チョ・ハナさん、23歳の若さで死去…過去バラエティ番組に出演も

OSEN |

写真=「何でも聞いて菩薩」放送画面キャプチャー
KBS Joyのバラエティ番組「何でも聞いて菩薩」に出演したチョ・ハナさんの死去が一歩遅れて知られた。

最近、チョ・ハナさんの知人は、自身のSNSに「#チョ・ハナ #チョ・アヒョン #RIP」と書き込み、彼女の死去を伝えた。

この知人は「女優を夢見ていた小さくて優しい子ハナは、たった23歳で小さなつぼみになって空へ上がった。たった200万ウォン(約20万円)にもならないお金をボイスフィッシングで失い、一人苦しんだ末、痛みのない人生を選んだ」とし、チョ・ハナさんがボイスフィッシングの被害を受けた後に死去したと伝えた。

続けて「いつもそうであるように、悪魔は何もなかったかのように過ごしていく。良い人の血を吸うXXは、あまりにもよい生活を送っている。彼らの側に立っているXXたちも……善は悪に勝つことができない。だから最後まで戦わなければならない。それが人間という名前を付けることができる資格である」とボイスフィッシングの加害者たちに向かって怒りを吐き出した。そして「天安追悼公園 H-1306。2021.4.6 愛するハナ」とつけ加え哀悼した。

写真=チョ・ハナさんの知人のSNS
チョ・ハナさんは2019年、KBS Joy「何でも聞いて菩薩」に出演して話題を集めた。当時彼女は子供の頃、両親が離婚し、出生届が出されていなかったため、学生時代に学校に通うことができなかったと告白し、19歳でやっと出生届を出したと話した。さらに「一人で勉強して検定試験に合格した」と打ち明けた。

また、「連絡がなかった父親が、基礎生活受給者の申請を進め、地域住民センターから父親の扶養義務がないという証明書を提出するよう連絡がきた」と、自身の悩みを話した。番組でソ・ジャンフン、イ・スグンは「父親に会いたい。父親に会えば扶養の義務が生じるので悩んでいる」というチョ・ハナさんに「父親にはもう会わない方がいいと思う」と助言した。

以後彼女は個人YouTubeチャンネルを開設し、日常などをアップして、応援するファンたちとコミュニケーションをとった。現在YouTube映像はすべて削除された状態だ。

遅れて死去のニュースが伝わると人々は「故人のご冥福をお祈りします」「とても心が痛い」などの追悼コメントを残している。

記者 : イ・スンフン