スティーヴン・ユァン&ハン・イェリ&ユン・ヨジョン主演、映画「ミナリ」家族全員が揃ったポスターを公開

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写真=PANCINEMA
米アカデミー賞の有力候補作である「ミナリ」が温かい感性の家族ポスターを公開し、観客の注目を集めている。

「ミナリ」は、希望を追って慣れないアメリカへの移民を選んだ韓国人家族の特別なストーリーを盛り込んだワンダフルな物語を描く。本日(25日)公開された家族ポスターは、出演者全員が集まっている初のポスターであり、より意味がある。

父親ジェイコプ役のスティーヴン・ユァンは、慣れないところでの新しいスタートに対する期待と不安が共存しているような眼差しでカメラを見つめており、新しいところで定着していく彼らの旅程に好奇心をくすぐる。母親モニカ役のハン・イェリは、子供たちを抱きながらも自分の母親であり、子供たちの祖母スンジャ役のユン・ヨジョンに寄りかかっている。これは、自身が母になっても母の懐が恋しくなる我々の姿を描き出し、胸を熱くさせる。末っ子デヴィッド役のアラン・キムと長女アン役のノエル・ケイト・チョーは、世の中を見つめる純粋な眼差しと愛らしい魅力で視線を集めた。

このように、互いを抱いたり抱かれたりしている温かい雰囲気の「ミナリ」出演陣の姿は、まるで自分の家族の懐のように、慰めや温もりを届ける。

「ミナリ」は「第36回サンダンス映画祭」の審査委員大賞及び観客賞受賞を皮切りに、「第78回ゴールデングローブ賞」の外国語映画賞及び全米映画俳優組合賞(Screen Actors Guild Awards)にノミネートされるなど、世界映画協会及び授賞式で74冠達成、157部門候補という快挙を成し遂げ、2021年オスカー賞の有力候補として期待されている。

また、「ミナリ」は映画「ムンユランカボ」で「第60回カンヌ映画祭」にてカメラ・ドール、注目すべき視線部門の候補にノミネートされ、映画界で大きな反響を呼んだ名監督のチョン・イサクが演出を手がけた。「ムーンライト」「奴隷12年」などアカデミー賞の作品賞受賞作を誕生させたブラッド・ピットの制作社PlanBと、「ムーンライト」「ルーム(Room)」「レディ・バード(Lady Bird)」「ロブスター(The Lobster)」「フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(Florida Project)」など、何度もオスカーレースを成功裏に率いた北米配給会社A24がコラボして、観客たちの関心を集めている。

「ミナリ」は3月3日に韓国で公開される。

記者 : キム・ナラ