「オールドボーイ」パク・チャヌク監督、ユ・ヨンソクに言及“もっと可愛がってあげれば良かった”

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写真=TVレポート DB、CJエンターテインメント
デジタルリマスター版として10年ぶりに再上映された「オールドボーイ」(監督:パク・チャヌク、制作:エッグフィルム)が10周年記念試写会を成功裏に開催した。

2003年の公開日と同じ日である11月21日に開かれた試写会には、パク・チャヌク監督を中心にユ・ジテ、カン・へジョン、ユン・ジンソ、オ・グァンロク、チ・デハンとスタッフなどが一堂に会し「オールドボーイ」の10年を回想した。

パク・チャヌク監督は「すでに映画を見たかもしれないのに、また来ていただき、ありがとうございます。監督の仕事を長く続けているとこんな日も来るんですね。初めて経験することなので不思議な気持ちです。大きなスクリーンでフィルムの質感と魅力を楽しむことができる良いきっかけになると思います」と挨拶した。

ユ・ジテも「個人的にこのような作品に参加できて光栄です。10年後も変わらぬ“防腐剤ルックス”(年を取らない外見)を維持できるように努力します」と、最近話題になった防腐剤ルックスについて言及し、笑いを誘った。

カン・へジョンは「10年の間に多くのことが変わりましたが、『オールドボーイ』だけは変わっていません」と話し、ユン・ジンソは「『オールドボーイ』で初めて名前がある役を演じました」とそれぞれの思いを述べた。

フランスでリュック・ベッソン監督の新作映画「LUCY/ルーシー」を撮影中のチェ・ミンシクは「僕を抜きにして楽しんでいるのを見て悔しい。帰ったら一緒に飲みましょう」とコメントを伝えた。

また、パク・チャヌク監督は2回目となる観客との対話でユ・ジテと一緒に2004年カンヌ映画祭に出席した時の思い出を振り返り「ユ・ジテはホン・サンス監督の映画『女は男の未来だ』で一足先にカンヌのレッドカーペットを歩いていたので、自分が先輩かのように僕たちを指導し、偉そうな顔をしていた覚えがある」と暴露し、客席を爆笑の渦に巻き込んだ。

また、最近tvNドラマ「応答せよ1994」で人気を集めているユ・ヨンソクについては「こんなに売れると分かっていれば、もっと可愛がってあげてクローズアップも沢山してあげたのにと思う」と話し、笑いを誘った。

続いてパク・チャヌク監督は「ユ・ヨンソクはユン・ジンソとの科学室シーン撮影の際に苦悩し、努力して作り上げた。撮影後、お酒を奢って彼を褒めた記憶がある」と絶賛し、視線を引き付けた。

「オールドボーイ」は、パク・チャヌク監督が自ら指揮を取ったデジタルリマスター作業を経て今月21日に韓国で公開され、絶賛上映中である。

記者 : キム・スジョン