「感激時代」出演料の未払い騒動から9ヵ月…“未だ支払いはなし”俳優側の関係者がコメント

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写真=KBS
KBS 2TVドラマ「感激時代~闘神の誕生」が出演料の未払い事態を引き起こしながら償還を約束したが、その約束を履行するどころか、努力さえしなかったと報じられた。

「感激時代」に出演した俳優および関係者たちは3日、TVレポートに「未払い事態は現在進行形だ。昨年収益が入り次第償還すると言うから信じてみたけれど、制作会社は連絡さえ受けなかった」と伝えた。

「感激時代」は1930年代の日中韓のロマンに満ちたチンピラたちが繰り広げる愛と義理、友情を描いた新たなスタイルのロマンチック感性ノワールだ。韓国で2014年1月から4月まで放送された。SS501のリーダーキム・ヒョンジュン、チン・セヨン、イム・スヒャン、チョ・ドンヒョクなどが出演し、期待を集めた。

「感激時代」の視聴率も期待しただけに良いもので、水木ドラマで1位を記録した。しかし放送途中の脚本家交代、出演料の支払い期限を不履行した制作会社に対する俳優側の団体訴訟などが外部に知られ、世間のうわさになった。当時制作会社は出演料を支払う予定だと明かしたが、それから1年が経った昨年6月にも出演料の未払い事態で議論を巻き起こした。

これに関連し、KBSの関係者は「『感激時代』の制作会社が未払い事態に対して責任感を持って収益が入り次第償還してくれる。未払い問題を解決するために努力している」という立場を伝えた。

しかしそれから9ヶ月が経った現在まで相変わらず支払いは成されていないことが判明した。「感激時代」に出演した俳優側の関係者は「端役俳優の場合は出演料全額をもらっていない場合も多い。100%未払いとなるとむしろ赤字と言える。ドラマの場合、ガソリン代やトールゲート代、食費、宿泊費などをもらえないが、『感激時代』は地方での撮影が多かったので負担が大きかった」とため息をついた。

出演料の未払いが2年以上続いたため、ほとんど諦めているという。また違う関係者は「この業界がそうな(不正確な) ようだ」とし「大幅に割引してあげたと思っている。結構前からもう忘れている」とコメントしている。

記者 : イ・ウイン