「黄金の帝国」コ・スさん、本当に冷血漢になったのですか?

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写真=SBS「黄金の帝国」スクリーンショット
コ・スが変わった。温かい笑顔は消え、冷たい気運だけが残った。本当の悪魔になった彼の姿に、視聴者も舌を巻いた。

12日に韓国で放送だれたSBS「黄金の帝国」(脚本:パク・ギョンス、演出:チョ・ナムスン)第13話では、キム議員(イ・ウォンジェ)を殺し、ユン・ソリ(チャン・シニョン)にその罪を着せるチャン・テジュ(コ・ス)の姿が描かれた。

この日の放送でチャン・テジュは、チェ・ミンジェ(ソン・ヒョンジュ)の反撃によって危機にさらされた。チャン・テジュの後押しをしてきたキム議員の汚職が暴かれたのだ。このため、出国禁止となったチャン・テジュはユン・ソリと共にフィリピンに向かうために行った空港できびすを返すしかなかった。

チャン・テジュのことを心配したユン・ソリは、自らキム議員に会った。そして、チャン・テジュが無事であるようキム議員が長官内定者から辞退することを条件に体を許した。この事実を知ったチャン・テジュは大きな衝撃を受けた。ユン・ソリと家庭を築こうとした夢が壊れてしまったからだ。

結局、チャン・テジュは自身を圧迫するチェ・ミンジェに警告するシーンで変わった一面を表した。そしてキム議員のところを訪ね、彼と言い争う過程で彼を刺して全ての罪をユン・ソリに着せた。ユン・ソリも大好きなチャン・テジュのために嘘で自首することにした。

コ・スは鋭く、冷たい眼差しの持ち主に変身し、冷血漢の面貌を見せ付けた。これまではソン・ヒョンジュとイ・ヨウォンの家族同士のパワーゲームにコ・スが挟まれているような感じが強かったのが事実だ。しかしコ・スは放送後半から劇をリードし、お茶の間を圧倒した。彼の本当の歩みが始ったのだ。

なぜ彼が悪魔になるしかなかったのかに対しては、視聴者が頷ける事情と理由がある。従ってチャン・シニョンを頼もしく守っていたコ・スは、もう見ることができないだろう。これからチャン・シニョンはコ・スの道具として使われそうだ。チャン・シニョンを“先輩”と呼んでいたコ・スが、“君”と呼び方を変えたことも注目を浴びている。

また、コ・スが家族や周りの人々にまで冷たくする可能性も高い。「黄金の帝国」の予告編で、イ・ヨウォンと結婚したコ・スはキム・ミスクを義理の母ではなく、“ハン・ジョンヒ氏”と呼び、視線を引きつけた。それだけでなく、コ・スはソンジングループを手に入れるための決心を示し、期待を高めた。

しかし、何もかもが予測不可能になった状況で複雑に絡んだ彼らの関係がどう展開されるのか、そんな中コ・スの悪魔気質はどこまで行くのかに注目が集まっている。

記者 : パク・グィイム