Bandage、デビューシングル「Square One」への想い&今後の抱負語る“聴く人に衝撃を与える音楽がしたい”

OSEN |

写真=Play Mエンターテインメント
昨年、韓国で放送終了したJTBC「スーパーバンド」で名前を知らせたイ・チャンソル、カン・ギョンユン、シン・ヒョンビン、イム・ヒョンビンが、ブリティッシュ・ロックバンドBandageを結成した。特にApinkやVICTONなど、世界的なアイドルグループが所属しているPlay Mエンターテインメントが初めて披露するバンドであると知られ、Bandageへの期待も高まっている。

Bandageは最近、ソウル市江南(カンナム)区で行ったOSENのインタビューで「これから作っていく音楽の始まりなので僕たちも期待が高いです。僕たち4人の組み合わせはお見せしたことがないので、人々がどのように見てくれるのか気になります。今のこのトキメキを今後も失いたくないです」と、デビューの感想を伝えた。

最近、初のデジタルシングル「Square One」を発売し、デビューしたBandage。バンド名は多少馴染みがないが、メンバーらの名前には馴染みがある。夢幻的で個性的なバンド音楽で人気を博したPeople on the Bridgeのイ・チャンソル、カン・ギョンユン、イム・ヒョンビン、“ギター天才”で話題を集めたシン・ヒョンビンが、Bandageを結成したのだ。

Bandageのイム・ヒョンビンは「『Band』と風の影響を意味する『Windage』の合成語です。『良い音楽で世の中に良い影響を与えたい』という意味を込めました」とグループ名の由来を明かした。

ニューアルバム「Square One」はメンバー全員がアルバムのプロデュースに参加し、実力派バンドとしての可能性を見せた。また「出発点、スタート」という意味のアルバム名を通じて、Bandageがもたらす「新しい風のスタート」という意味も込めたという。タイトル曲「Invisibles」は、過去の記憶と向き合った現在の自身を表現した自伝的メッセージを盛り込んだ楽曲で、曖昧な感情を込めた歌詞と夢幻的な雰囲気が印象的だ。

Bandageでドラムを担当しているカン・ギョンユンは「僕たちの歌詞は深いですし、ストレートではないです。リスナーに疑問を投げかけるような感じです。愛についてもストレートに言わないですが、リスナーに『愛』を思わせる何かがあると思います」と歌詞の特徴について語った。続けて「三つの楽曲のスタイルは全く異なります。トラック順に聞けば聞くほど強烈さが増すんです。『Heaven』は穏やかで、『Invisibles』は夢幻的でインパクトのある楽曲です。『For You From Me』は爆発するようなパワフルな感じです」とトラック構成に特に気を使ったと打ち明けた。

イム・ヒョンビンは「過去の自分かもしれないし、歪んだ記憶、僕が幸せだと感じた思い出、愛する恋人かもしれません。過去の自分と現在の自分だけを比べるものではなく、どのように代入しても当てはまる、解釈する度に異なる感情が感じられる歌詞を書きました。聞く人によってそれぞれ異なる方向で共感できる楽曲です」と、タイトル曲「Invisibles」を紹介した。また「僕たち4人が新しく出発する感じがあります。『Bandageはこういう音楽をやります』という考えで3曲をお見せしたわけではないんです。どんなジャンルでも一つずつやってみる予定です」とこれからの活躍を期待させた。

しかし、ニューアルバムへの満足度はそれぞれ異なった。メンバーらが自ら作詞・作曲に参加し、特別な愛情を示したが、いつも惜しいところは残る。

イ・チャンソルは「これからもっと良い音楽が出来ると思います。準備期間も短かったですし、十分合わせる時間が足りなくて残念なところがあります」と、100点満点に85点をつけた。シン・ヒョンビンも「当然ベストを尽くして作業しましたが、いつも惜しいです。もっと良い結果が出ると確信しているので、80点をあげたいと思います」と話した。

イム・ヒョンビンとカン・ギョンユンは「100点」と言い、自信を表した。イム・ヒョンビンは「Bandageがアルバムを10枚出しても、僕は毎回100点だと思うでしょう。頑張りましたし、悔いが残る部分がないように作業しています」と伝えた。カン・ギョンユンも「残念なところはいつも少しずつあります。しかし、僕たちが愛してこそ自信もつきますし、人々も僕たちの音楽を愛してくれると思います」と100点をつけた。

Bandageが追求する音楽のスタイルを一言で定義すると、どんな言葉になるだろうか。まずイム・ヒョンビンは「聞く人が幸せを感じる音楽がしたいです」と明かした。カン・ギョンユンは「人々にも愛されるが、専門家やプロのミュージシャンにも愛される音楽がしたいです」とし、大衆性と専門性の和集合を見つけるため努力していると話した。

シン・ヒョンビンは、「Bandageの音楽を聞いたリスナーたちに衝撃を与えたいです」といった。彼は「Bandageの音楽を偶然聞いた時、ショックを受けてほしいんです。『こんな音楽をするバンドが韓国にもあるんだ』と思って、世界中の人々が衝撃を受けてくれたら誇らしく思います」と堂々と語った。

最後に、Bandageは人々の記憶に残るバンドのイメージを挙げた。イム・ヒョンビンは「時代別に流行った音楽リストにBandageの歌が入ってほしいです」とし、シン・ヒョンビンは「『この時代の一番最高の音楽をするバンド』『音楽が本当に上手なバンド』と呼んでもらいたいです。聞くや否や『どうしてこんな音がするの?』と思わせられるなら、それが良いです」と言った。

カン・ギョンユンは「韓国の音楽史の一つとして教科書に載ってほしいです。修飾語は別になくていいです。時間はかかるでしょうが、Bandageは『Bandage』として覚えてほしいです」とユニークな音楽をするという抱負とビジョンを示した。

Bandageは3日午後6時、各音楽配信サイトを通じて1stデジタルシングル「Square One」を発売した。

記者 : イ・スンフン