神話 ドンワン、ミニコンサートを開催“ファンとの16年間の情が伝わるステージ”

OSEN |

さすがに“元祖アイドル”のメンバーらしかった。グループ神話(SHINHWA)のドンワンは、古いファンと一緒に公演を作っていった。彼のユーモラスなトークや愉快なファンのリアクションが作り出す雰囲気は、まるで古い親友に会ったように気楽で楽しいものであった。16年間の情がそのまま伝わってきた。

ドンワンは、ニューシングルの発売を控えた20日午後、ソウル広壮洞(クァンジャンドン)AX-KOREAでミニコンサート「He」を開催した。

この日の会場は、ほとんど20代後半と見えるドンワンの長い女性ファンで満たされた。彼が余裕ある微笑みでステージに登場すると、彼女らは喜びの歓声を送った。

公演は、アコースティックギターの演奏とともにブルーノ・マーズの「When I Was Your Man」から始まった。ステージを終えたドンワンは「神話の活動を控えている。僕のミニコンサートで活動に始動をかけるのだ」と近況を伝えた。

続いて自ら作詞・作曲した「君がいるべき場所」を歌った後、ファンとの本格的な出会いを始めた。公演の前に予め準備した掲示板は、ファンの質問が書かれたメモで埋め尽くされた。ドンワンは気に入った質問が書かれたメモを選び、これを作成したファン10人をステージ上に呼び、話し合う時間を設けた。ファンとドンワンは、長い付き合いをアピールするかのように冗談を言い合いながら仲睦まじい雰囲気を醸しだした。

出版予定のフォトエッセイの一部も公開した。旅行をしながら自分で撮った写真とともに感想が綴られている。

会場を訪れたファンのためのプレゼントだったのだろうか。ドンワンは6年ぶりにリリースする新曲「He_Sunshine」を初めて公開した。特有の甘い歌声でライブ公演を披露した。これに先立ち彼は「僕のソロ曲は、神話の音楽とは異なる雰囲気だ」と紹介した。

公演の順番が変わってしまう事故も、ステージ上での小さいミスも、ドンワンは特有のジョークでうまく交わし、ファンも問題ないと言っているかのように笑顔で応えた。ヒット曲「ハンカチ」を歌う時は、観客全員が一緒に歌った。

コンサートが終わった後も、ファンたちは“アンコール”ではなく“ドンワン”を連呼し、彼をステージに呼び出した。ドンワンはステージに上がり、新曲「He_Sunshine」に対する紹介とともに「あまり準備ができなかったのに、こんなに来ていただいて本当に感謝している」と最後の挨拶を伝えた。

ドンワンは21日0時、各種音楽配信サイトを通じてソロ歌手として6年ぶりの新曲である「He_Sunshine」をリリースする。この曲は、M.C the MAXの「あの時、私たち」、LYnの「ハイヒール」、Sweet Sorrowの「Wonderful Day」等を手がけた作曲チームWATT(ワット)と実力派ミュージシャンBrand Newjiqの作品である。

記者 : ジョン・ジュンファ