「わずか1000ウォンの弁護士」コン・ミンジョン“台本とはかなり異なる設定に変更して演じた”

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写真= HBエンターテインメント
最近、相次いでヒット作に出演し、存在感を見せている女優がいる。SBSドラマ「わずか1000ウォンの弁護士」でナ・イェジン役を演じたコン・ミンジョンがその主人公である。tvN「海街チャチャチャ」「シスターズ」に続き、「わずか1000ウォンの弁護士」まで、それぞれ異なるキャラクターを見事に演じ、深い印象を残した。

「わずか1000ウォンの弁護士」で、ナ・イェジンは仕事に追われながらも一人で娘を育てる検事だ。検事として初心を忘れないように努力し、チョン・ジフン(ナムグン・ミン)、ソ・ミニョク(チェ・デフン)、ペク・マリ(キム・ジウン)にとっては心強い先輩として視聴者に愛された。

「わずか1000ウォンの弁護士」が放送終了し、コン・ミンジョンは「今年は休まず走ってきたので、いざ終わった時には実感が湧かなかったんです。泣くことなど私にはないと思っていたけれど、最後に涙が出ました」と打ち明けた。

彼女は「本当に終わりですね。すっきりしたけれど、とても寂しかったです。『わずか1000ウォンの弁護士』は監督も初めての作品で、若い方が多かったんです。初めての方々が多く、それだけ愛情もありましたし、私たちで頑張ろうとすることもありました。そのためか、スタッフたちと温かい時間が多くありました。終わってしまい寂しいです。『またすぐに会いましょう』と言って別れました」と話した。

今年の初めに制作陣から連絡を受けたという彼女は「初めて台本をもらった時は、名前も違って年もずっと上で、子供が二人いる働くママでした。ナムグン・ミンさん、チェ・デフンさんの大先輩役だったので、私にできるだろうかと思いました。視聴者の方々が信じないだろうと一人で思っていたんです」と笑った。

写真=SBS
続いて「慎重に悩みましたが、自信がないと思いました。それで打ち合わせの時に、私はこの人物を演じるにはまだ若いし、そのように信じさせる自信がないと申し上げました。しかし脚本家さんと監督が励ましてくださいました。脚本家さんも『ミンジョンさんが合流すれば名前も年齢を変えるし、ママという設定もそれほど重要ではないので子供も一人にする。離婚した人物で、働くママという設定より検事としてのイメージを強調するからやってほしい』とおっしゃったんです。打ち合わせの時に監督と脚本家さんと話しながら、完全に説得されたと言いましょうか。とても良い方々でした。このように良い方々となのだから、やらない理由がないと思いました」とキャスティングの過程を率直に語った。

ナ・イェジンは、まさにコン・ミンジョンに合わせたキャラクターであるわけだ。ナ・イェジンはチョン・ジフンを誰よりもよく知り、理解している同僚で、ペク・マリには良いメンターで、ソ・ミニョクとは恋愛模様を披露した。視聴者も二人の恋愛模様を期待していたが、全14話から12話に変更され、彼らの恋愛模様が目立たなかったことは残念だ。

これについて彼女は「デフン先輩と恋愛模様がある予定だったけれど、全12話になって消えた感じになりました。もともとやろうとしていた話がありましたし、演技をする時、念頭に置いた部分がありました」と慎重に話した。それから「撮影の最終日に先輩のおかげで元気が出ました。一度だけサインをしてほしいです」と言ったら、『叶わなかった愛、次は叶いますように』とサインしてくださいました」と笑った。

彼女は「デフン先輩は本当に良い方です。先輩のおかげで撮影現場がとても楽しかったんです。個人的に疲れたり辛い時、一緒に息を合わせて楽しくしてくださいました。辛い時、私を捕まえてくれたありがたい方です。検事チームの人たちは皆とても良い方でした」と愛情を表した。

「わずか1000ウォンの弁護士」を率いた主人公のナムグン・ミンについては「熱心な方です。視聴率がよくて多くの方に愛される作品の主演として、かなりプレッシャーになり、責任感を感じるだろうと思いました。よく眠れていなかったと思いますが、最善を尽くしたと思います。たまにとても大変そうに見える時もあったけれど、それが見えないようにするために努力していました。後輩だけど、心配になる時もありましたし、すごいと感じました。先輩として後輩にしてあげられる話、愛情があってこそできる話を聞かせてくださって学んだことも多いですし、感謝しています」と伝えた。

キム・ジウンとの共演も欠かせない見所だった。コン・ミンジョンは「出演を決めた後、マリが誰になるか気になったけれど、同じ事務所のジウンさんだったんです。その時はジウンさんについて知らなかったので、『たくさん合わせてみるべきだけど、どうしよう?誰なのかな?」と気になっていました。ジウンさんは元気で性格も良くて明るい人です。ポジティブなエネルギーがあります。それでこの人は疲れる日がないんだなと思って、良いエネルギーをたくさんもらいましたし、私も心を開きました。演技をする時に仲良くなっていればいいなと思ったので、始まる前に一緒にご飯も食べたりしたら自然に仲良くなりました」と話した。

記者 : イ·ミンジ