある俳優になったチュウォンは、5月末、KBSで放送が確定されたドラマ「カクシタル」で韓服(ハンボク:韓国の伝統衣装)に腕を通すことになった。

「カクシタル」はホ・ヨンマン画伯が1974年に発表した同名漫画を原作にした作品で、日本統治時代の1930年代を背景に、武術に長けたイ・ガントが日本に立ち向かって戦うという内容。

チュウォンは「カクシタル」でイ・ガント役を演じるため、現在、乗馬と武術三昧になっているなど、初めての時代劇挑戦に力を入れているとの話だ。「カクシタル」は特に、100億ウォンの制作費が投じられる大作ドラマで、チュウォンの活躍に関心が寄せられている。

今年の3月に放送終了し数々の話題を呼んだMBCドラマ「太陽を抱く月」で、カリスマと演技力を備えた20代俳優キム・スヒョンが、強い存在感でドラマの人気と高い視聴率の立役者としての役割を果たしトップスターの仲間入りを果たした中、彼の後を継ぐ新たな“時代劇の皇太子”は誰となるか、放送関係者たちの関心は高まっている。

記者 : チョン・ソナ