ソン・ダムビ、七色の魅力で「光と影」のダークホースに浮上

TVREPORT |

写真=MBC
ソン・ダムビはMBCの月火ドラマ「光と影」で、ショー団の看板歌手ユ・チェヨン役で、女優として一皮むけた演技を見せ、ダークホースと噂されている。

MBCによると、ソン・ダムビはソウルの東大門区にある撮影現場で、6日に約150人の出演者とともにレトロダンスを踊るシーンを撮影したという。

この日、ソン・ダムビはキム・チュジャの「未練」を初めての曲として歌い、「私の心が向かう、そこにいる恋しい人、遠く離れたところにいるから余計に恋しくなる人」とギテ(アン・ジェウク)に向けたチェヨンの切ない気持ちを表現した。

撮影を終えたソン・ダムビは、「昔の歌に最初は馴染みがなかったが、歌ってみると妙な魅力があって自然に興味が湧いた」と過去のヒット曲を再現した感想を述べた。

この日、一緒に撮影した共演者たちは「ソン・ダムビが『未練』を歌った時は、いつもと違ったイメージで新鮮だった。『それは君』を歌った時には、なぜ彼女がダンシング・クイーン呼ばれているのか分かった気がした」と口を揃えてソン・ダムビを褒めた。

ソン・ダムビの挑戦はまだまだ続く。9日にノ・サンテク(アン・ギルガン)にビンタされるシーンを撮影する時には、ダンシング・クイーンの面貌を見せた前日とは異なり、落ち着いた様子で真剣に演技に集中した。

撮影が予定より遅れたにも関わらず、明るい表情で現れたソン・ダムビは、リハーサルの途中に相手役のアン・ギルガンに「本当に殴ってほしい」と頼むといったやる気を見せた。そんな彼女の情熱に、むしろ現場の撮影スタッフが「コンディションを保つ必要があるから」と止める状況もあった。

撮影の前にソン・ダムビは「アン・ギルガン先輩がよく指導してくれるから心配はない。その時々の感情を忠実に再現しなければ、今後変わっていくチェヨンに入り込めないと思う」とキャラクターに没頭する姿を見せた。

アン・ギルガンは「ためらわず、本気で殴ってほしいというダンビの情熱に、本当に殴るべきかどうか悩んだ」と冗談が混ざったコメントをして、演技に対するソン・ダムビの情熱を褒めた。
ソン・ダムビはまた、自分の思い通りに行かない状況に対して次第に毒づき始めるチェヨンの変化に対して「怖いというよりはときめいている。チェヨンの変化に多くの人々が共感できるように頑張る」と話した。

記者 : チョン・ソンハ