「奇皇后」放送終了まで残り1話…危機を乗り越えハッピーエンドとなるのか?

OSEN |

※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=「奇皇后」放送画面のキャプチャー
「奇皇后」が放送終了まで残すところ1話となった。しかし、まだチ・チャンウクとハ・ジウォンの前には避けられない危機が予告され、視聴者たちに張り詰めた緊張感を与えている。果たして2人は幸せな結末を迎えられるのか、最終回ではクライマックスに達することが期待される。

28日午後、韓国で放送されたMBC月火ドラマ「奇皇后」第50話では、絶体絶命の危機に瀕したタファン(チ・チャンウク)の姿が描かれた。

これまでタンギセ(キム・ジョンヒョン)、ヨム・ビョンス(チョン・ウンイン)などと手を組み、タファンを引きずり降ろす謀略をリードしていたメバク商団の頭の正体は、タファンの側近ゴルタ(チョ・ジェユン)であることが明らかになった。ゴルタは長い時間をかけてタファンに毒薬を飲ませていたが、この日の放送では薬の効果が表れ、タファンを徐々に崩壊させていった。

薬の中毒者になったタファンは、もはや薬なしでは生きられなくなった。薬は頭痛と短期記憶喪失を誘発し、自分の体をコントロールできないタファンはゴルタの策略にまんまと嵌った形になった。放送の最後にはキ・スンニャン(ハ・ジウォン)がメバクの頭の集会を急襲したが、その後スンニャンがゴルタの正体を暴いたかどうかは公開されなかった。

写真=「奇皇后」放送画面のキャプチャー
ゴルタの他にもタファンの敵は多い。皇太后(キム・ソヒョン)もまた、新しい皇帝候補を掲げて国を掌握しようと陰謀を企んでいた。スンニャンに復讐心を抱く皇太后が、果たしてどのような形で脅威を与えるのか、まだ分からない状況だ。息をつく間もなく敵に立ち向かうタファンとスンニャンの危険な最後のストーリーが視聴者たちの関心を集めている。

この日の放送で決着がついた相手はワンユ(チュ・ジンモ)だった。マハ(キム・ジンソン)世子がワンユとスンニャンの子供だったという事実を知ったタファンは、スンニャンの命を守るためにワンユの命を奪うことを決心し、ワンユはスンニャンのために躊躇うことなく自分の命を捨て、切ない純愛に終止符を打った。

ある程度予想されていたワンユの死が視聴者たちを悲しませた中、タファンまで命が危うい状況にあるため、「奇皇后」の結末に対する関心はいつにも増して高い。今まで数多くの敵から自分はもちろん、タファンの命まで守ってきたスンニャンが再び力を発揮できるのか、ついに正式皇后の座についたスンニャンが最後までその座を守ることができるのか、残り1話の展開は今までに劣らないほど面白くなりそうだ。

また、この日公開された最終回の予告映像では、ゴルタが渡した薬を飲んで倒れるタファンと、それを見て喜ぶゴルタの姿が描かれた。このシーンで流れたタファンの涙が、死の予感から来るものか、それとも裏切られた痛みから来るものなのかは29日の放送で明らかになると思われる。「奇皇后」の結末に最後まで気を緩められない。

記者 : キム・サラ