「悪鬼」8月初旬に脚本集を出版へ…キム・ウニが版権料を全額寄付“低所得層の子供たちを支援”

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写真=スタジオS、BAエンターテインメント
SBS金土ドラマ「悪鬼」の脚本家キム・ウニが、制作会社スタジオSと寄付を行う。

最近、「悪鬼」の制作陣は「脚本家のキム・ウニとスタジオSが、ドラマ終了後、8月初めに『悪鬼』の脚本集を出版する予定だ。そしてこの脚本集の先印税(版権料)を、厳しい環境に置かれた子供たちが元気に成長して、夢と勇気を持てるように、緑の傘子供財団に全額寄付する」と明らかにした。

緑の傘子供財団の関係者は「寄付金は、夏休み期間に発生する低所得層の子供たちの給食休止のためのお弁当支援事業に使われる予定だ」とし「今回の寄付金で子供たちに健康的な食べ物を支援できることに本当に感謝している。子供たちが元気に成長できるように支援したい」と伝えた。

韓国で最近放送がスタートした「悪鬼」は、第2話で脚本家のキム・ウニならではの緻密でありながらミステリアスな展開で、一気に話題作になっている。

父親のク・ガンモ(チン・ソンギュ)教授が残した“赤いテンギ(髪飾り)”を通じて悪鬼に取り憑かれたク・サニョン(キム・テリ)。彼女を取り巻く謎の死が相次いで発生する中、なぜク・ガンモがこの不吉な物を娘に遺品として残したのかというミステリーが、数十年間にわたって悪魔を追ってきた民俗学者ヨム・ヘサン(オ・ジョンセ)の母親(パク・ヒョジュ)の死、そして1958年に村の少女が無惨に殺害された事件までさかのぼり、一瞬も目を話すことができない展開が続いている。

特に民俗学をもとに長い間人々が信じてきた存在やそれにまつわる物に対する物語がミステリーの根幹となり、関心を集めている。オカルトジャンルに、最も韓国的な物語で、新しい世界観を示したという評価だ。

「悪鬼」の制作陣は「脚本集には、12部までのオリジナル脚本と共に、脚本家のキム・ウニ、イ・ジョンリム監督、そして主演俳優たちのインタビューなど、様々なコンテンツが収録される予定だ。SBSドラマチャンネル『SBS Catch』を通じて脚本集の抽選イベントも行われる」とコメントした。

記者 : イ・ミンジ