「嘆きのピエタ」チョ・ミンス、アジア・フィルム・アワードで人気女優賞を受賞

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写真=マイデイリー DB
香港で開かれた第7回アジア・フィルム・アワード(Asian Film Awards)で、映画「嘆きのピエタ」のチョ・ミンスが人気女優賞を受賞した。

18日午後、チョ・ミンスは香港で開かれた授賞式に参加し、受賞の喜びを味わった。

チョ・ミンスは、昨年キム・ギドク監督と初めて息を合わせた映画「嘆きのピエタ」で、韓国の主な映画授賞式で主演女優賞を総なめにした。ベネチア国際映画祭でも有力な主演女優賞の候補にノミネートされ、絶賛された。さらに、昨年11月にオーストラリアで開かれた第6回アジア太平洋映画祭(Asia Pacific Screen Awards)では、審査委員大賞に輝いた。

この日の授賞式で、韓国映画としては「悪いやつら」が主演男優賞(チェ・ミンシク)、助演男優賞(ハ・ジョンウ)、新人賞(キム・テギュン)、脚本賞(ユン・ジョンビン)など6部門にノミネートされ、「嘆きのピエタ」は監督賞(キム・ギドク)、主演女優賞(チョ・ミンス)など3部門に名を連ねた。

他にも観客動員数1000万人を突破したチェ・ドンフン監督の「10人の泥棒たち」が主演女優賞(チョン・ジヒョン、キム・ヘス)、撮影賞、編集賞など3部門にノミネートされ、「人類滅亡計画書」は視覚効果賞、ソン・ジュンギ主演の「私のオオカミ少年」は衣装賞にノミネートされるなど、多数の部門で韓国映画が名を連ねた。

アジア・フィルム・アワード(Asian Film Awards)は、アジア映画を対象にした映画賞であり、毎年3月、香港国際映画祭のイベントの一つとして開かれる。

第1回に「グエムル-漢江の怪物-」が作品賞と主演男優賞(ソン・ガンホ)、第2回に「シークレット・サンシャイン」が作品賞と監督賞(イ・チャンドン)、主演女優賞(チョン・ドヨン)、第3回に「グッド・バッド・ウィアード」が助演男優賞(チョン・ウソン)、第4回に「母なる証明」が作品賞と主演女優賞(キム・ヘジャ)、5回に「ポエトリー アグネスの詩」が監督賞(イ・チャンドン)、「哀しき獣」が主演男優賞(ハ・ジョンウ)、「ハウスメイド」が主演女優賞(ユン・ヨジョン)を受賞した。

記者 : ペ・ソニョン