「応答せよ1994」チョンウ&ユ・ヨンソク、二人とも欲しい!

OSEN |

共通点のない違うタイプだが、とても惹かれる二人の男がいる。どうしても片方に傾くことはない。

tvN「応答せよ1994」で熱い三角関係を形成しているチョンウ(スレギ役)、ユ・ヨンソク(チルボン役)のことだ。無愛想に見えるも耐えない緊張感を与えるスレギと、優しく近づいてくるチルボンは女性が男性に求める2つの面を分けてそれぞれキャラクター化したかのようだ。

韓国で15日に放送された「応答せよ1994」では、スレギが異性としての緊張感を大幅にアップさせただけでなく、チルボンの接近もより積極的なものに変わり、女性が望む2つのタイプの恋愛が揃って描かれた。

チョンウとAra(ナジョン役)は気楽に接していた兄が、指先だけ触れても緊張するようになる異性に変わっていく過程を説得力のある演技で描いている。彼への心が大きくなるにつれ、神経質になるナジョンと自然に目が行くナジョンのせいでぎこちないスレギの姿が、視聴者をときめかせた。

ナジョンを軽々と持ち上げて運び、怪我をしたところに優しく薬を塗ってあげ、ボディラインが見えるナジョンの前で明確に戸惑う彼の姿は、“無愛想でも魅力的な”から一歩進み、男としての魅力も加わっていた。冗談のふりをして「兄さんが洗ってあげようか?」と声をかけるなど、まだ少女から抜け出せていないナジョンを試すような一面も見せた。

一方、チルボンは恋に落ちたその年の男の子らしく初々しい魅力が満点だ。どうしてもマジックアイの絵が見えないというナジョンを手伝うとわざわざ隣に座って声をかけ、賭けやジンクスを理由になんとか顔が見れるチャンスを一度でも多く作ろうと努力する姿は、初々しい恋愛の序盤を思い出させるには十分だ。

さらに繊細で女性思いで、「試合に負けたら君のせいだ」と愚痴をこぼすところまで、多少無愛想な男性に飽きた女性に、昔を思い出させる魅力を持っている。重要なのは、ナジョンが彼の気持ちに気付いていないふりをしていることだ。予想はしているも、確実な証拠がなく戸惑うスリル溢れる恋愛感情が、20代序盤にのみ可能であった胸のときめきをそのまま見せてくれる。

本日(16日)の放送ではチルボンが心をストレートに告白し、新しい局面を迎える予定だ。まだよくは分からないが胸をときめかせる男と、私だけを見つめて近づいてくる男。ナジョンの夫がたった一人であるということが残念なくらいだ。

記者 : イ・ヘリン