BTOB「韓国的なカラーを持つK-POPスターになりたい」

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初の音楽番組出演を前に、ミニコンサートを開催

「剥いても剥いても新しい魅力が出てくる、玉ねぎのようなグループ」だと自らを紹介する、7人の男たち。BTOBがついにベールを脱いだ。

ボーイズグループBTOB(ウングァン、ミンヒョク、チャンソプ、ヒョンシク、プニエル、イルフン、ソンジェ)が、21日午後ソウル瑞草(ソチョ)区盤浦洞(バンポドン)JWマリオットホテル・ソウルで、デビューミニコンサートを開いた。BTOBは、4Minute、BEAST、G.NAらが所属するCUBEエンターテインメントからデビューする新人グループである。

BTOBが他のグループと違うところは?

「ビートのために生まれた」「音楽で人々を圧倒するために生まれた」という意味の「Born To Beat」(ボーン・トゥ・ビート)、略して「BTOB」という名前で活動を始めた7人組。23歳のウングァン、ミンヒョクから、歌手になるためにアメリカから渡って来たプニエル、18歳のソンジェまで、7人のメンバーはそれぞれ異なる魅力で音楽業界に挑戦状を叩きつけた。

“アイドルグループブーム”で毎日のように新しいグループのデビューのニュースが聞こえてくる最近だが、BTOBが話す他のグループとの違いははっきりしている。ダンス曲でもセンチメンタルで感情的な部分を捨てないことである。ウングァンは「ダンスが出来るメンバーが一人もいなかった。ダンスは本当にダメだったが、練習して大分出来るようになった」と打ち明けた。

ピアノはもちろん、ギターやベース、ドラムまで出来るというBTOB。ミンヒョクとイルフンは、ダブルタイトル曲の内の1曲「秘密(INSANE)」の制作にも参加した。「この瞬間を待ちに待っていた」と言うミンヒョクは「K-POPを愛する方々は、今の韓国の音楽のスタイルが好きなのだと思う。韓国的なカラーを捨てずに、ジャンルに偏ることなく、BTOBのカラーを出していきたい」と話した。


「毎月保育園でボランティア活動」……両親の話には涙も

「アジアのスターがワールドスターだ」というホン・スンソン代表の哲学にしたがって、BTOBは世界に羽ばたくK-POPスターになるために、英語や日本語、中国語の勉強もした。“人柄”を重視する事務所の雰囲気も影響した。ミンヒョクは、「練習生時代から1ヶ月に1度、保育園を訪問してボランティア活動をした。事務所の先輩も地道に(ボランティア活動を)やっているし、自分たちもデビューしてからも定期的にボランティア活動をしていく予定だ」と述べた。

同じ事務所所属の4Minute、BEAST、G.NAに負けないほど活動をしなければならない点はBTOBに高い目標も抱かせたが、同時にプレッシャーにもなった。BTOBは「先輩たちがみんな成功しているので、迷惑をかけてはならないというプレッシャーも大きい」と話しながらも「あらゆることを乗り越えるBTOBになりたい」と覚悟を決めている。

ミニコンサートを訪れたメンバーの両親も、ステージに立つ息子の姿に満面の笑みを浮かべた。アメリカのシカゴで生まれ育ったプニエルは、「いつも土曜日の夕方に家族とビデオチャットで話をしていたが、今日は直接会えて本当に嬉しい」と言い、両親に「愛している」とメッセージを伝えた。ミンヒョクは、涙を流し、その姿を見ていた両親たちも涙を拭った。

“唯一のグループ”“誰もが夢見るような存在”になりたいと話すBTOB。BTOBは22日Mnet「M COUNTDOWN」でデビューステージを披露する。



記者 : イ・ジョンミン、イ・オンヒョク、写真 : イ・ジョンミン