「カッコウの巣」チャン・ソヒ“毎日ドラマの女王”の力を見せるのか?(総合)

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写真=チョ・ソンジン
“毎日ドラマの女王”チャン・ソヒが戻ってきた。「天使の罠」の後番組として6月3日に韓国で初放送されるKBS 2TVの新毎日ドラマ(月~金まで放送されるドラマ)「カッコウの巣」を通じてもう一度毎日ドラマでの栄光を再現するという覚悟だ。

「カッコウの巣」は、兄を死に追いやった女性の代理母となり、壮絶な復讐を誓う一人の女性と、自身の人生と子供を守るために孤軍奮闘する女性の葛藤を描いた、壮絶で切ない復讐劇だ。「人魚姫」「妻の誘惑」をヒットさせたチャン・ソヒが今回は復讐される役を演じることで関心を集めている。

しかし、彼女が約4年ぶりに選んだ復帰作がまた復讐劇、マクチャンドラマ(日常では起こらないような出来事や事件が次々と起きる韓国特有のドラマのこと)だということに対する懸念の声も出ている。

これについてチャン・ソヒは29日午後2時、ソウル中(チュン)区奨忠洞(チャンチュンドン)BANYAN TREE CLUB & SPA SEOULのクリスタル・ボリュームで開かれた「カッコウの巣」の制作発表会で「多くの方々が久々の復帰作がまた強いドラマ、いわゆるマクチャンドラマだと心配するが、私は前向きに受け入れている。マクチャンドラマはすでにドラマの一つのジャンルになったような気がする」と話を始めた。

彼女は続いて「このドラマを準備しながら記事の書き込みを見たら、肯定的な反応が3分の2、否定的な反応はわずかだった」とし、「俳優はどんな役でもこなさなければならないと思う。良いドラマ、悪いドラマを分けるより、私がうまくやれるドラマ、視聴者が私のどんな姿を好んでくれるのかを把握した。視聴者の期待を裏切らないよう一生懸命頑張る」と覚悟を付け加えた。

チャン・ソヒが演じるペク・ヨニは、チョン・ビョングク(ファン・ドンジュ)の妻で、静粛で端麗な性格の主婦だ。裕福な家庭で生まれた彼女は、大学時代の初恋を事故で失った後、父親ペク・チョル(イム・チェム)の強要によりビョングクと結婚する。しかし、子宮頸がんの手術を受けた後、妊娠ができなくなり、姑クァク・ヒジャ(ソ・グォンスン)の勧誘で代理母を通じて子を得る。しかし、死んだ初恋の妹イ・ファヨン(イ・チェヨン)の登場によって苦しめられる人物だ。

チャン・ソヒは「『カッコウの巣』は復讐と代理母に集中したドラマではなく、二人の女の母性愛が中心になるドラマだ」とし「復讐のアイコンという修飾語を脱ぎたくて選んだ作品だ」と強調した。彼女は続いて「家族同士の和合と愛を伝えるところを高く評価している。後半のストーリーを語るために最初は多少刺激的な内容が展開されると思うが、どんでん返しがあるので楽しみにして欲しい」とお願いした。

「カッコウの巣」は映画「愛と戦争:12番目の男」のクァク・ギウォンプロデューサーと「ルビーの指輪」のファン・スニョン脚本家がタッグを組んだ作品で、チャン・ソヒの他にもイ・チェヨン、ファン・ドンジュ、キム・ギョンナム、イム・チェム、オム・ユシン、ソ・グォンスン、チ・スウォン、パク・ジュングム、チョン・ノミン、ソン・ガヨン、キム・ミンザ、チョン・ミンソなどが出演する。

記者 : イ・ウイン