「火の女神ジョンイ」イ・グァンス、イメージチェンジに成功“野望の化身に”

OSEN |

俳優イ・グァンスが恐ろしいほどの権力欲を見せ、イメージチェンジに成功した。

イ・グァンスはMBC月火ドラマ「火の女神ジョンイ」で嫉妬深くて卑劣な臨海(イムへ)を演じている。臨海君は弟の光海君(クァンヘ、イ・サンユン)に野望を隠さない人物だ。

臨海は韓国で16日に放送された第6話で光海が宣祖(ソンジョ、チョン・ボソク)に下賜された玉帯を失くしたが、自身の過ちを最後まで言わなかった。彼は以前、妓生房(遊郭)から慌てて逃げたため、玉帯を置いたまま出てきたのだ。

宣祖は臨海の過ちを知らないまま弟のシンソン(パク・ジュンモク)を司饔院(サオンウォン:朝鮮時代、宮内の食材と食器を管理する官庁)の都提調(諮問役)の職責に任命した。この過程で臨海は玉帯のことで光海が叱られたことに申し訳ないかのように宣祖を難詰しながらも彼の顔色をうかがい、狡猾な面を見せた。

臨海は席から立ち上がり、決然とした表情で「臨海兄を都提調に任命するように呼びかけてほしい」と言い、高い地位に上がりたがる権力欲を見せた。また、都提調になれば弟の光海の面倒を見ると懐柔する姿を見せた。

光海は臨海の言葉を無視し、席を立った。臨海は「僕の言うこと聞かなかったことが永久に千秋の恨みになるだろう」と叫び、今後彼がどのような権謀術数を考えるのかと緊張感を高めた。

イ・グァンスは光海に申し訳ない気持ちを表現すると同時に、彼の機嫌をうかがいながらも決然とした目つきと口調で自身の野望を明らかにするなど、多様な演技をこなした。彼は繊細な感情に奥行きを与えて表現し、狂気じみた臨海キャラクターをうまく演じた。これまでバラエティ番組で親近感のある姿を見せていた彼は、完璧なイメージチェンジで注目を集めた。

記者 : ピョ・ジェミン