「ちり」のソン・ジュンギ、「ペット」のチャン・グンソクに“勝ちたい”

TVREPORT |

写真=ソン・ヒョジン
映画「ちりを集めてロマンス」の主人公である俳優のソン・ジュンギが「きみのペット」に対して「勝ちたい」と負けず嫌いな一面を見せた。ソン・ジュンギと「きみはペット」の主役チャン・グンソクは、2009年公開された映画「イテウォン(梨泰院)殺人事件」で共演した。

ソン・ジュンギは10日、TVレポートとのインタビューで「最近、チソン兄さんのお陰でグンソクと個人的に親しくなったんだけど、このように競争することになって困る」と言いながら「勝負の世界で譲歩なんてありえない。『ちり』が『ペット』に勝てたらといいなと思う」と話した。「イテウォン殺人事件」を撮影した時には挨拶を交わすくらいの間柄だったが、チソンを通じて2年先輩であるソン・ジュンギに対し、チャン・グンソクが兄さんと呼ぶことになったとのことだ。

現在、成均館大学の経営学科に通っているソン・ジュンギは「正直言って、韓国映画は全部成功してほしいし、本当に破りたい相手は洋画『神たちの戦争』だ」と言った。外国映画は収益がすべて海外に流れる一方、韓国映画は収益が再投資に繋がるからだと付け加えた。

彼は現場で少ない給料をもらいながら苦労するスタッフについて「彼らの処遇を改善されることに少しでも力になれる俳優になりたい。損益分岐点を越えることこそが韓国映画の活性化につながるのではないか」と話したした。そして「トキメキ☆成均館スキャンダル」に一緒に出演したユ・アインが出演した映画「ワンドゥギ」についてもコメントした。

「『ワンドゥギ』の観客数減少を望んだことは一度もない」と言ったソン・ジュンギは「すべての韓国映画が損をせず均等に成功を納め、スタッフの人件費と残金を踏み倒されることがないよう願っている。労働に対する正当な対価が保障される社会が健全な社会」であると強調した。

ソン・ジュンギは「ちりを集めてロマンス」で、たった1,000ウォンの貯蓄もない就職準備生だが恋愛には誰よりも積極的なチョン・ジウンを演じる。

記者 : キム・ボムソク