「ドリームハイ2」制作スタッフに一体何が?

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写真=KBS 2TV「ドリームハイ2」のスクリーンショット
「1話と2話がかなり違う。脚本家が変わったのか?本当に同じ人が書いた?」(パク・ジュン○)

「制作スタッフに何かあった?と思うぐらい、ドラマの構成がおかしくなった。全然集中できないし、流れが途絶える感じだ。時間を長くしたシットコム(一話完結で連続放映されるコメディドラマ)みたいだ」(ノ・○ミ)

KBS 2TVの月火ドラマ「ドリームハイ2」(ホ・ソンへ脚本、イ・ウンボク、モ・ワンイル演出)が30日の第1話の放送では好評を得たが、その期待を第2話で思いきり裏切ってしまった。

先月31日に放送された「ドリームハイ2」第2話では、未成年者特別保護法のため、キリン芸術高校を買収することになったOZエンターテインメントの社員と所属歌手たちがキリン芸術高校に入ってきたことで起きる変化と、従来の生徒たちとのぶつかりを描いた。

キリン芸術高校の生徒たちはOZエンタテインメントの体系的な統制のもと、プロのアイドル授業を受けることになったが、ヤン・ジンマン(パク・ジニョン)、チュ・ジョンワン(クォン・ヘヒョ)など、キリン芸術高校の元勢力は隅に追いやられ、シン・ヘソン(カン・ソラ)ならびに水準に満たない歌手志望者は学校の寮からも追い出されるなど、第2話では深刻な内容を描いた。

しかし、この日の放送はこのような内容をミュージックドラマスタイルで描き、集中を妨げるミスを犯してしまった。
OZエンタテインメントがキリン芸術高校を買収し、生徒たちに禁止事項を伝達するとき(キム・ジョンテとAFTERSCHOOLカヒによる「Trouble Maker」)はもちろん、新入生を歓迎するパーティシーンでへソンとチョン・イボン(Jr)やジンマンなど寮の面々たちが繰り広げる最新ヒットメドレーは10分以上に及ぶ分量で、ドラマの雰囲気を乱したのだ。

ドラマが伝えようとする内容よりも、踊るシーンが滑稽なシーンがはるかに多く、一体何を見たのか、思い出せないほどだった。

放送終了後、「ドリームハイ2」の視聴者掲示板には第2話の内容にガッカリしたという内容の書き込みが相次いでいる。特に、これら書き込みのほとんどが「1話はよかったのに、2話はなぜ、こうなったのか」という内容だった。

視聴者のイ・ウン○氏は「2話では何を伝えようとしたのかまったく分からない。集中しようとすると、他の話とシーンに移ってしまう。ミュージカルドラマでもないのに、歌のシーンが30分以上もある感じ。歌が多すぎて、ドラマに集中できなかった」と指摘した。

また、他の視聴者は「何を見たのか、記憶に残っているものがない。分量もおかしい。このドラマで何を伝えたいのか、はっきりとしたポイントがほしい」と注文した。
視聴者のオ・○スン氏は「話があっち行ったり、こっち行ったりで集中できない。歓迎パーティシーンは本当に最悪だった」と不満を吐露。
さらに別の視聴者のイ・○ギュ氏は「『ドリームハイ2』にはストーリーがない。ただ、JYPエンターテインメント所属歌手と、新人俳優を売り込もうとするだけの番組」と批難した。

このような反応は視聴率にもつながった。第1話で10.5%(AGBネルソンメディアリサーチ)の視聴率を記録した「ドリームハイ2」は第2話で0.7%下落した9.8%の視聴率を記録した。

記者 : イ・ウイン