「エージェントなお仕事」キム・スミ&ソ・ヒョリムの嫁姑問題が勃発?【ネタバレあり】

OSEN |

※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
tvN「エージェントなお仕事」でキム・スミとソ・ヒョリムの嫁姑喧嘩により、担当マネージャーのイ・ソジンとソ・ヒョヌが苦労した。有名作家の作品への出演は叶わなかったが、対立は解消し、笑いも感動も掴んだ。

韓国で昨日(14日)放送されたtvN月火ドラマ「エージェントなお仕事」第3話の視聴率はケーブル、IPTV、衛星を統合した有料プラットフォームの視聴率で首都圏世帯基準平均4.1%、最高5.8%、全国世帯基準平均3.3%、最高4.5%を記録し、ケーブルおよび総合編成チャンネルを含むチャンネルで同時間帯1位になった(有料プラットフォーム基準、ニールセン・コリア)

同日の放送で、メソッドエンターテインメントの取締役マ・テオ(イ・ソジン)とチーム長のキム・ジュンドン(ソ・ヒョヌ)は、それぞれ担当の俳優の対立に困惑した。さらに、彼女らは誰が見ても仲が良い芸能界を代表する嫁姑のキム・スミとソ・ヒョリムだった。2人の女優は、有名作家キム・ソヒョンのドラマで姑と嫁役で一緒にキャスティングされ、対立が発生した。毎日何を着て履いたか、カバンは何を持ったか全て見張り「これはどこのものだ、これはまたいつ買ったのか」と、姑のキム・スミが聞いてくることも負担なのに、こればかりか、撮影が行われる6ヶ月間、昼夜一緒にいなければならないことは、嫁のソ・ヒョリムの立場では居心地が悪かった。

そのため出演したい作品を諦めることにしたソ・ヒョリムは、姑が傷つかないように作品から降板する方法を考えていた。その時、広報担当マネージャーのチェ・ジニョク(キム・テオ)が「断れないなら断られたらいい」と妙案を提示した。そこでソ・ヒョリムはキム脚本家に、打ち合わせであらゆるブランド品と華やかなスタイルを要求し、相手を呆れさせることに成功した。

ところが、キム・スミもキム脚本家との打ち合わせでおかしい行動を見せた。作品について深く話し合っているときに、突然見えない誰かと会話を始めたのだ。敬虔なクリスチャンのキム脚本家は「幽霊が見えるキム・スミとは絶対に一緒にいられない」と断言した。実は、キム・スミはいつからか姑、母親、悪口を言うおばあさんなど、いつも依頼がくる似たような役に嫌気がさしていた。ところが、本人が断ると嫁がおかしいと思うのではないかと思い、脚本家が自身を拒んで出演できないようにするため、幽霊が見えるふりをしたのだ。

その場にいた担当マネージャーのテオとジュンドンはそれを見てイライラした。ジュンドンはソ・ヒョリムをキム脚本家の作品に出演させるため、数ヶ月前からの努力が台無しになる危機に瀕した。また、シーズン制で進む大作ドラマに、所属俳優2人を入れて崖っぷちの事務所を復活させようとしたテオの計画も失敗しようとしていた。そこでテオは「先生をキャスティングする条件でソ・ヒョリムもキャスティングした」という嘘でキム・スミを説得し、ジュンドンはその場を去ろうとする脚本家を捕まえ、すべてが演技だったという事実を明かした。

それぞれ嫁と姑のために嘘をつき、とんでもない「ショー」を行ったという事実を知ったキム脚本家は、むしろその感情が自身の作品を作り上げるための演技として役に立つと喜んだ。それで2回目の打ち合わせでは、お互いの率直な感情を話すことを提案した。するとソ・ヒョリムは、姑が周期的に持ってくるおかずも、友人たちに嫁を褒めることも、自分のスタイルに関心を見せることも他の意図があるのではないかと気になると、本音を打ち明けた。その一方で「結婚する前はただの女優ソ・ヒョリムだったのに、今はキム・スミの嫁という見られ方をするため、プレッシャーを感じる」と涙を流し、キム・スミは自身だけのスタイルで彼女を慰めた。

問題は、キム脚本家が率直にお互いの感情を打ち明け、慰め合う2人の姿を「偽りの愛で包装された姑の利己心、そんな姑に向けた嫁の飾りと偽善」と見て、これを「メソッド」演技に昇華させることができると考えたことだ。事実を歪曲するキム脚本家に怒ったキム・スミは「悪口を言うおばあさん」モードを発動させ、戻れない川を渡ってしまった。そのため有名作家の作品は水の泡となったが、嫁姑のわだかまりが解け、2人はさらに仲良くなった。

何より、この日の放送ではキム・スミを「胸の中が夢でいっぱいだった時」に戻す魔法のようなシーケンスが繰り広げられ、濃い余韻と感動を与えた。いつも同じような役だったことに飽きたキム・スミは、映画館で会ったジュンドンに「死ぬ前に熱く愛して別れる恋愛ドラマ、死んでも永遠に記憶に残るような恋愛ドラマに出演したい」という夢を話した。そのように歩いて舞台の上へ向かったキム・スミは、素敵な男性と踊りながら熱く恋愛し、長く語られるファンタジーを披露した。

また、この日の放送では、メソッドエンターテインメントの危機が描かれた。誰かが国税庁に告発したため特別税務調査が始まったのだ。ところが、税務調査官のイ・サンウク(ノ・サンヒョン)に惚れたチョン・ジェイン(クァク・ソニョン)が猛アタックし、予想できない展開となった。他にも、新人のソ・ヒョンジュ(チュ・ヒョニョン)は、ユ・ウンス(キム・グクヒ)にテオとの仲がばれそうになり、手に汗握る緊張感を与え、テオはメソッドエンターテインメントのライバルであるスターメディアからスカウトを提案され、新しい局面を迎えた。

「エージェントなお仕事」第4話は、本日(15日)午後10時30分、tvNで放送される。

記者 : パク・パンソク