EDEN、7/24にいよいよデビュー!“今は全ての活動が楽しみで仕方ない”

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美しく華やかな3ピースバンド「EDEN」(エデン)がついにデビューを果たす。
7月24日(水)にいよいよデビューシングル「Never Cry」をリリースするEDENは、ちょうど1年前コンベンションライブを開催していた。当時、デビュー前にもかかわらず、多くのファンが駆けつけ、その注目度の高さを伺わせた。本国の韓国ではメンバーそれぞれがドラマ、CM、バラエティーなど音楽以外の分野でもソロ活動を繰り広げ、各自の才能を発揮している。

“いつも自分たちの音楽を聴いていてほしいという願い”の「Every Day Every Night」という意味を持つ「EDEN」に、バンド結成について、待望の日本デビュー曲「Never Cry」について、また、それぞれの音楽観について、聞いたインタビュー。

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―まずは「EDEN」というバンドがどうやって生まれたのか、誕生秘話を教えて下さい。

テヒョン:僕とヒョンジェが同じ学校の先輩と後輩という間柄でした。元々音楽の学校だったので、音楽的に繋がりがありました。僕たちは元々ジャズをやっていて、自然とバンドでもやろうかという話になりました。ちょうどその時にヒソンと出会いました。ヒソンは元々クラシックをやっていて、ちゃんと音楽にも造詣が深いし、じゃあ一緒にやろうかということになりました。元々ヒョンジェはジャズが好きで、僕はどちらかと言うと大衆音楽というものに関心が高かったんです。それでクラシックとジャズとポップスというそれぞれの得意分野を持つ3人があわされば一味違ったカラーが出せるんじゃないかなということで、3人で組むことになったのがこの「EDEN」です。

―“ジャズ”“ポップス”“クラシック”という全く異なるジャンルから誕生したというのが驚きましたが、「EDEN」はどんなバンドですか?

ヒョンジェ:僕たちの考えは本当にシンプルです。自分たちはこれから大衆音楽というものをやっていきたいと思いました。今までやってきたジャズだったり、ポップスだったり、クラシックだったり、色々なものをベースに持っていますが、僕たちはあくまで多くの人たちから愛されるような音楽、「Never Cry」のような大衆の人に親しみやすいロックをやりたいと思いました。

ヒソン:今まで僕たちは過去にそれぞれ、色々なカラーを持っていましたが、僕たちが共通してこれからやっていきたいと思っているのは、今ヒョンジェ兄さんが言ったような大衆音楽と言われるものです。僕たちがこれからやっていきたいと“望むもの”が同じだったということです。

―バンド内で楽器以外に役割はありますか?

テソン:まずヒソンは、見た目男っぽく見えるんですが、バンドの中で末っ子なので、とても愛嬌がありますね。なので、愛嬌担当です(笑) ヒョンジェは、ビジュアルが正直言って世界一だと思います(笑) なので、やっぱりビジュアル担当ですね。もちろんそれだけじゃなくて、音楽に対しても造詣が深いので、音楽の面でも頼りにしています。

―テヒョンさんはお二人から見てどうですか?

ヒソン:テヒョン兄さんは、やっぱりバンドの中心ですね。もちろんヒョンジェ兄さんもステージ上で中心になりますが。

ヒョンジェ:テヒョン兄さんは僕たちの栄養剤のような人です。……というのも、ご飯もよく作ってくれるし(笑) 僕たちの食堂です。

ヒョンジェ&ヒソン:“EDEN食堂”です!(笑)

テソン:なるほど(笑)

―昨年、デビュー前に行った赤坂BLITZでのライブから1年近い時間が経ちましたが、これまでそれぞれ何をしてきたのか教えてください。

ヒソン:僕は、僕自身ギターの経験が長いというわけではないので、ギターのテクニックなど音楽的なところに準備の時間を費やしてきました。歌についても、テヒョン兄さんは長い間ボーカルトレーニングを受けていたり、子供の頃からずっと歌ってきていますが、僕にはそういった下積み時代がなかったので、これまでの時間そういった歌のトレーニングにも時間を費やしてきました。ギターはずっと練習しているうちに、本当に不思議なことにコードを知ってから自分ならではのコードを見つけ出すことができるようになって、それを元にして自分で歌を書くということにも繋がってきています。それは考えてみるとテヒョン兄さんが今まで歩んできた音楽の道の後を自分も辿っているような気がします。この約1年の間は、個人で演技活動もしてきましたが、演技以外の時間はそういったことに費やしてきました。

ヒョンジェ:昨年のショーケースの後、僕とヒソンはそれぞれ2つずつドラマに出演しました。僕の場合は「美男<イケメン>バンド」「オフィスの女王」、ヒソンは「約束の恋人」「花を咲かせろ!イ・テベク」に出演していました。その間にテヒョン兄さんは「マスターシェフコリア2」という番組に出演して料理の方で活躍をしていました。その間もメンバーで同じ宿舎で寝泊まりをしながら「EDEN」のための練習も続けて来ました。この約1年の間、日本デビューに備えて準備をしてきましたが、自分たちが当初思っていたよりも時期が遅れてしまいました。でもその分、僕たちの中ですごく“やりたい!”という渇望する気持ちが膨れ上がったので、デビューの日を待ちながら一日一日を重ねて来ました。

テヒョン:前回のショーケースの経験を経て、自分たちのこういうところがまだ未熟だなと感じることがありました。例えば、日本語とか、音楽的なテクニックの部分もあります。そういった足りないと感じる部分を満たすのにこれまでの時間を使うことができたと思います。他の活動ももちろんありましたが、意味のある時間を過ごせたと思います。日本語の勉強や、それぞれ個人の活動もして来ましたし、個人の活動もまた僕たち「EDEN」のこれからの活動の助けになるだろうと思います。

―その昨年行った赤坂BLITZでのライブには、デビュー前にもかかわらず、多くのファンが駆けつけましたが、その当時どんな思いでしたか?

テヒョン:ただただ光栄でした。

ヒョンジェ:本当に驚きました。もちろん沢山の方が来てくれたということもあるんですが、年齢層が幅広くて、中学生ぐらいの子から年配の方まで沢山来てくださったことに驚きました。やっぱり日本は色々な文化に対してもオープンなんだなと、色々なことを見聞きして事前に知ってはいましたが、あの時本当に実感しました。

ヒソン:昨年あんなに沢山の方が集まってくれたことに対して本当に驚きました。音楽に対してこの人達はこんなにも情熱を持っているんだなと思いました。やっぱり僕たちアーティストというのは、音楽に対しての情熱がなくてはもちろんダメですが、それ以上に、その音楽を聞いてくれる人がいないとダメなんです。あの時、それを自分自身で実感することができて、とても嬉しかったですし、もっと頑張ってもっと沢山の方々にお見せして、お聞かせしたいというモチベーションに繋がったと思います。

テヒョン:2人が言ってくれたように昨年本当に沢山の方が来てくださって驚きました。沢山の方が本当に沢山の愛情を僕たちに向けてくださったので、そういった姿を見たことによって、自分たちの中でより欲が出て来ました。だから本当にもっといいものをお見せできるようにと準備をしてきましたし、ファンの皆さんがいるからこそ僕たちがいるんだと思ってこれまでの時間を過ごして来ました。有り難いことだと思いましたし、ファンの方々が本当に恋しかったです。

―当時も今回のデビュー曲を披露されていましたが、その時と今とで「Never Cry」への思いの変化などありますか?

ヒョンジェ:最初僕たちがこうやってEDENとして一つのチームになろうと団結したのもそもそもが大衆的な音楽・ROCKを皆さんに伝えていきたいというところからでした。この「Never Cry」という曲は、歌詞を見るととっても切なくて悲しい部分があったりもするんですけど、それを僕たちは“クール”に伝えたいなと思いました。ただ悲しいだけではなくて、皆さんが共感できて、ヒーリングにもなって、力にもなるそんな音楽にしたいなと思っています。この1年間練習を重ねてきたんですが、練習する度にこの「Never Cry」という曲を選んで良かったなと本当に思っています。もちろん、これが日本の皆さんにどのように受け取られるかは分かりませんが、期待半分・心配半分といったところでしょうか。まあ、でもうまく伝えられたらいいなと思います。

ヒソン:この1年間「Never Cry」という曲を練習してきて感じたことは、この曲は本当に飽きることがないんです。そういった意味で疑う余地もないと思っています。

テヒョン:もちろん1年前にレコーディングした時も一生懸命練習しましたが、その時よりもさらに僕たちがより深みのある「Never Cry」を皆さんにお届けできるんじゃないかと思っています。

―「Never Cry」は、一途に女性を愛し続ける歌詞ですが、皆さんは一途なタイプですか?

ヒョンジェ:テヒョン兄さんの心のような歌詞です(笑) テヒョン兄さんが比較的そういったスタイルなので、この曲はリーダーのスタイルです。

―お二人は違うんですか?

ヒョンジェ&ヒソン:ちょっと違いますね(笑)

ヒョンジェ:この曲は、愛している人がいたけど別れてしまい、その彼女に対してこうしてあげればよかったという一人の男の心残りの部分が込められています。よくあることだと思いますが、やはり曲には歌い手がこうしたいな、こうできればいいのに……と願う気持ちが盛り込まれていると思うんです。「Never Cry」の歌詞は、僕にはあまりそういう面がないので、願望として思ったりする部分もありますし、逆にテヒョン兄さんの場合は、もう一つのカップリング曲となる「Run to U」という曲にテヒョン兄さんのこうできたらいいな、こうしたいなという願望が盛り込まれていると思います。というのも、どちらかと言うと僕とヒソンは「Run to U」のような、思いのまま進むタイプなので(笑) そして、テヒョン兄さんは見守るタイプなので。だから恐らく僕たち二人が「Run to U」を歌う時の気持ちと、テヒョン兄さんが「Never Cry」を歌う時の気持ちが同じような感じになるんじゃないかと思います(笑)

テヒョン:そうですね……ファンの皆さんに「Run to U」のようなストレートな感じで来てもらえればと思います(笑)

―今後、自作曲も披露していく予定はありますか?

ヒソン:そうですね、していきたいです。なので、予定です!

テヒョン:「Run to U」は僕が作詞しました。

ヒソン:次のリリースの時には、テヒョン兄さんや僕、メンバーの作った曲を入れたいと思っています。

―日頃はどんな曲を聞きますか?

テヒョン:僕も以前から日本のアーティストにとても関心を持っていて、最近は特にMISIAさんとか、久保田利伸さん、Crystal Kayさん、あと昔から安室奈美恵さんの曲をよく聞いています。

ヒョンジェ:僕はブリティッシュロックが好きです。ジャズも子供の頃からずっと好きで自分自身もやってきた曲ですので、ずっと聞いていますが、やはりここ数年好きで聞いているのはブリティッシュロックが多いです。日本のX-JAPANも好きです。エネルギッシュなバンドが好きで、U2、COLD PLAY、Red Hot Chili Peppersなども聞いています。

ヒソン:今ヒョンジェ兄さんが言ったバンドは全部好きです。今、僕はロックというものをちゃんと学んでいくという段階なので、より多くのバンドや曲に接したいと思っています。それと同時に自分でギターを弾きながらコードを見つけて曲を作ったりもしているので、逆に楽な気持ちで聞けるアコースティックな音楽を聞いたりもします。また、たまにエレクトロニックミュージックにも関心を持ったりもします。本当に様々なジャンルの音楽を楽しんで聞いています。

ヒョンジェ:やっぱり僕たち3人ステージに立つと、ロックの血が騒ぐ感じがします! 僕たちにはやっぱりロックの血が流れているんじゃないかな。

ヒソン:そう、ロックを楽しみながら!でもその一方で、傷つきやすそうな感受性も持っていますよ(笑)

―それでは、最後に7月のデビューを心待ちにしている日本のファンの皆さんに一言メッセージをお願いします。

ヒソン:この1年という時間は本当に長かったなと思います。ずっと僕自身も待ち続けて来ました。ステージに立つ準備はもう完璧にできています。皆さんと会って通じ合って、楽しい事ばかりが待っていると思っています。ドキドキするし、緊張もしますが、それと同時にとっても嬉しいですし、興奮しています。早く7月が来て、この夏を謳歌できればと思っています。楽しみにしていてください!

ヒョンジェ:僕たち「EDEN」がついにスタートすることになります。どうやって僕たちのことを知ってくださったのか……いろいろあると思いますが、1年前のショーケースの時から待ってくださった皆さん本当にありがとうございます。そして、これから僕たちのことを知ってくれる皆さんへ、僕たちは隣の国の韓国から来ました。元々日本にとても関心を持っていましたが、今回「Never Cry」という曲を日本語で歌い、日本の方々にきっと好きになってもらえるだろうと思い、選んで準備して来ました。これからとても頑張っていきたいと思います。沢山の愛情をよろしくお願いします!

テヒョン:この1年間、ファンの皆さんを思いながら、ファンの皆さんのために一生懸命に練習をしてきました。本当に会いたかったです。早く会いましょう!!

■リリース情報
EDEN Debut Single「Never Cry」
2013年7月24日 Release

■関連サイト
EDEN Japan Official Site
レーベルオフィシャルサイト

記者 : Kstyle編集部、撮影 : 朝岡英輔