Netflix「ペーパー・ハウス・コリア」キム・ホンソン監督、初回にBTS(防弾少年団)を登場させた理由とは?

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写真=Netflix
キム・ホンソン監督が、「ペーパー・ハウス・コリア: 統一通貨を奪え」について語った。

最近、キム・ホンソン監督はマイデイリーとのオンラインインタビューで、先月24日に公開されたNetflixオリジナルシリーズ「ペーパー・ハウス・コリア: 統一通貨を奪え」に関する話を伝えた。

同作は、統一を控えた朝鮮半島を背景に、天才的な戦略家とそれぞれ異なる個性と能力を持つ強盗が奇想天外な状況に立ち向かい、繰り広げるストーリーを描いた。世界的な人気を博したスペインの「ペーパー・ハウス」を原作としている。

ドラマ「客ーザ・ゲストー」「ボイス」「ブラック」を手掛けたキム・ホンソン監督がメガホンを取り、「愛しのホロ」「サイコパスダイアリー」「怪異」を手掛けた脚本家のリュ・ヨンジェと彼の脚本チームがタッグを組んだ。

「ペーパー・ハウス・コリア: 統一通貨を奪え」は先月29日基準で視聴時間が3374万時間になり、NetflixグローバルTOP10 TV(非英語)で1位になった。

この日のインタビューでキム・ホンソン監督は、トーキョー役のチョン・ジョンソについて「彼女がこれまでの作品で見せてきたキャラクターの表現力は、皆さんご存知だと思う。今回の作品でもトーキョー役を自分だけのカラーで完璧に演じきった」と絶賛を惜しまなかった。

続いて「原作のトーキョーのように見せたいとは思わなかったが、チョン・ジョンソが自らよく整理して表現してくれた。私は非常に満足している」と付け加えた。

原作のトーキョーとは異なる魅力を強調した理由については「自然にそうなった。韓国版のトーキョーは、北朝鮮から来た自由奔放なMZ世代(ミレニアル世代とZ世代を合わせた言葉)というキャラクターだった。原作からわざと変えようとしたのではなく、このような設定に従っていたら、その過程で自然に今のトーキョーというキャラクターが完成した」と説明した。

また、劇中でトーキョーがBTS(防弾少年団)の音楽を好んで聴くという設定については「BTSの曲を入れた理由は、実際に北朝鮮でたくさん聴くと聞いたので、そのような設定にした」と明かした。

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記者 : キム・ナラ