「第20回ミジャンセン短編映画祭」公式ポスターを公開…20周年を記念するハングルの文字でさまざまな楽しみを予告

OSEN |

写真=「ミジャンセン短編映画祭事務局」
2002年第1回、「ジャンルの境界を越えて、ジャンルの想像力に挑戦する」を皮切りに、2020年「I LOVE SHORT!」まで、新人映画監督を発掘し、短編映画ファンを楽しませてきたミジャンセン短編映画祭が今夏、映画祭の開催発表と共に公式ポスターを公開した。

2021年で20周年を迎えたミジャンセン短編映画祭が公式ポスターを公開し、開催のニュースを知らせた。1月、公式サイトを通じて「昨年から続いてきた新型コロナウイルス感染拡大の影響と、劇場とメディア環境の変化、それによる韓国映画界の激変の渦の中で、今後短編映画は、また映画祭はどのような役割を果たすべきか、長い間協議をしている」と明らかにし、「コンペティション部門の公募なしに、20周年を記念するプログラムで行われ予定だ」と今年の計画を発表した。

これによって、今回の映画祭は20年間の映画祭の足跡と共に短編映画の意味を省みることができる招待プログラムを上映し、韓国短編映画についての書籍を出版する予定だ。

また、韓国国内外の映画界の変化の中で、短編映画にあり方を模索し、今まで多くの工夫をしているということで、今後の方向性にも関心が集まっている。

ここ20年間、ミジャンセン短編映画祭は「I LOVE SHORTS!」というスローガンと共に毎年、最多出品編数を更新し、短編映画祭としての意味ある活動を披露してきた。また、ジャンルを通じて新しい想像力を披露し、韓国を代表する短編映画祭として位置付けられた。

今回、公式ポスターは20周年を記念して、ハングルで「이십(二十)」の子音と母音で映画祭を代表する5つのセクションを形象化した。ジャンルの多様性を見せるそれぞれのキャラクターの魅力は、短い美学の中に詰め込まれた短編映画の新鮮ながら強力かつ感覚的なジャンルの楽しさを表現し、好奇心を掻き立てる。

まず、「悲情城市(社会的観点を扱った映画)」はしがらみと檻を連想させる「ㅇ」、そして「絶対悪夢(恐怖、ファンタジー)」は緊張感を形象化した長い「l」に収めた。また、「愛に関する短いフィルム(メロドラマ)」は、愛との間、そして背中合わせの2人を連想させる「ㅅ」で表現した。続いて、「喜劇王(コメディー)」は文字の中で最も小さいが、全体に大きな意味を付与する短い「ㅣ」で表現した。最後に「4万回の殴打(アクション、スリラー)」は、お互いに向かい合って支えている2つの軸で緊張感と対立状況を連想させる「ㅂ」で表現し、ジャンルの特徴を表現しながらも、今回の映画祭を通じて短編映画マニアたちが経験する一味違った楽しみを予告する。

ここ20年間のヒストリーを詰め込んだ新しいプログラムを披露する今回の「第20回ミジャンセン短編映画祭」は、今年の夏に観客たちに会う予定だ。

記者 : チェ・ナヨン