ペク・ユンシク、元恋人のエッセイ出版をめぐる訴訟で一部勝訴…書籍の廃棄を命令

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写真=OSEN DB
俳優のペク・ユンシクが、元恋人K氏のエッセイ出版の禁止を求める訴訟で一部勝訴した。

3日、ソウル中央地裁民事合意第14部(裁判長:ソ・ボミン)は、ペク・ユンシクが元恋人K氏の本を出版した出版社を相手に起こした出版及び販売禁止訴訟で、原告一部勝訴の判決を下した。

裁判部は「K氏の本でペク氏の私生活に関する一部の内容を削除しなければ、発行、印刷、広告行為をしてはならない」と明らかにした。

また、出版社に対しては、すでに配布された書籍を回収して廃棄することを命じた。

これに先立ち、ペク・ユンシクは2013年にK氏との交際の事実を発表した。30歳年下のK氏は、ペク・ユンシクに対する暴露を予告し、ペク・ユンシクは名誉毀損および虚偽事実流布の疑いでK氏を相手に損害賠償訴訟を提起した。しかし、公判を控えてK氏がペク・ユンシクに謝罪した。

しかし、それから9年が経った2022年3月、K氏がペク・ユンシクとの恋愛をはじめ、彼の家族と繰り広げた訴訟などを扱った自伝的エッセイを出版し、争いが続いた。K氏はエッセイを通じて、ペク・ユンシクの家族との訴訟、酒なしでは一日も耐えられず、アルコール依存症になったなどの話はもちろん、ペク・ユンシクとの初夜、結婚と妊娠の計画にまで言及した。

これに対してペク・ユンシク側は「(2013年)当時、K氏はペク・ユンシク側が提起した訴訟を取り下げるという条件で、これ以上ペク・ユンシクとのことを公開しないことにしたことが確認された」とし、「K氏は、自ら署名までした合意に違反し、ペク・ユンシクに関する内容の本を出版した」とし、法的対応を予告した。

その後、ペク・ユンシク側はK氏が出版した本について、ソウル中央地方裁判所に出版及び販売禁止仮処分を申請した。裁判所側は4月に仮処分申請を引用し、当該の本からペク・ユンシクの私生活に関連する内容を削除しなければならないと判断した。

記者 : ユ・スヨン