【REPORT】2日目は大型新人の初ステージから完全体での来日まで…多彩なラインナップで魅了― 「KCON 2019 JAPAN×M COUNTDOWN」2日目

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「KCON 2019 JAPAN」ⓒ CJ ENM Co., Ltd, All Rights Reserved
K-POP、K-DRAMA、K-BEAUTY、K-FOODなど韓国の多様な文化を経験することができる世界最大級のコンベンション型フェスティバル「KCON 2019 JAPAN」が、5月17日、18日、19日の3日間、幕張メッセ国際展示場にて開催された。3日間を通じて、夜には「M COUNTDOWN」のライブが開催され、豪華アーティストが登場し、華やかなステージで会場を盛り上げた。その模様をレポートする。

2日目の19日は、期待の新人の初来日や、さらなる活躍が期待される実力派グループ、久しぶりの来日公演まで、多彩なラインナップがファンを熱狂させた。


2日目は宇宙少女×I.O.I出身キム・チョンハのコラボで幕開け

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今年のトップバッターは宇宙少女 ボナ、ウンソ、ソラ、EXYというユニットのダンスパフォーマンスで幕を開け、観客を驚かせた。真っ赤なスーツ姿で登場した4人は、椅子を使った艶のあるダンスを披露。ジャケットをはだけさせて歓声を誘うと、終盤にはジャケットを脱ぎ捨てて、貫禄を感じさせる圧巻のダンスで公演の幕開けを告げた。

続いて中央のステージにはI.O.I出身キム・チョンハの姿。4人のダンサーをしたがえてのパフォーマンスは、しなやかな体の動きにうっとりさせられるほどだ。するとそこに宇宙少女の4人が合流! まるで新たな5人組ガールズグループが結成されたかのような、ガールクラッシュ(女性から見てもかっこいい女性)な息の合ったダンスステージで大きな歓声を呼んだ。

ここで、この日のホストであるチュウォンが登場。「こんばんは、チュウォンです。『KCON 2019 JAPAN』に参加することができて胸がいっぱいです。温かく迎えてくれた皆さん、本当にありがとうございます。8年目を迎えた『KCON』ですが、これは皆さんの関心、愛があったからこそできたことだと思います、今一度ありがとうございます」と感謝を伝えた。

そして「音楽で一つになる時間です。皆さん、準備はいいですか? 熱いエネルギーを集めて大きな声で言ってみましょう、Let's KCON!」と呼びかけ、これから繰り広げられる公演に期待を高めた。


大舞台に感激!TARGETの爽やかなステージ

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グループ1組目は7人組ボーイズグループTARGET。パープルの爽やかなスーツ姿で新曲「Beautiful」を披露した。曲の途中では通常組み込まれていなかったアクロバットをウジンがかっこよくキメて、会場からは「おお~!」と驚きの声が上がる一幕もあった。

温かい拍手が送られると、メンバーたちは「僕たちTARGETが『KCON』の舞台に立つことになりました!」「これからも頑張りますので応援してください」と元気に挨拶。最後にゼスは「皆さん楽しんでますか~? テンションがすごくいいですけど、そのテンションをもらってもう1曲披露したいと思います! 僕たちの日本デビュー曲『熱い思い』です、聞いてください!」と呼びかけた。「熱い思い」ではステージのサイドまで移動して手を振りながら歌い、「KCON」という大舞台に立てたことのうれしさが溢れるようなパフォーマンスを見せてくれた。


JYPの大型新人ITZYが日本初上陸!意外な魅力も

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続いて登場したのは2月にJYPエンターテインメントからデビューしたITZY。韓国のガールズグループ最短で音楽番組1位を獲得するなど、並外れた人気を見せているが、日本でもすでに彼女たちに注目しているK-POPファンは多いようだ。

ステージに5人が現れると、観客は大歓声で歓迎。クールな表情からはただならぬオーラが漂っているが、「DALLA DALLA」のステージが始まると、メンバーたちはすぐに笑顔になった。デビュー数ヶ月というのが信じられない、堂々としたパフォーマンスで初来日のステージを飾った。

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ここで「皆さんこんばんは! MCのNU'EST ミンヒョンです」とITZYの紹介をするためミンヒョンが合流。ミンヒョンは昨年Wanna Oneとして「KCON」に参加した際にもイ・デフィと共にMCを務めた。今回も得意の日本語を活かし、2度目のMCを務めることとなった。ここからはミンヒョンの進行で、ホットルーキーITZYを紹介するため、グループの魅力を見せるコーナーへ。メンバーたちは「私たちの魅力を全部お見せします!」と意気込んだ。

キーワードで自己紹介をしていくコーナーでは、デビュー曲「DALLA」のアルファベットから好きな文字を選んでミッションに挑戦。ユナとチェリョンが選んだ「A」は「AIKYO」。チェリョンは「恥ずかしいけれど、日本語で愛嬌をお見せします」とはにかみながらも、「皆、好きだ~よ♥」と可愛く話しながら手でハートを作り、ファンを悶絶させた。

続くユナも「ユ~ナ! ユ~ナ!」のコールに応えて「皆さ~ん、お元気ですか? 私は元気です。好きだよ~」と可愛らしい日本語を披露した。イェジの選んだ「D」は「DARK SEXY」。ダンスでこれを表現するというイェジはCamila Cabelloの「Havana」 に合わせて文字通りダークなセクシーさ溢れるソロダンスを見せて会場を沸かせた。リア、リュジンの「L」は「LEGEND GIRL CRUSH」。リアは「歌で次のステージのヒントをお見せしようと思います!」とし、リュジンと一緒にアカペラで1stシングルの収録曲「WANT IT?」を披露、ファンを喜ばせた。

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続く「これだけは私が1位」のコーナーでは、ITZYの更なる魅力が光った。「反転魅力」というお題では、リュジン、チェリョンが大人気の「サメのかぞく」に合わせてダンス。普段のパフォーマンスとはギャップのありすぎる? 可愛らしいダンスを披露した。次に「ノリノリ」というテーマが公開されるとイェジは「私たち皆ノリがいいんですよ」と明かし、メンバー全員が思い思いの「アモーレ・ファティ」のノリノリダンスを見せた。

ITZYの可愛らしい姿をたっぷり公開した後は、韓国の音楽番組でも歌うことがなかった、収録曲「WANT IT?」を「KCON」で初公開! サビの中毒性のある歌詞とメンバーたちの楽しそうな表情が印象的で、思わず一緒に踊りだしたくなるようなナンバーで盛り上がった。


迫力満点の新曲を初披露!観客に強い印象を残したA.C.E

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続いて登場したのは、2つのサバイバルオーディション番組でその実力を認められたA.C.E。この日の前日に公開されたばかりの「Under Cover」を初公開した。新曲の世界観をよく表す赤の衣装と濃いメイクも印象的だが、何より今回のダンスは見る人を圧倒させる迫力がある。その姿に客席からは思わず「かっこいい~」の声が漏れた。

「皆さんこんばんは~!」「お久しぶりです!」「元気ですか?」と観客に声をかけながら笑顔を見せたメンバーたち。ジュンは「初めて『KCON』の舞台に立ちました。このような機会をいただけて光栄です。頑張って良い姿をお見せします!」と意気込んだ。チャンは「皆さん、応援をお願いします! 次の曲いきましょうか、次の曲は『CACTUS』です!」とデビュー曲を披露。

「CACTUS」では、細部まで完璧な高速ダンスでまたも歓声を引き出した。A.C.Eというグループの実力、そして今回の新曲にかける覚悟が感じられるステージで、観客にその名を刻み付けた。

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ここで本日2人目のMCとしてWanna One出身パク・ジフンが登場し、会場には黄色い歓声が響いた。「皆さんこんばんは、パク・ジフンです。こうして日本で皆さんにお会いできてうれしいです」と挨拶し、「KCON」を訪れたファンからのメッセージを紹介した。

昨年の「KCON」に来て人生の活力ができたという女子高生のエピソードや、自身のファンからの「少年から今では私の心を揺らす本物の男になりましたね。ジフンくんの音楽を聞きながら、私も一緒に成長していきたいです。いつも応援します」というメッセージをかみ締め、感動した様子を見せた。そして「皆さんの大切な気持ち、僕の心に保存~」と名ゼリフも披露して会場を沸かせた。


初々しいVERIVERYのステージに「可愛い」の声

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これが初めての海外活動だというフレッシュなVERIVERYは、「From Now」からスタート。ケヒョンのアクロバットのほか、ダンスブレイクを取り入れるなどスペシャルステージで日本のファンに挨拶した。

「こんばんは、VERIVERYです!」と元気に声を揃えると、ミンチャンは「僕たちは今回初めて日本に来たのですが、このように大きなステージに先輩たちと一緒に立つことができて本当にうれしいです」と話した。またケヒョンは「『KCON』がきっかけになって、これからもたくさん活動できるように頑張ります!」と意欲を見せた。

「Ring Ring Ring」では、デビューしたてのグループらしい、初々しいステージを披露。爽やかな汗を光らせながら、メンバー全員が満面の笑顔でファンの近くまで寄っていくと、あちこちから「可愛い~」の声が上がった。


美しさに感嘆!宇宙少女はお姉さんの魅力たっぷり

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キュートなステージの後は、女性らしさがさらに増した宇宙少女が「La La Love」で先ほどの雰囲気を一変させた。音楽番組で見せていた振付に加え、床に寝そべった状態での幻想的なダンスまで見事に完成させ、感嘆を誘った。

全員で挨拶をするとソラは「皆さん、楽しいですか~?」と呼びかけ、ダヨンは日本語での長い言葉に「あぁ~まぎらわしい……」と苦戦しながらも、思い出しながらゆっくりと「『KCON JAPAN』に新しくできた『KCON GIRLS』もコンベンションセンターで楽しむことができますので、ぜひトライしてみてください!」と最後まで日本語でしっかりと伝え、大きな拍手が沸き起こった。

「I Wish」ではメンバーたちのハートや投げキッスが炸裂、「SAVE ME SAVE YOU」では思わず見とれてしまうような美しいフォーメーションダンスで一度魅了され、スクリーンに映し出される度に、さらに大人になったメンバーたちの美しさに何度も魅了されてしまう時間だった。今年で3回目の「KCON JAPAN」出演となった宇宙少女は、成長したお姉さんの魅力を見せてくれた。


“日本人メンバー所属”ONFはカル群舞で実力を証明

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時計の音が鳴り響き、続いてONFのステージの始まりを告げた。「We Must Love」をMKが歌い出すと、会場には歓声が鳴り響いた。サビのダンスでは7人のカル群舞(体を曲げる角度から指先まで完璧に合わせ、刃物のようにキレのあるダンス)が見事に揃い、完成度の高いパフォーマンスを印象づけた。

日本人メンバーのUは「皆さん、盛り上がってますか? 僕たちONFは『KCON』が今日始めてなのですが、こんなに大きなステージで日本のファンの皆さんにお会いできて本当にうれしいです」と挨拶。続いてラウンは「次の曲は『Complete』の日本語バージョンです。僕たちの曲を一人でも多くの方に聞いていただけたら幸せです。そうできるように頑張りますので、これからもたくさんの応援をよろしくお願いします!」と流暢な日本語で呼びかけた。「Complete」では、激しいダンスを踊りながらも、緊張がほぐれたような輝く笑顔を見せた。

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ここで再びMCとして登場したNU'EST ミンヒョンは、これからのステージを予告して期待を高めた。「これまで力強いパフォーマンスを披露してきたMONSTA Xですが、今日は新しい姿を見せてくれるようです。MONSTA Xに続くアーティストも豪華です。歴代級のビジュアルで少女ファンの心を鷲づかみにしているソロアーティスト、パク・ジフンのステージがあります。独自のパフォーマンスで愛されているチョンハのステージにも期待してください。では、まずはMONSTA Xから会ってみましょうか? Let's KCON!」と3組の登場を予告した。

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スクリーンにMONSTA Xのウォノ、ミニョク、キヒョンが客席のすぐ近くにいる様子が映し出されると、会場のMONBEBE(MONSTA Xのファンの名称)は絶叫。その場で仲良くセルフショットを撮影した3人はステージに上がり、残りのメンバーと合流。ミンヒョンの言葉通り、今回のMONSTA Xはいつもと違うイメージだ。白を基調としたラフな雰囲気の衣装で感性的なナンバー「No Reason」を披露。柔らかい笑顔で観客の心を奪った。


Wanna One出身パク・ジフンの花よりも美しいステージに…

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続いて登場したのはWanna Oneの活動を終えてソロ歌手として始動したパク・ジフン。スクリーンに映し出された真っ赤なバラを背景に、デビュー曲「L.O.V.E」を熱唱。サビの部分ではそのバラが色とりどりのさまざまな種類の花に変わって咲き乱れ、パク・ジフンの今後の羽ばたきを暗示しているようだった。

花に負けないくらい美しいパフォーマンスを披露したパク・ジフンは「今日皆さんにお会いできて本当にうれしかったです。この後もたくさんステージが残っていますから、楽しんでくださいね!」とメッセージを残し、ステージを後にした。


さらに磨きのかかったI.O.I出身キム・チョンハの歌とダンス

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新曲を発表する度にヒットを記録し、女性ソロ歌手として頭角を現したI.O.I出身キム・チョンハは、最新曲「Gotta GO」から披露。色とりどりのステンドグラスの映像を背に、神秘的な雰囲気の中で歌い踊る姿に見とれてしまう。キム・チョンハは「皆さんこんばんは、チョンハです! お会いできてうれしいです。昨年に続いて今年も『KCON』に参加することになりました。今年はコンベンションで昨年にはなかったさまざまなイベントがあります。K-BEAUTYやK-FASHIONに対しても関心を持っていただければうれしいです。次の曲は『Love U』と『Roller Coaster』です。またね~、愛してます!」と挨拶した。

「Love U」「Roller Coaster」では見る人を引き込むダンス、透き通る歌声はもちろん、テンポの早い振付の合間に、客席のファンに笑顔を見せたり手を振るなどファンサービスも忘れなかった。昨年の来日からヒット曲を増やし、歌もダンスもさらに磨きがかかったチョンハのステージだった。

ここで再び登場したパク・ジフンは「皆さん、楽しんでいますか? 僕たちの力になるのは、皆さんの大きな拍手と歓声だということ、覚えていてくれますよね。今のこの熱気をそのままにして、次の舞台の主人公に会ってみましょうか?」とNU'ESTのステージへと繋げた。


NU'ESTがついに完全体で登場!久しぶりの来日公演に大歓声

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ミンヒョンがWanna Oneの活動を終え、完全体として約3年ぶりにカムバックしたNU'EST。それぞれのメンバーがそれぞれの場所で努力し、成長して来日したその姿は、きらきらと輝いていた。新曲「BET BET」は、NU'ESTならではの世界観がありながらも、セクシーさが加わった。

日本での初パフォーマンスに熱い歓声を送られるとJRは「今日はたくさんの方に会えてすごくうれしいです。久しぶりに5人で日本に来て、良いエネルギーをもらってステージができて、すごく幸せになりました。ありがとうございます」と感謝を伝えた。するとレンは「僕たちもこの時間がすごく楽しみだったのですが、歌った後すぐに舞台を下りるのは残念だと思いますね。だから準備しました!」と、NU'ESTがさまざまなミッションによって観客との距離を近づける時間を設けた。

「YES or NO」のコーナーでは、サイン入りのスローガンをファンにプレゼントするために、メンバーたちがミッションに挑戦した。JRは「指を触っただけでメンバーを当てることができるか?」というお題に挑戦。これを聞いたベクホが「もともとJRはメンバーについて細かいところまで知っていることで有名ですよね」と話すと、アロンは「それならメンバーについて何かここで皆さんに教えてください」と続けた。するとJRは「アロン兄さんは朝起きたらシャワーの前に氷を食べます」と秘密を公開。自身の普段の姿を暴露されたアロンは恥ずかしそうな様子を見せた。

ミッションに挑戦するため目をつぶったJRを見て、メンバーたちはちょんちょんとつっついたり、ほっぺを触るなどふざけている模様。「これじゃあ分からないよ」という言葉に、アロンが指を差し出すと、JRは「これはアロン兄さん」と即答。メンバーたちもびっくりするほどの早さだった。JRは「手が細いし、涼しい(冷たい)です」と可愛らしい日本語で理由を話した。

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続いてミンヒョンは3曲連続の2倍速ダンスに挑戦し見事クリア、レンはアロンに片足相撲で勝つというお題に挑む。「やぁー」という気合いと共に何度も向かっていくものの、その度にアロンにかわされてなかなか勝負が決まらず、先に「ちょっと待って」と疲れを見せたアロンが負けとなった。ミンヒョンは、全力で戦い息があがっている2人に「この後ダンス踊る力残ってる?」と聞き、笑いを誘った。さらにベクホはスクリーンに映し出された会場のファンと一緒に動物のポーズを真似して交流した。

観客と楽しい時間を共有した後は、再びステージの時間へ。完全体で歌う歌詞が染み入る「Segno」、ベクホの高音が気持ちよい「LOOK」で魅了した。3曲を終えてミンヒョンは「久しぶりに日本でNU'ESTとしてライブができてとてもうれしかったです」と伝え、レンも「皆さん会いたかったです、本当に。元気でしたか? 愛してます」とハートマークを作り愛を伝えた。

そしてベクホが「最後は『HELLO(ヨボセヨ)』をお聞かせします」と話すと会場には歓喜の歓声が響いた。NU'ESTの代表曲とも言える「HELLO」で、メンバーたちの切ない表情演技がこの日は一層際立って見えた。さらにたくましくなったNU'ESTは「また会いましょう!」とファンに再会を告げた。


MONSTA Xはトリにふさわしい情熱的なステージで会場を魅了

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いよいよ「KCON 2019 JAPAN」も1組を残すのみとなったところで、MCのチュウォンが最後の挨拶のため再び登壇。チュウォンは「皆さん、今日はいかがでしたか? 今日が心の中に長く残る素敵な思い出になることを願います。音楽で一つになった瞬間を、僕の胸にも深く刻みます。『KCON 2019 JAPAN』は、最後のステージを残しています。日本だけでなく、世界的に愛されているグループですよね、僕もファンです。カリスマ性のあるステージでファンの心を捉えるMONSTA Xのステージです!」と紹介した。

再びステージに現れたMONSTA Xは、さきほど「No Reason」を歌った時とは180度異なる姿だった。この日一番の歓声に迎えられ、キレッキレの「Alligator」を披露すると、会場の熱気が一段と高まった。厚い胸板の筋肉がチラ見えする衣装でファンを悶絶させ、ジュホン&I.Mのたたみかけるようなラップ、ダイナミックなダンスで盛り上げた。

大きな声援にウォノは「本当に会いたかったです」と笑顔を見せた。そしてミニョクが「まだ終わったわけではありませんよ。皆さんにプレゼントをさしあげる時間があります」と「YES or NO」のコーナーへ。ここでも、ミッション成功で会場のファンにプレゼントが贈呈された。

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最初のミッションは「MONSTA Xは全員違うハートを作れる」というもの。メンバーたちは一人ずつ、指ハートや手を合わせて、または足を開いてなど個性的なハートを作り、見事クリア。続く「ショヌとジュホンは、以心伝心クイズに3連続成功できるか」というミッションでは、「昼 or 夜」「ラーメン or うどん」「北海道 or 沖縄」のどちらかを選んで2人が即答しなければならなかった。ショヌの口の形をカンニングして? 合わせるように答えるジュホンの姿に爆笑が起こりながらもなんとかクリア。

ラストは「I.Mは目をつぶって触覚と嗅覚だけでメンバーが分かるのか」というもの。I.Mはキヒョンの胸に触るとなぜか「あ~」と絶叫。鼻やあごを入念に触り、首を叩いてみるなど不思議な方法でメンバーを特定。I.Mは「最初は胸が大きいからショヌ兄さんかと思ったけど、違いますね。僕よりも体が細いから、キヒョンさん!」とこちらも見事正解した。

「MONBEBEがどれだけたくさん来てくれたのか見ようかな?」と話しながら中央に移動するメンバーたち。するとMONBEBEたちはペンライトをふってアピール。メンバーたちは自分たちを見るために集まったMONBEBEの多さに驚き、「本当にたくさんいますね」とうれしそうな表情を見せた。

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次に披露した「Puzzle」ではファンにとってうれしい演出が。ヒョンウォン&ジュホン、ウォノ&ミニョクがトロッコに乗って客席の近くまで移動、後方のファンにも挨拶をして、ファン大感激の時間となった。終盤はこれぞMONSTA X! という強烈なナンバーで観客を虜にした。

「DRAMARAMA」では大きな掛け声が会場に響く中、男の魅力全開でダイナミックなステージを披露。開始5秒で誰もが虜になってしまうような「Shoot Out」は、「盛り上がっていきましょう~!」の呼びかけで、ファンもさらに熱狂的に応援、MONSTA Xもそれに応えるように燃え上がるようなパフォーマンスを見せ、トリにふさわしい圧巻のステージで飾った。

エンディングでは全出演アーティストが再び登場。出演者同士も交流しながら、客席の近くまで行きファンサービスを行い、約3時間のステージに幕を下ろした。

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「KCON 2019 JAPAN×M COUNTDOWN」
日時:2019年5月18日(土) 開場:18:00 / 開演:19:00
会場:幕張メッセ国際展示場2~3ホール
出演者: TARGET / ITZY / A.C.E / VERIVERY / 宇宙少女 / ONF / パク・ジフン / キム・チョンハ / NU'EST / MONSTA X

【セットリスト】
01. スペシャルパフォーマンス:BO$$(Fifth Harmony) / 宇宙少女 ソラ、EXY、ボナ、ウンソ
02. スペシャルパフォーマンス:7Rings(Ariana Grande) / I.O.I出身キム・チョンハ
03. スペシャルパフォーマンス:Freakum Dress(Beyonce)/ 宇宙少女 ソラ、EXY、ボナ、ウンソ
04. Beautiful / TARGET
05. 熱い思い / TARGET
06. INTRO Perf + DALLA DALLA / ITZY
07. WANT IT? / ITZY
08. Under Cover / A.C.E
09. CACTUS / A.C.E
10. From Now:BANG BANG BANG(BIGBANG)/ VERIVERY
11. Ring Ring Ring / VERIVERY
12. La La Love / 宇宙少女
13. I Wish / 宇宙少女
14. SAVE ME, SAVE YOU / 宇宙少女
15. INTRO Perf + We Must Love / ONF
16. Complete / ONF
17. No Reason / MONSTA X
18. L.O.V.E / Wanna One出身パク・ジフン
19. INTRO PERF + Gotta GO / I.O.I出身キム・チョンハ
20. Love U / キム・チョンハ
21. Roller Coaster / キム・チョンハ
22. 君に届け / 宇宙少女
23. BET BET / NU'EST
24. Segno / NU'EST
25. LOOK / NU'EST
26. HELLO / NU'EST
27.INTRO + Alligator / MONSTA X
28.Puzzle / MONSTA X
29.DRAMARAMA / MONSTA X
30.Shoot Out / MONSTA X

『KCON 2019 JAPAN』開催概要
開催日:2019年5月17日(金)、18日(土)、19日(日)
時間:10:00開場 / 18:00終了
開催場所:幕張メッセ国際展示場 4~6ホール

■放送概要
「KCON 2019 JAPAN × M COUNTDOWN 字幕版」
2019年6月27日(木)23:15~放送!
再放送:6月28日(金)6:00~、6月30日(日)18:00~
字幕版はMnet SmartでもVOD配信予定!

■関連番組
「KCON 2019 JAPAN コンベンションガイド SP」
これを見れば「KCON 2019 JAPAN」コンベンションエリアの雰囲気が良くわかる!
コンベンションエリアをまるっと紹介するガイド番組です。お楽しみに♪
本放送:6月25日(火)18:00~18:45
再放送:6月28日(金)5:15~6:00 ほか

■関連サイト
Mnet チャンネル情報:https://mnetjp.com/

記者 : Kstyle編集部