「リーガル・クレイジー真剣勝負」EXO ディオ、事件の証拠を手に入れるも…衝撃のエンディング【ネタバレあり】

OSEN |

※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=「リーガル・クレイジー真剣勝負」放送画面キャプチャー
「リーガル・クレイジー真剣勝負」でEXOのディオが、絶望感に包まれたエンディングでお茶の間に衝撃を与えた。

韓国で3日に放送されたKBS 2TV水木ドラマ「リーガル・クレイジー真剣勝負」第10話は、ニールセン・コリア基準全国視聴率6.2%、首都圏視聴率6.0%、1分当たりの最高視聴率は7.3%にまで跳ね上がった。10話連続水木ドラマ1位の座をキープし、揺るぎない“水木ドラマ最強者”として存在感を見せつけた。

同日の放送では、チン・ジョン(ディオ)がパク・ジェギョン(キム・サンホ)と一緒に極悪非道なソ・ヒョンギュ(キム・チャンワン)を相手に悪戦苦闘を繰り広げていた中、パク・ジェギョンが死を迎える姿が描かれた。

チン・ジョンは幼い頃に父親の葬式場で会ったパク・ジェギョンとの縁について語り合った後、パク・ジェギョンからソ・ヒョンギュに関する話を聞いていた状況。かつて加湿器殺菌剤による被害関連の裁判で、ソ・ヒョンギュが事件の主要被疑者ではなく代わりの者たちに有罪を受けさせる、良心のない振る舞いをした後、弁護士としてお金をもらって依頼人を保護したのだと図々しく答えると、パク・ジェギョンはこれに憤怒した。そして、パク・ジェギョンがソ・ヒョンギュが代表を務める法律事務所カンサンの疑わしい事件を掘り下げようとすると、イ・ジャンウォン(チェ・グァンイル)はこれを引き止めたが、パク・ジェギョンは指示を断り、ソ・ヒョンギュに対する捜査のアサインを求め、同期であるキム・テホ(キム・テウ)はソ・ヒョンギュに関連して記者に会いに行くパク・ジェギョンを焦りながら見守った。

パク・ジェギョンは当時、ソ・ヒョンギュを崩せる証拠だったMP3を渡そうとした記者が事故に巻き込まれ証拠をもらえなかったが、イ・ジャンウォンが死ぬ前日の夜に自分にMP3を渡したと説明した。チン・ジョンが「おじさんに電話したという記者、もしかして僕が知っている人?」と言った途端、ソ・ヒョンギュが登場して2人を驚かせた。ソ・ヒョンギュはMP3の行方を問い詰めてチン・ジョンの母親を威嚇し、危険を感じたチン・ジョンは、母親を探して飛び出した。しかし、チン・ジョンの母親に向かって走ってきたトラックが、一瞬わざと方向を変えて通り過ぎ、チン・ジョンは胸をなでおろした。同じ時刻、ソ・ヒョンギュはパク・ジェギョンにわざとチン・ジョンの母親を殺したわけではないと話し、パク・ジェギョンに家族を失ったことを許して、忘れるようにと言って怒りを誘発した。

チン・ジョンは、自分の母親まで危険にさらしたソ・ヒョンギュに対する怒りに包まれた。シン・アラ(イ・セヒ)に電話をかけたチン・ジョンは、瑞草洞(ソチョドン)殺人事件はMP3のせいで起きたため、真犯人が誰であってもソ・ヒョンギュと関連があることを意味するものだとして、真犯人を捕まえると話し、ユ・ジンチョル(シン・スンファン)から死んだパク・イェヨンの家の前の車のドライブレコーダーを押収したオ・ドファン(ハ・ジュン)のところに向かった。この時、ソ・ジハン(ユ・ファン)に嘲笑と侮辱を受けていたオ・ドファンは、ソ・ジハンを止めたチン・ジョンからドライブレコーダーのメモリーカードを出せと言われて、これまでとは違って素直に出した。疑わしい目で見るチン・ジョンにオ・ドファンは、「線を超えたから」という意味深な言葉で心境の変化を表した。

その後チン・ジョンは、ドライブレコーダーでハンドスピナーを回す男性の姿と“チン・ジョンファミリー”が調査した内容にしたがって、ソ・ジハンが犯人だという結果にたどり着き、ソ・ジハンに対する逮捕令状を請求した。しかし、ソ・ヒョンギュが事前に手を打っており、逮捕令状が却下されると、それに憤怒したチン・ジョンはソ・ヒョンギュに「約束するよ。俺がお前を絶対に逮捕するから」と強烈に宣戦布告した。しかし、これにソ・ヒョンギュはにやにやと笑いながら「俺がお前を防ぐと決心したら、お前は本当に死ぬからな」と警告した。

結局、キム・テホの協力を得てソ・ジハンの逮捕令状が発行されたが、取調室に来たソ・ジハンが黙秘権を行使し、難航が続いた。ソ・ジハンとソ・ヒョンギュを捕まえるためにMP3を公開しなければならなかったチン・ジョンは、MP3の持ち主が自分の父親であることをパク・ジェギョンから確認した後、母親に電話をかけて父親がよく使っていたパスワードを聞くなど、奮闘の末にパスワードを解除して、中にあった動画ファイルを再生した。チン・ジョンの父親が撮影した動画には、ソ・ヒョンギュが加湿器殺菌剤関連の責任を負うことを断る人を殺害する場面が捉えられていた。映像を見た後、深刻性を感じたパク・ジェギョンは、チン・ジョンに抜けているようにと言ってMP3を奪ったが、チン・ジョンは「二度と1人でやると言わないでください」としてMP3を取り上げた。

その後、パク・ジェギョンはチン・ジョンに母親の誕生日にケーキを持っていくようにと彼を押し出し、チン・ジョンが仕方なく帰った後、パク・ジェギョンは決然とした表情でソ・ヒョンギュと対面した。続いて信じられないといわんばかりの表情で急いで駆けつけてきたチン・ジョンが白い布をめくると、目を閉じたパク・ジェギョンの姿が明らかになり、やるせない気持ちのチン・ジョンの涙が、次話に対する好奇心を刺激した。

記者 : チャン・ウヨン