Netflix「すべては神のために」韓国カルト宗教の放送禁止仮処分申請が棄却

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写真=Netflix「すべては神のために」ポスター
韓国の裁判所が宗教団体のアガドンサンが提起した「すべては神のために」の放送禁止仮処分申請を棄却した。

ソウル中央裁判所第50民事部は昨日(24日)、アガドンサンがNetflix「すべては神のために」とMBCのチョ・ソンヒョンプロデューサーに対して申請した上映禁止仮処分を棄却した。

これは制作会社であるMBCとチョプロデューサーには映像に対して実質的な権限がないと判断したもので、裁判所は「映像を保有しているといっても、アガドンサンと教主のキム・ギスンに人格権侵害の危険が発生する懸念があると判断するのは難しい」と、棄却の理由を説明した。

合わせて訴訟で発生した費用についてもアガドンサンとキム・ギスンが負担するように命じた。

「すべては神のために」は韓国の現代史の“メシア”と、彼らの裏に隠れた事件と人々を追跡するドキュメンタリーシリーズで、アガドンサン編は第5~6話で取り扱われた。

記者 : イ・ヘミ