「殺人者のパラドックス」韓国の野党代表を悪人として描写?Netflixがコメント“事実無根”

OSEN |

写真=Netflix「殺人者のパラドックス」
Netflix「殺人者のパラドックス」が、作品に登場する極悪非道な悪役ヒョン・ソングク会長は、政治家のイ・ジェミョンを描写したのではないかという疑惑に対し、「事実無根だ」と強く否定した。

11日午後、Netflixの関係者はOSENとの取材で「インターネット上に流れている内容を見た」とし、「当該の内容は全くの事実無根だ」とコメントした。

続いて、「作品に登場するヒョン・ソングク会長の囚人番号も意味のある数字ではなく、特定の人物とは全く関係がない」と強く否定した。

これに先立ち、9日にNetflixを通じてオリジナルシリーズ「殺人者のパラドックス」が公開された。その中で第8話に登場した悪役のヒョン・ソングク会長をめぐって、一部の視聴者は「共に民主党のイ・ジェミョン代表をイメージして描いたキャラクターではないか」と推測した。これにイ・ジェミョン氏の支持者たちは怒りを露わにし、作品を批判するなど、不買運動の兆しまで見せている。

ヒョン・ソングクは、国内有数の大企業の会長であり、絶大な権力と財力を利用して様々な不正を犯す人物である。

原作のウェブ漫画にもヒョン・ソングク会長が登場するが、今回のシリーズでは黒縁の眼鏡をかけたビジュアル、白髪、刑務所で寿司を食べるシーン、囚人番号4421などの要素が加えられた。これに対して、「イ・ジェミョン代表を連想させる」「特定の政治家を描いたのではないか」という疑惑が浮上した。

しかし、Netflixは「全く事実無根であり、特定の人物とは関係ない」と強調した。

「殺人者のパラドックス」は人気ウェブ漫画「殺人者Οナンガム」を原作としており、偶然殺人を始めることになった平凡な男性と、彼を追う刑事の物語を描くNetflixシリーズだ。チェ・ウシク、ソン・ソック、イ・ヒジュンらが主演を務め、OCN「他人は地獄だ」のイ・チャンヒ監督が演出を担当した。

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記者 : ハ・スジョン