「君と世界が終わる日に」出演で話題!N.Flying キム・ジェヒョン、日本生活を満喫中“メンバーからの電話が1日に3回ずつ…”

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現在放送中の日本テレビ×Hulu共同製作ドラマ「君と世界が終わる日に」に、韓国人のユン・ミンジュン役としてN.Flyingのキム・ジェヒョンが出演! このドラマの撮影のために韓国から単身来日した彼だが、初めてのひとり暮らしを堪能しつつ、撮影ではやさしい共演者たちに囲まれ、日本での日々を楽しく過ごしている様子。

インタビューもすべて日本語でやりとりし、普段の会話ならまったく問題なし! そんなキム・ジェヒョンに、日本滞在中のあれこれをたっぷり聞かせてもらった。

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――ドラマ「君と世界が終わる日に」の撮影、お疲れさまです! まず、このドラマに出演することになった経緯を教えてください。

キム・ジェヒョン:日本テレビの関係者のみなさんが僕にいい機会をくれて、本当に感謝しています。僕が演じたミンジュンという役は自分の姉が大好きなキャラクターなんですけど、僕も自分の姉(元RAINBOWのジェギョン)が大好きなので、たぶんそれでオファーが来たのかな? と思います。僕が勝手にそう思ってるだけなんですけど(笑)。

――ドラマ出演のオファーを聞いた時、どう思いましたか?

キム・ジェヒョン:めっちゃうれしかったです! そうそうあることではないですからね。「なぜ僕に?」とも思いました(笑)。でもいい機会だと思って挑戦しました。僕にとっては新しい経験だったので、最初は心配とか不安とかいろんな感情がありましたが、今は現場でも気楽に過ごせるようになっています。撮影も本当に楽しく、いい思い出をたくさん作っていますよ!


メンバーからは心配も「今は信じてくれています」

――ドラマ出演についてN.Flyingのメンバーは何と言っていましたか?

キム・ジェヒョン:新型コロナ感染拡大の影響で、N.Flyingは2020年のZeppツアーがなくなって。僕たちもめっちゃテンションが下がって、他のメンバーたちとさびしいよねって言ってたんですよ。でも僕がこの「君と世界が終わる日に」にキャスティングをされた後、メンバーに言ったんです。Zeppツアーは僕たちの夢だったけど、僕がこの「君と世界が終わる日に」に出演して、ドラマが終わった後にはきっと日本で人気が出てるだろうから、またすぐZeppツアーできるようになるよって。そしたらみんなもちょっとだけ盛り上がって、みんな「ジェヒョン、頼むね」って。みんなの応援はうれしかったけど、ちょっとプレッシャーも感じました(笑)。

――日本に行く時、メンバーからは何と言って送り出されたのですか?

キム・ジェヒョン:日本に行く時は、「がんばって」とか「気をつけて」とか「信じてる!」という応援の言葉もありましたけど、「うちのジェヒョン、大丈夫かな」と心配する声もありましたね。ひとり暮らしは初めてですから。「ごはんとか掃除とか大丈夫かな?」ってフェスンが心配してました(笑)。でも今は、みんな僕のことを信じてくれています。

――ジェヒョンさんが演じているのはどんなキャラクターですか?

キム・ジェヒョン:僕が演じているユン・ミンジュンは引越し業者のアルバイトで無口な韓国人です。僕自身は明るい人間だから正反対ですけど、実は僕も、自分が気を遣わなくても大丈夫な相手といる時は静かなんですよ。例えばメンバーといる時は、僕はいつも無口です。そこはミンジュンと同じですね。無口で明るい性格って矛盾してる(笑)。僕の中にそんな二面性があるのかなと思うと少し怖いですね。

――日本の俳優・スタッフたちに囲まれての撮影で、言葉の面やその他での苦労はありますか?

キム・ジェヒョン:正直あまりないです! なぜなら、問題は言葉だけだから。「段取り」とか「撮休」とか、そういう専門的な言葉は難しかったですが、スタッフさんや共演した俳優さんたちが丁寧に説明してくれたので困ることはなかったです! みんなすごくやさしいです。僕にとって日本は外国だから、外国で生活するのは大変だろうと思って、みんながやさしい心でいろんなことを教えてくれます。

――日本のドラマに出演して楽しかったことは?

キム・ジェヒョン:今は全部が楽しいです。撮影する場所も初めてだし、日本のドラマも初めてで、日本の俳優さんたちと一緒にドラマを撮影するのも初めてなので。僕にとって全部が新しい経験だから楽しいですね。毎日面白いです。


ヌナ&ヒョン呼びが流行中!?「韓国語に興味を…」

――今作では竹内涼真さん、中条あやみさんといった同世代の共演者もいますが、撮影中にお話したりはしますか?

キム・ジェヒョン:ドラマの中では涼真ヒョン(お兄さん)と一緒にいることが多いです。涼真ヒョンとは歳がひとつしか違わないんですけど、めっちゃ「兄貴」って感じなんですよ。話してる時は同年代というか、一個上だなという感じなんですけど、傍から見ている時はめちゃくちゃ大人に見えます。普通に話している時と、撮影とか自分の仕事をしている時のギャップが全然違います。やっぱりギャップがある人はカッコいいですね。

――それ以外にも笹野高史さん、マキタスポーツさんといった個性派俳優さんたちもいますが、撮影現場でどう過ごしていますか?

キム・ジェヒョン:笹野さんは、僕にとっては笹野“さん”じゃなくて笹野“師匠”です。いろんなことをいっぱい教えてくれました。例えばお金のジェスチャーとかコマネチとか、他にもいろいろ(笑)。笹野さんはいつも現場のムードメーカーです。マキタスポーツさんは韓国に興味があるみたいで、韓国料理とか文化とか歴史とかいろいろお話ししました。横溝菜帆ちゃんは、僕の2番目の先生です。菜帆ちゃんは頭がいいんですよ。それにすごくかわいいです。いつも「ジェヒョンさん、これ韓国語で何て言うんですか?」って聞いてくれるんですけど、その声もかわいいんですよね。韓国語の発音は難しいんですけど、ちゃんと言えててびっくりしました。「무궁화 꽃이 피었습니다(ムクゲの花が咲きました)」という難しい韓国語の発音も菜帆ちゃんは完璧に言えていました。他の俳優さんも一緒に挑戦してみたんですが、やっぱりすぐ言える人はいなくて。すごすぎてちょっと怖いですよね(笑)。

――撮影中、現場で流行ったことはありましたか?

キム・ジェヒョン:「ヌナ(お姉さん)」ですね。「ヌナ」とか「ヒョン(お兄さん)」とか、そういう呼び方が流行りました。例えば涼真ヒョンとか。初めて僕が「涼真ヒョン」って言ったら、めっちゃいいねって。これからもそう呼んでくださいって言ってくれて。それを見ていたマキタスポーツさん、笹野さんも「僕もヒョンって呼んでください」って(笑)。その流れで僕が「ヌナ」という単語を言ったら、みんなで「ヌナ」「ヌナ」って言い出しました(笑)。お疲れさまでしたという意味の韓国語「수고하셨습니다(スゴハショッスムニダ)」をみんなに教えた時も、飯豊まりえさんはちゃんと「수고하셨습니다」と言えたけど、マキタスポーツさんは「수고、수고(スゴ、スゴ)」って縮めて言ってました(笑)。韓国語に興味を持ってくれて本当にうれしいです。

――今回の役ではテコンドーを披露していますが、どのくらい練習しましたか?

キム・ジェヒョン:僕はもともと小学生の時にちょっとだけやってたんですけど、子どもの頃のことだったので忘れちゃってて。それで日本に来る前に1、2ヶ月ぐらい練習しました。期間が短かかったので、「カッコいい蹴りとか回し蹴りだけ教えてください!」って先生にお願いしたら、先生も「わかりました、じゃあ回し蹴りにしましょう!」って言ってくれて(笑)。短期間で集中して教えてくれました。なので、ドラマでは僕のカッコいい回し蹴りを期待してください!

――ジェヒョンさん的には、カッコいい回し蹴りには自信があるということですね?

キム・ジェヒョン:いいえ(笑)。僕としては一生懸命やりましたけど、そんなに自信はないです。だって僕、選手じゃないから!(笑)……正直、ちょっと心配しています(笑)。


N.Flyingメンバーの“サバイバル能力”は?

――今回はドラマへの出演でしたが、この先出演してみたい日本の番組はありますか?

キム・ジェヒョン:僕「ガキ使(「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」)」が大好きなんです! 特に「絶対に笑ってはいけない」が好きなので、いつか出演してみたいですね。

――日本の映画やドラマで好きな作品はありますか?

キム・ジェヒョン:ドラマは「薔薇のない花屋」が好きです。映画は、色々あるけど……(考える)。最近は「君と世界が終わる日に」を撮影しているのもあって、「アイアムアヒーロー」かな。同じゾンビ作品なんですよ。それと日本のアニメも大好きです。最近はやっぱり「鬼滅の刃」!でも映画はまだ観てなくて。いつか必ず観に行きたいです。

――好きな日本の俳優はいますか?

キム・ジェヒョン:韓国でも有名な木村拓哉さんも好きだし、今一緒に撮影している竹内涼真ヒョン、笠松将ヒョン、飯豊まりえさん、安藤玉恵さん、横溝菜帆ちゃん、マキタスポーツさん、笹野高史さん、みんな! 今、現場で一緒に撮影している俳優さんたちは全員、尊敬しています。俳優としてじゃなくて人としても尊敬しています。外国人の僕が気楽に撮影できるようにいろいろ気遣ってくれて、本当に感謝しています。僕はみんなのことが大好きです。今でもいい思い出を作っていますけど、これからももっともっと作りたいです。韓国に帰る時は寂しいかもしれないですね。

――ひとり暮らしを満喫している中、メンバーとはやりとりしていますか?

キム・ジェヒョン:毎日してます(笑)。特に用もないのに「今、僕は◯◯を食べてるよ」という電話がかかってきて、僕も「そうですか、いいですね」で終わります(笑)。みんなやさしいから、僕が退屈じゃないかなと思って連絡してくれるんですよね。感謝してますけど、毎日ひとりずつ3回くらい連絡が来るのはちょっと……。メンバー4人にマネージャーさんもいるから、1日で15回くらい電話かかってくるんですよ。

――ドラマ「君と世界が終わる日に」はゾンビがいる世界で生き延びるために闘うストーリーですが、N.Flyingメンバーのサバイバル能力に順位をつけるとしたら?

キム・ジェヒョン:5位はフンですね。「サバイバル? めんどくさーい」とか言いそう(笑)。4位はスンヒョプさん。ずっと「どうしよ、どうしよ」って迷ってるうちに噛まれそう。3位はたぶん僕。「君と世界が終わる日に」の撮影をしたのでちょっとわかってる部分もあるし。同率1位はフェスンとドンソン。フェスンはなんか……生活力が強いんですよ。ドンソンは頭がいいからサバイバルに強そう。2人が力を合わせた時は無敵かもしれないですね。



日本のおしゃれを満喫!私服も特別公開

――撮影がお休みの日に、何か楽しいことはありましたか?

キム・ジェヒョン:特別な何かをしたわけではないんですけど、毎日が面白いです。ひとり暮らしは初めてなので。運動をしたり、料理を作ったり、ゲームをしたりして過ごしています。ひとりの時間を過ごすことが僕にとっては新しい経験なので、ひとり暮らししていること自体が面白いです!

――毎日おしゃれをしているそうですが、最近お気に入りのコーディネートは?

キム・ジェヒョン:今は日本のスタイルが好きです。日本のファッションは個性的だから大好きです! 僕はもともとカジュアルとかヒップホップとか、コレ! っていうスタイルを決めてなくて、その日の気分で着るものを選ぶタイプ。最近は運動する時に着てる服がいい感じです。日本でナイキのジャージを買いました! これがめっちゃあたたかいんですよ。黒い生地にネオングリーンが入ってて、カッコいいです。

キム・ジェヒョンお気に入りの私服を特別公開!
――Instagramでたまに手作り料理を公開していますが、日本のファンにおすすめの韓国の家庭料理を教えてください。

キム・ジェヒョン:コチュジャンチゲ! 日本のみなさんはテンジャンチゲとかキムチチゲは知ってるけど、コチュジャンチゲはあんまり知らないですよね? コチュジャンチゲはコチュジャンを使っていて、キムチチゲより甘いんですよ。めっちゃうまいし作りやすいから、おすすめです。

――最後に、日本のファンのみなさんにメッセージをお願いします。

キム・ジェヒョン:ドラマ「君と世界が終わる日に」は僕が初めて日本で出演した作品です。有名な俳優さんと共演しているんですけど、現場の雰囲気がすごくいいです。ドラマの登場人物の関係性も面白いけど、竹内涼真ヒョンと僕の本当の関係性も良いので、そういうところがドラマにも出ていると思います! ドラマ「君と世界が終わる日に」、そして僕らN.Flyingの今後の活動に期待してください。以上、N.Flyingのドラムのジェヒョンでした!

取材:尹秀姫 / 撮影:朝岡英輔

■番組情報
「君と世界が終わる日に」

・Season1(全10話)
2021年1月17日スタート 毎週日曜よる10時30分放送
・Season2(全6話)
2021年3月スタート Huluオリジナル配信

※Hulu(Season1 全話配信)、TVer(3話は2月7日まで公開)にて見逃し配信中

■関連サイト
・「君と世界が終わる日に」番組ページ:https://www.ntv.co.jp/kimiseka/
・N.Flying日本公式サイト:https://nflying-official.jp/
・N.Flying日本公式Twitter:https://twitter.com/nf_official_jp
・N.Flying JAPAN YouTube:https://www.youtube.com/channel/UC0NAAW1wkJw9EKxVMbR1THw

記者 : Kstyle編集部