「BOYS PLANET」から誕生!ZEROBASEONEメンバー9人の魅力に迫る

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写真=Mnet

Kep1erが誕生した「Girls Planet 999:少女祭典」の男性版で、計84の国や地域から数千人が志願し、98人の練習生が参加したMnetのサバイバル番組「BOYS PLANET」。先月韓国で放送された最終回で、ついに9人のデビューメンバーが決定。第5世代の新人ボーイズグループZEROBASEONE(ZB1)として2年半の活動を展開していきます。ファン投票によってデビューの夢を掴んだのは韓国出身が6人、中国出身が2人、カナダ出身が1人という他国籍なメンバー。今回は「KCON JAPAN 2023」で来日し、話題となっている9人の魅力をまとめてみました。

 

1位:ジャン・ハオ 2000年7月25日 / 22歳 / 中国出身

YUEHUA所属のジャン・ハオは、2回目、3回目の生存者発表式で2位となり、ファイナルでは初めて1位に。Mnetのサバイバル番組で1位を取った初の中国人練習生となりました。音楽教師の資格を持っており、練習生がだめなら中国へ帰って先生をやろうと考えていたという彼ですが、「今の夢はK-POPだけであり、それしか道が見えない」とアイドルへの強い思いを語りました。音楽の天才、エースリーダーだと自身を紹介した彼はスターレベルテストでバイオリンを持ってきたとし、優雅な音色をスタジオに響かせました。NCT 127の「英雄; Kick It」では原曲でテイルが歌う高音パートを見事にこなし、歌、ダンスまで欠点のない練習生として大きな注目を集めました。「全員外国人だけど、K-POPのプライドを持たなければならない」とし、YUEHUA所属のGグループの練習生の中でも、中心をとるような信頼できるお兄さんとして、責任感の強さを感じさせました。

シグナルソング「Here I Am」でGグループのセンターを務めましたが、同曲のチッケム(一人にフォーカスして撮影した映像)評価では7位。練習生が初公開された時から圧倒的な人気を誇っていた練習生ではありませんでしたが、番組が進んでいく度にステージの完成度の高さで注目を集めるようになりました。穏やかでありながらも力強い歌声を持つジャン・ハオは、(G)I-DLEの「TOMBOY」で韓国語での高速ラップに挑戦。ソン・ハンビンに発音を見てもらいながら練習し、マスターからは練習段階から「ジャン・ハオのパスポートは(中国に帰れないように)盗んでおいたらだめ?」と言われるほど、違和感のない発音で称賛されました。アーティストバトルの「Over Me」では歌の世界観に一気に惹きこんでしまうようなダンス、セクシーな歌声で圧倒しました。彼は「Kill This Love」「TOMBOY」「Over Me」まで、現場投票で全て1位を獲得。人気と実力をうかがわせました。

また、悩んでいる練習生がいれば解決のために相談にのり、リーダーになると練習の進行方法についてマスターに相談するなど、周囲に気を配る姿からも彼の人柄がうかがえました。2位のソン・ハンビンとは番組を通じて親しくなり、本人たちも他の練習生も認めるほど似ている点が多いと知られています。一緒に1位候補になった時には「一緒にデビューして、毎日一緒にゼロコーラを飲もう」と話し、ソン・ハンビンが疲れ果ててベッドに倒れこむと、頭を撫でで布団をかけてあげるなど、お兄さんとして配慮する姿が目を引きました。最後の生放送では「Jelly Pop」でジャン・ハオ、「Hot Summer」でソン・ハンビンがキリングパートを務めるメンバーに選ばれ、キリングパートの2人が1、2位でデビューすることになりました。


 

2位:ソン・ハンビン 2001年06月13日 / 21歳 / 韓国出身

STUDIO GL1DE所属のソン・ハンビンは、シグナルソング「Here I Am」でセンターを務め、美しいダンスのラインとビジュアルで注目を集めました。彼はスターレベルテストでONFの「Beautiful Beautiful」を披露しましたが、安定した生歌、清涼感のある声質、アレンジを加えた振付をこなしてスタジオを沸かせました。ダンサーをしていた過去を持つソン・ハンビンは、主にワッキン(Waacking)とタット(Tutting)をやっていたとし、マスターのLIP Jと即興でワッキンを披露することに。後になってその時のことは全く覚えていないと話していた彼でしたが、堂々としたパフォーマンスでマスターたちから絶賛されました。

彼は3位で一緒にデビューすることになったソク・マシューと縁の深い練習生で、2人のバックグランドも番組で公開。CUBEエンターテインメントの練習生として長い間宿舎で共に生活していたという彼らは、現在は別々の事務所に所属していますが、「BOYS PLANET」で再会しました。ソン・ハンビンは「何かを一緒にできるということが本当に夢みたいだ」と明かし、レベルテストの前にネガティブな発言をするソク・マシューを励まし、彼が称賛されると涙を流して感激する姿が目を引きました。生存者発表式で2人が1位候補として呼ばれた時も、「こうやって一緒に並べて嬉しいし、一生記憶に残ると思う。マシューと番組出演を決めてから夢を見て前進しようと思ってきたが、それが正しかったとマシューを通じて感じるきっかけになった」と明かし、熱い友情を誇示しました。

ソン・ハンビンは最終2位でデビューメンバーになりましたが、その前までは誰にも1位を譲ることなく、高い人気をキープしてきた練習生。EXOの「LOVE ME RIGHT」では、出だしの表情一つですでに見る人を惹きつける“ステージ掌握力”を見せつけ、ハイレベルなパフォーマンスを披露。(G)I-DLEの「TOMBOY」の準備過程では悩みが多く、宿舎で涙を見せたこともありましたが、本番ではカリスマ性溢れるステージで会場を沸かせました。「TOMBOY」で同じチームになったジャン・ハオとは共通点が多く、「もともと先生を夢見ていたことも同じだし、身長も顔の感じも似ている。中国のソン・ハンビン、韓国のジャン・ハオを見ているような感じがした」と明かしています。オーディション番組を通じて常に周りの練習生に対して優しくリードする姿を見せてきた彼は、ファイナルでは惜しくも1位を逃しましたが、1位になったジャン・ハオを心から祝福し、今後2人がグループで見せる姿にも注目が集まっています。さらにソン・ハンビンはZEROBASEONEのリーダーに選ばれ、優れたリーダーシップでグループを導いていくと期待されています。


 

3位:ソク・マシュー 2002年5月28日 / 20歳 / カナダ出身

MNH Entertainment所属のソク・マシューは、TOP9から一度も外れることなく、最終回でも9位から3位へランクアップし、デビューの夢を掴みました。彼は序盤、過去にCUBEで共に練習生生活を送ったソン・ハンビンとのケミ(相性)で目を引きました。ソク・マシューはスターレベルテストを前に「星は2つしかもらえないと思う。本当に怖い」と不安を見せましたが、ソン・ハンビンは「いつも通りやればいい」と励まし、結果ソク・マシューはマスターから好評をもらいました。彼は「カナダに帰ろうかと思ったこともあったけれど、ハンビン兄さんがよく面倒を見てくれて、話を聞いてくれて、おかげで練習生生活に耐えることができた」とソン・ハンビンに感謝しながら、「一緒にデビューしたい」と成功を夢見て努力してきました。

BLACKPINKの「Kill This Love」、MONSTA Xの「Love Killa」では伸びのある歌声と大人の表情、「Say My Name」ではキュートな姿でファンを魅了し、振り幅の広いさまざまなコンセプトをこなしてきた彼ですが、自分のやりたかったパートを他の練習生に譲らなければならない状況になった時は、落ち込み、納得できない様子を見せたことも。「Say My Name」で彼は母親も理解できる英語のパートをやりたかったと言いながらも、「良いステージを見せるため、チームのためのことなので、理解できる」と納得し、本番では生き生きとした表情でステージを楽しむ姿を見せました。

彼は見る人に元気を与えるような明るい笑顔が印象的な練習生で、「I Want you, I need you, ソン・メテュー(ソク・マシュー)」という挨拶も可愛いと話題になりました。ソン・ハンビンと一緒にデビューするという夢を叶えたソク・マシューですが、番組ではソン・ハンビンとジャン・ハオの絆も深まったため、「嫉妬している。でも今僕にはジウン兄さんがいるから」と正直な気持ちを吐露。しかし最近行われたZEROBASEONEの生配信でどちらが好きか決着をつけてと言われると「2人はタイプが違うお兄さんだから」と2人共好きだと明かす愛らしい姿を見せました。


 

4位:リッキー 2004年5月20日 / 18歳 / 中国出身

YUEHUA所属のリッキーは、ファイナルの一つ前の順位発表式で初めてデビュー圏内の8位に。最終回ではさらに順位を伸ばし、4位でZEROBASEONEのメンバーになりました。YUEHUAのGグループの練習生としてジャン・ハオらと初登場したリッキーは、「Young&Rich、Tall&Handsome」と自身を紹介。1分間のPR映像でもハイブランドを連想させるショッパーを並べ、クレジットカードを手にして、「僕とショッピングに行きませんか? 僕が買ってあげる。ついておいで」とクールな姿を印象付けました。高身長で金髪が似合う彫刻のようなビジュアルが目を引く彼は、NCT 127の「英雄; Kick It」のパフォーマンスでは回し蹴りをしながら前に出てくるシーンなどで深い印象を残しました。

K VS Gグループバトルの際には、Stray Kidsの「Back Door」でキリングパートを担当。華がある練習生であるだけに、センターに来た時の圧倒的な存在感、安定したボーカルでも目を引きました。向上心があり、ステージに対して並々ならぬ情熱を持っているだけに、CRUSHの「Rush Hour(Feat.j-hope of BTS)」では練習過程で他の練習生と意見が対立する場面も。練習が進まず、チームのメンバーが泣き出すなど、試練を経験しながらも、最善を尽くして本番に挑みました。

そして彼の魅力が最大限に見えたステージとして、アーティストバトルの「Over Me」が挙げられています。白シャツ&赤いリボンを使ってパフォーマンスを披露した彼は、セクシーな眼差しと歌声、緩急のつけられたダンスで歌の世界観を明確に表現しました。またファイナルで披露した「Hot Summer」も、彼にぴったりの雰囲気だったと好評を得ています。普段から落ち着いて見える彼ですが、所々で練習生やファンを笑わせることも。デビュー決定後にZEROBASEONEで行った生配信で、キム・ギュビンが言葉に詰まると、彼がファイナルでデビューが決まった時に英語で「(スピーチを準備してきたけれど)Sorry, I forgot」と発言したのを引用して、「Sorry, I forgot」とすかさずツッコんでメンバーを笑わせました。ファイナルで順位が急上昇したメンバーであるだけに、今後さらなる魅力を見せてくれるものと期待されています。


 

5位:パク・ゴヌク 2005年1月10日 / 18歳 / 韓国出身

Jellyfishエンターテインメント所属のパク・ゴヌクは、スターレベルテストで登場した時から、がっしりとした体格で、ハン・ユジンが「ああいう人と道端でけんかになったらどうなるの?」と話すほどの存在感を見せ、マスターや他の練習生たちの目を引きました。ポジションを聞かれると「オールラウンダーです」と即答。この時披露したVERIVERYの「G.B.T.B.」は、マスターとして番組に出演しているチェ・ヨンジュンがダンスを作った楽曲で、本人に「この曲は難しいです。細かく見ますよ」と言われても全くひるむことのない自信に溢れた姿が印象的でした。続いてSEVENTEENの「HOT」のソロパフォーマンスもそつなくこなし、期待の練習生として注目を集めました。

大きな体と自信に満ち溢れた姿から、序盤では彼のことを「怖い」と言う練習生もいましたが、回が進んでいくうちに人間的な面が見え、“ジャイアントベイビー”と呼ばれるようになりました。K VS GグループバトルではUP10TIONのファンヒにBLACKPINKの「Kill This Love」をやろうと提案しましたが、ケイタを筆頭としたGグループに敗北。チームを勝たせたかったと涙を流す姿は、これまでの彼の印象を変えました。順位発表式でファンヒが残った時にも涙を流し、年上の練習生に気を遣う姿、10代の若者らしい無邪気な姿などがファンを魅了。最終回でデビューメンバーに選ばれた際、これまで一緒にステージを披露してきた練習生に感謝の言葉を伝えると共に、一緒にファイナルまで進出したクム・ジュンヒョンに「いつもあなたはできるよと声をかけてくれて、お前一人を得ただけでも満足して終わらせようと思ったのに、デビューまでできるとは思わなかった……ありがとう、ジュンヒョン」と涙を流したシーンもファンを感動させました。

歌、ダンス共に言葉だけでなく実力で示してくれる信頼できるメンバーとして、今後に期待が高まっています。彼のサバイバル番組出演は今回が初めてではなく、「BOYS PLANET」で人気を集めると、過去TANを輩出したMBCのアイドルオーディション番組「極限デビュー野生ドル」に出演していた当時の姿も再び話題に。また最近行われたZEROBASEONEの生配信では、ソン・ハンビンと共にMCを務め、司会進行の実力まで見せています。


 

6位:キム・テレ 2002年7月14日 / 20歳 / 韓国出身

WAKEONE所属のキム・テレは、スターレベルテストでATEEZの「The Real」を披露した時から、高音パートを見事にこなして目を引きました。一緒にステージを披露したWAKEONEの練習生4人と息ぴったりのパフォーマンスを披露して、練習生やマスターから「すでにデビューしたチームみたい」「こんな人材を一体どうやって集めたんだ?」と驚きの声があがりました。シグナルソングテストでは激しいダンスを踊りながらもぶれない安定した歌唱力をアピールし、オールスターを獲得。

Stray Kidsの「Back Door」でも高音パートを担当、そして何よりデュアルポジションバトルで歌ったINFINITEの「Man In Love」は、彼の雰囲気にぴったりなステージだったと絶賛されています。「皆さんの初恋になりたい」と話したキム・テレは、カメラに目線を送ることなく、目の前にいる観客に歌を届ける姿が印象的で、高音だけでなくささやくような優しい歌声が世界中のファンを魅了しました。ボーカルで定評を受けてきた彼は、マスターからダンスで指摘を受けることもありましたが、宿舎で一人で練習をするなど努力を続け、本番では「こんなにダンスが上手かったっけ?」「ものすごく上達した」と称賛されました。

大きな口がチャームポイントで、明るいエネルギーを与える笑顔、また落ち込む練習生に「何かあったら話を聞くから、僕に話して」と寄り添う姿なども彼の魅力にあげられています。歌声でファンの心を動かしてきた彼は、ZEROBASEONEでもボーカルをリードするメンバーであると予想されており、デビュー後どんな歌を聞かせてくれるのか、期待が高まっています。


 

7位:キム・ギュビン 2004年8月30日 / 18歳 / 韓国出身

YUEHUA所属のキム・ギュビンは、自身をビジュアル担当だと話すほど優れたビジュアルで、練習生たちが横に並びたくないという小顔、身長183cmで股下はなんと110cmという抜群のスタイルで、“ギュビニスト”と呼ばれる彼のファンを初回から魅了してきました。スターレベルテストでNCT 127の「英雄; Kick It」を披露した際には、序盤からマイクの送信機がポケットから落ちてしまうハプニングがあったものの、全く動揺を感じさせない迫力のあるステージをやりきりました。さらにその後、マスターのチェ・ヨンジュンが振付を担当したTHE BOYZの「REVEAL」をソロで披露したいと名乗り出て、ダンスの実力、表現力の高さを印象付けました。彼はオールスターを獲得し、YUEHUAのKグループ全員がオールスターをもらうと涙を流し、ステージにかける思い入れの強さを感じさせました。

ハン・ユジンと同様、キム・ギュビンも「英雄; Kick It」のインパクトが大きかっただけに、その後の練習過程でマスターからダンスの指摘をうけることがありましたが、本番では常に完璧な姿を披露してきました。またMONSTA Xの「Love Killa」ではダンスブレイクの振付、アーティストバトルの「En Garde」ではラップの作詞に参加し、ステージの完成度を高めました。

初登場した時には「王子様みたい」とビジュアルに圧倒される練習生がいましたが、ステージを下りれば彼の愉快な性格が仲間の笑いを引き出しました。同じ事務所のハン・ユジンを「ユジンチェ」とあだ名で呼んで可愛がり、他の練習生にはちょっかいをかけたりと、スキンシップの多い彼は、周りからおしゃべりでユーモアセンスのあるクム・ジュンヒョンと「性格が全く同じだ」とされ、「そのビジュアルじゃなかったら大変なことになってたよ」と言われるほどのギャップも持ち合わせ、その魅力に多くのファンが虜になりました。最終回では7位でデビューが決まった時、まだ呼ばれていないYUEHUAの練習生に「先に上に行ってるね」、ファイナルまでは進出できず、会場で発表を見守っていたYUEHUAの3人の仲間には、「一緒に練習できて本当に楽しかった。すぐに行ってくるから少しだけ待っていてね」と伝え、YUEHUAズの絆が感動を呼びました。


 

8位:キム・ジウン 1998年12月14日 / 24歳 / 韓国出身

NESTMANAGEMENT所属のキム・ジウンは、ZEROBASEONEの最年長メンバーとしてグループに8位で合流。彼は2016年から3つのグループでアイドルとして活動した経験と、俳優としても複数の作品に出演した経歴があります。アイドル時代は新大久保でライブを行った経験があり、俳優としては元JYP練習生のユン・ソビンと主演を務めたBLドラマ「君の唇を噛みたい」「プンドク荘304号室の事情」などで注目を集めました。アイドルとしては大きな注目を集める機会に恵まれず、「演技も面白いけれど、歌やダンスをしている時ほど幸せではなかった。歌手の夢は一度も捨てたことがなく、最後の機会だと思っている」と番組に出演した理由を語りました。彼は初登場から美しいビジュアルで注目を集め、多くの練習生が記憶に残っている練習生として彼の名前を挙げました。スターレベルテストでは裸にジャケットだけを羽織り、バラの花を持って登場。東方神起の「呪文-MIROTIC-」をセクシーに披露しました。

彼はグループバトルで自らチームのメンバーを選び、Stray Kidsの「Back Door」を披露。自分の意見を押しつけるのではなく、メンバーたちの意見を尊重し、まとめるリーダーに徹して優勝し、「M COUNTDOWN」への出演権を獲得しました。ステージで彼はダイナミックな飛び蹴りや衣装をめくり上げ、腹筋を露出させるパフォーマンスなどで会場を沸かせました。またMONSTA Xの「Love Killa」と「Say My Name」では相反したコンセプトを見事にこなし、良いステージを作るためには言いずらいこともきちんと伝えて和解するなど、頼もしい姿を見せてきました。

セクシーというイメージが最初にあった彼ですが、回を重ねていくうちに意外な面も露出。手を入れて箱の中身を当てるゲームでは、テーブルの下からお化けに変装したスタッフが飛び出すと悲鳴をあげて床に倒れこみ、笑いを誘いました。また年下の練習生に愛嬌を強要され、困惑しながらも披露する、良い意味で序列の低いところや、小柄で可愛らしい練習生たちを愛でる姿、WAKEONEのGグループの練習生たちの「皆さんの釘付けにします!」という言葉に反応して「え~い捕まった!」と無意識に反応してしまう姿なども愛されています。


 

9位:ハン・ユジン 2007年3月20日 / 16歳 / 韓国出身

YUEHUAエンターテインメント所属のハン・ユジンは、日本人練習生のタクトと並んで2007年生まれの最年少参加者。生放送で最後に名前を呼ばれ、YUEHUAから4人目のデビューメンバーになりました。彼はスターレベルテストの際、同じ事務所のGグループの練習生たちがKグループで一番ライバルになると思っている練習生に挙げられ、注目が集まりました。Gグループと同じくNCT 127の「英雄; Kick It」を披露した彼のダンスを見たチェ・ヨンジュンは、ペク・グヨンに「ダンスにペク・グヨンの雰囲気がある」と話して彼に注目。中学3年生で番組に出演し、ダンスを習ってまだ1年ほどだと話した彼は、即興で流れた音楽でソロダンスを見せてほしいという要求にも見事に応え、マスターと練習生たちを驚かせました。

スターレベルテストではオールスターを獲得、ダンスで大きな注目を集めた彼でしたが、その後のバトルでは練習段階で他の練習生よりも遅れをとり、マスターから指摘を受け、落ち込む場面が何度かありました。「英雄; Kick It」のステージが素晴らしかっただけに、期待以下の姿を見せるとマスターから「『英雄; Kick It』だけを何年もやってたのか?」などと厳しい言葉を受け、落ち込むことも。しかしその度に諦めずに練習を繰り返し、本番では欠点のないパフォーマンスを披露してマスターを納得させ、ファンを魅了してきました。

特にデュアルポジションバトルのT(ユン・ミレ)、BIBIの「LAW」では、ワン・ツーハオとダンスブレイクの振付を担当し、これまで指摘を受け、恐れていたペク・グヨンから「よくできているね」とスターレベルテスト以来初めて褒められ、笑顔を見せました。カリスマ性溢れる雰囲気からキュートなステージまで、どんなコンセプトもこなしてきたハン・ユジンですが、普段はキム・ギュビンにほっぺを掴まれキスをされたり、練習時に自由に動きまわってソン・ハンビンに連れ戻されるなど、末っ子らしい姿も見せてきました。また、PROWDMONのダンサーLIP Jに言った「ヌナ、サランヘヨ(お姉さん、愛しています)」という言葉でも年上ファンをメロメロにさせました。

記者 : Kstyle編集部