BTS(防弾少年団)、ファンと直接会えない現状に不安も?米ABCニュースで願いを語る「1日も早く公演したい」(動画あり)

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写真=BIGHIT MUSIC
BTS(防弾少年団)が「未来世代と文化のための大統領特別使節」として、米国有数のテレビ番組に出演し、コロナ克服、未来世代との疎通などについて話を交わした。

BTSは現地時間で24日に放送された人気朝番組ABC「グッド・モーニング・アメリカ」と深夜ニュース番組「ナイトライン」に相次いで出演した。韓国系ジュジュ・チャン(JujuChang)とのインタビュー形式で番組に出演したBTSは、国連特使活動の感想をはじめ、パンデミックの克服、未来世代とのコミュニケーション、オフライン公演に対する葛藤などについて語った。インタビューにはBTSを特使に任命したムン・ジェイン(文在寅)大統領も一緒に出演した。

BTSは20日の「第76回国連総会」の「SDGモーメント」開会セッションで、青年と未来世代を代表して演説し、国連総会会場を皮切りに国連本部のあちこちを回りながら繰り広げたパフォーマンスも披露した。ABCニュースやワシントンポストなどの外国メディアによると、BTSの国連総会での演説生中継は、約100万人が視聴した。

彼らは国連でパフォーマンスを行った感想について「(国連総会会場で)演説とパフォーマンスをしたということがまだ信じられない。希望と進展がある状況と受け止められて意味深く、とても幸せな時間だった」と明らかにした。

写真=ABCニュース YouTubeチャンネル
この日インタビューに出席したムン大統領も、BTSの国連総会の演説とパフォーマンスについて「国連事務総長と私が数百回演説をするよりはるかに大きな効果を上げた」と感嘆した。続いて「BTSが青年層を代表しており、広く共感を得ているため、その問題(SDGs)に対して若者の共感と認識を拡散させることができるだろう」と期待を示した。

BTSは、ファンと直接会えることを願う気持ちも伝えた。彼らは「最もやりたいことは公演だ。1日も早く状況が良くなり、公演できる環境になればと思う」とし「ファンの皆さんと会えなくなってから2年近く経つが、“(実際にARMYは)存在するのか?”と疑問に思う」と打ち明けた。

「第76回国連総会」の主要議題のうちの一つである「気候変動」に対する質問にBTSは「最も重要なことは僕たちもこの変化と危機を認知したばかりなので、これが(気候)変動段階ではなく危機ということを多くの人々が認識することが大事である」と所信を伝えた。

司会者がパンデミックとそれによる憂鬱な状況をどのように乗り越えられるかについて尋ねると、BTSは「ツアーとすべてのスケジュールがキャンセルされるのを見て憂鬱になった。僕たちだけでなく世界中のすべての人が共に乗り越えようと努力すれば、孤立やうつ状態から早く抜け出すことができると思う」と述べた。

特に「ナイトライン」ニュースはBTSの国連総会演説とパフォーマンス、メトロポリタン美術館訪問など、BTSの特使日程を詳細に紹介しながら、コロナによる変化と“コロナブルー”、公演に対する葛藤、SDGsなど多様なテーマで7人のメンバーと深く話を交わした。



記者 : Kstyle編集部