ソン・ガン、来日インタビュー!日本ファンの“ご尊顔”の声に「不思議ですね(笑)」

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「Sweet Home-俺と世界の絶望-」「わかっていても」「気象庁の人々」など、立て続けにヒット作に出演し、今最も熱い注目を集める俳優ソン・ガンがファンミーティングのために来日。横浜、大阪で4回の公演を行い、ファンとの交流をはかった。Kstyleでは2月14日に開催されたパシフィコ横浜国際大ホールでの公演を終えた翌日のソン・ガンに独占インタビューを敢行。公演の感想や、出演作のことからプライベートまで、真摯に語ってくれた。

ソン・ガン、来日インタビューの裏側を大公開!メイキング映像を4月21日(金)21時よりYouTubeプレミア公開

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公式では初来日!「日本で時間があったら…」

――昨日「2023 SONG KANG FANMEETING IN JAPAN -MOMENT-」の横浜での公演を終えられましたが、感想をお聞かせください。日本のファンの印象はいかがでしたか?

ソン・ガン:ファンミーティングをすると、少し残念な気持ちがいつも残ります。『たくさんのことをお見せしたいと思うのに、果たしてそれがきちんと表現できたのだろうか?』って思います。僕にとっては、また1つ大切な思い出ができましたが、ファンの皆さんもそうだったらうれしいですね。そして次にまた機会があるならば、より良い姿で皆さんにお目にかかりたいです。

――日本のファンの印象は?

ソン・ガン:礼儀正しくて物静かな印象を受けました。礼儀正しいファンの皆さんのおかげでリラックスすることができましたし、おひとりおひとりが僕のことをとてもよい表情で見つめてくださって、それがとても印象深かったです。

――公式では初の来日ですが、プライベートでは何度か日本にいらしたことがあるそうですね。

ソン・ガン:旅行で4,5回来たことがあります。東京、大阪、名古屋、福岡などに行きました。

――印象に残っている場所は?

ソン・ガン:街並みですね。日本はどこに行っても街並みがとてもきれいだと思います。

――もし日本で時間があったら、なにがしたいですか?

ソン・ガン:今回、このようないい機会で来ることができましたが、またこのような機会があればうれしいですし、日本のテレビ番組に出演してみたいです。

――プライベートでしたいことは?

ソン・ガン:おいしいものをたくさん食べたり、温泉に入りたいです。

――今回、日本で食べたものは?

ソン・ガン:すき焼きと、昨晩は鉄板焼きを食べました。お好み焼きもお肉もおいしかったです。今日、お昼にとんかつを食べましたが、それもおいしかったです。

――これから大阪でもファンミーティングを行いますが、大阪で期待していることは?

ソン・ガン:もちろん一番はファンの皆さんに会うことですが、あの大きな橋のところ……。

――道頓堀ですか?

ソン・ガン:はい! 道頓堀に行きたいです。
 

デビューから7年「僕は演技することを楽しんでいる」

――「Sweet Home -俺と世界の絶望-」「恋するアプリ~LOVE ALARM~」「ナビレラ~それでも蝶は舞う~」「わかっていても」「気象庁の人々:社内恋愛は予測不可能?!」がいずれも大ヒットしました。それぞれの作品はソン・ガンさんにとって、どんな作品として記憶されていますか?

ソン・ガン:どれもすばらしい作品ですし、すべての作品に情熱を注いで最善を尽くしたので、僕にとってどれもよい経験で、すべてが足がかりになる作品でした。

――その中でもターニングポイントといえる作品は?

ソン・ガン:やはり、初めて主役を務めた「恋するアプリ~LOVE ALARM~」だと思います。主役というものの重みを感じ、一生懸命に作品に取り掛かるようになりました。

――日本では「わかっていても」への反響が大きかったようです。

ソン・ガン:「わかっていても」のジェオンは、他のキャラクターとは少し違って少しダークな一面がありましたが、そんな役を演じながら僕もまたひとつ成長できた気がします。また音楽もストーリーやキャラクターに合わせて作ってくださったので、作品の完成度もアップし、よりよい作品になったと思います。

――2017年の「カノジョは嘘を愛しすぎてる」でのデビューから、7年ほどで数多くの作品に出演してきましたが、この7年間を振りかえってどんなことを感じますか?

ソン・ガン:とても多くのことを学んで成長したと思います。撮影をしながら僕が感じたことを発展させて、そうして成長することをずっと続けてきたように感じます。作品ひとつひとつがとてもいい記録というのかな…。もちろん現場に行ったらいい演技をしなくてはならないのですが、まだ不足している部分が多くて満足する演技ができないこともあって、家に帰ってからその部分を考えて反省しながら「どうやったら克服できるだろうか」と考えました。キャラクターを演じるということは他人になることですから、キャラクターについて研究することを繰り返すうちにたくさんの成長があったように思います。

――7年間順調に成長できた秘訣は?

ソン・ガン:秘訣? う~ん(考えて)。エナジーじゃないでしょうかね。僕は演技することを楽しんでいるので、見る方々がそのエナジーを好意的に見てくださるからだと思います。

――個人的には初期の作品「悪魔がお前の名前を呼ぶ時」も隠れた名作だと思います。ルカ役がソン・ガンさんにとても似合っていました。

ソン・ガン:似ていますよね。僕もそう思います。明るくて突飛なところがあるので。

――作品選びの基準を教えてください。

ソン・ガン:僕は演技を楽しいからするので、その作品をする時に僕が幸せにできるか、楽しいだろうかということを第一に考えて選んでいます。

――エゴサはするほうですか?

ソン・ガン:以前はたくさんしていたのですが、最近はむしろ自分自身を抑制してしまう気がしてしなくなりました。
 

家での過ごし方は?「ただソファーに横になって…」

――では、ここからは作品にからめた質問をします。「Sweet Home -俺と世界の絶望-」にかけて、ソン・ガンさんのおうちの様子を聞かせてください。

ソン・ガン:標準的なマンションですけど、リビングはモノトーンで白を基調に明るい色が混じっていて、アイボリーのソファーがあり、黒のテーブルがあります。部屋ごとに違った雰囲気にしています。

――凝っていますね。インテリアに関心があるのですか?

ソン・ガン:そんなに関心があるほうではないですが、今の家はちょっと凝ってみたくて、少し関心を持つようになりました。

――家ではどんな風に過ごしていますか? あまりお休みはないと思いますが……。

ソン・ガン:ただソファーに横になっています(笑)。ソファーで台本を読んだり、時間ができたらジムに行きます。

――「恋するアプリ」にかけて、よく使うアプリを教えてください。

ソン・ガン:ナビゲーションアプリをよく使います。仕事の時はスタッフさんが運転してくれますが、ジムに行ったり、個人的にどこかに行く時はナビゲーションがないと困っちゃいます。(笑)

――「恋するアプリ」のように「こんなアプリがあったらいいな」と思うアプリを開発するならば?

ソン・ガン:台本の暗記を助けてくれるアプリです。練習する時に相手役のセリフを言って手伝ってくれたり、そんなアプリがあったら便利ですね。

――「わかっていても」にかけて、これをしたらダメだとわかっていてもやめられないことは?

ソン・ガン:特にないです。楽天的な性格だから、なんでも「大丈夫だろう」って思うほうなので。

――ダイエットをしているけれど、これは食べてしまうとかは?

ソン・ガン:それはあります! でも、もし食べてしまったら、その次の日は我慢して調整します。ダメだと思っても食べてしまうのものは、最近だと辛いものです。他のものは我慢できるのですが、すごく辛いものとか甘いものとか、刺激的な食べ物が食べたくなる時があります。

――「気象庁の人々」にかけて、好きな季節や気候を教えてください。

ソン・ガン:秋が好きです。涼しくて服を着るのも楽だから。秋はちょっと厚手のものを1枚着るだけでいいから。僕は楽な服が好きなんです。天気はやや曇り。雨が降りそうでもなく、かといって完全に晴れているわけでもない天気。そんな天気がなにかを考える時にいい感じがします。
 

好きなファッションは?「普段は楽なのが好き」

――「Netflixの息子」との異名を持っていますが、ソン・ガンさんご自身がハマったNetflix作品は?

ソン・ガン:車が好きなのでF1を見るのが趣味なんです。「Drive to Survive(邦題:Formula 1: 栄光のグランプリ)」というドキュメンタリーを見ていますが、今シーズン5までやっています。

――以前、三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEの岩田剛典さんと対談をされた時に、演技の練習をする時に音楽を聴くと話していましたが、どんな音楽を聴いていますか?

ソン・ガン:ニューエイジのピアノ音楽を聴いています。歌詞がある曲を聴くと歌詞に気を取られてしまって、台本を暗記するのに支障をきたすので。台本が悲しいシーンだったら、ちょっと重みがあって悲しい雰囲気がする音楽をかけて、楽しいシーンだったら平和な音楽を聴きます。

――ファンミーティングではダンスも少し踊りましたが、どのようにして選びましたか?

ソン・ガン:ファンミーティングのダンス曲はスタッフさんと決めました。最初は心配しましたが、踊ってみたら意外とストレス解消になってよかったです(笑)。

――グラビアに出ることも多く、抜群のスタイルであらゆるファッションを着こなしていますが、ソン・ガンさんご自身はどんなファッションが好きですか?

ソン・ガン:気分によっても違うのですが、普段は楽なのが好きだからとトレーニングウェアをよく着ています。仕事のミーティングに行くときはTシャツにジーンズにパーカーとか、ブレザーやジャンパーを着ることが多いです。

――今回、日本にいらした時の空港ファッションは自前ですか?

ソン・ガン:そうです。普段から、あんな感じのファッションをすることが多いです。最近はポイントにブレスレットをつけることが多くて、スタイリストさんが作ってくれたブレスレットとか、このブレスレット(ファンミーティングの動画でハンドメイドしたもの)を2連にしてつけています。
 

日本ファンの“ご尊顔”の声に「不思議ですね(笑)」

――Instagramにジムで身体を鍛えている写真を時々アップされていますが、ソン・ガンさんのような魅力的な身体を作るためにはどのような運動をすればいいですか?

ソン・ガン:とにかく一生懸命にやるだけです(笑)。それしかないです。やっぱりつらいと思うと精神的にやりたくなくなるので「できる、できるんだ」と自分を励ましながらトレーニングしています。

――運動のルーティーンなどはありますか?

ソン・ガン: 以前はパーツごとにわけて計画的にやっていましたが、今は背中の運動をしていたら「ここもちょっと鍛えたほうがいいな」と思って他のパーツをやってみたりといった感じで自由にやっています。

――ところで、日本のファンがソン・ガンさんの名前にかけて、“尊顔”“ご尊顔”と崇めているのをご存知ですか?

ソン・ガン:(尊顔の意味を聞いて)本当ですか? 全然知らなかったです(笑)。

――今回の来日でも「日本にご尊顔がいらして、空気がきれいだ」とファンの皆さんが言っていました。

ソン・ガン:(爆笑)。おもしろい~。不思議ですね。

――では、最後に読者にメッセージをお願いします。

ソン・ガン:今回、このように良い機会で日本に来ることができていい思い出になりました。僕に関心を持ってくださり、インタビューを読んでくださって光栄です。これからも、より一生懸命に活動をして、よい作品でお目にかかりたいと思います。ありがとうございます。



取材:安部裕子 / 撮影:伊藤彰紀

■ファンクラブ情報
ソン・ガン ジャパンオフィシャルファンクラブ
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入会金:1,100円(税込)

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・ソン・ガン ジャパンオフィシャルファンクラブ:https://song-kang.jp/
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記者 : Kstyle編集部